2011年5月4日 山梨・甲府市太良峠西県道死体遺棄事件 

甲府の県道脇から女性遺体発見・ 首を締められ窒息死
2日午前10時半頃、甲府市上積翆寺町の太良峠西側の県道斜面に女性の遺体があるのを山梨県の男性職員が発見して上司が110番した。
県警は3日、司法解剖の結果、死因は首を締められたことによる窒息死だったとして殺人、死体遺棄事件と断定。甲府署に捜査本部を設置した。
女性は年齢が20代で身長159cm、小太りで茶色の髪が肩ぐらいまであった。 首にはひものようなもので締められた痕があり、うつぶせで布団にくるまれた状態で発見された。
上半身は背中が露出しており、着衣が乱れていた。 紺と白のチェック柄のミニスカートをはき、黒のハイソックス姿だった。
死後数日で、靴は履いておらず、足に荷造りなどに使うビニールひもが巻き付けられていた。 財布や携帯電話などの所持品は見つかっていないという。
発見した県職員は廃棄物の不法投棄のパトロール中だった。



2011年5月5日 被害者の女性の似顔絵を公開・甲府の殺人事件

甲府署捜査本部は4日、女性の身元を特定するため似顔絵を公開して情報提供を求めている。
捜査本部によると、女性は20代で身長約159cm。 髪は茶色で肩ぐらいまであり顔には擦り傷があった。 紺色の服にカーディガンを着ておりチェック柄のミニスカート姿だった。
遺体が見つかったのは、県道から約4km下の斜面。 周辺に争った形跡や血痕はなかった。 遺体は布団にくるまれた状態で靴が見当たらず別の場所で殺害されたとみている。
斜面の真上はガードレールが途切れた車の退避スペースになっており、この場所から遺棄したらしい。



2011年5月9日  死体遺棄容疑で女性の知人逮捕・甲府の殺人事件

甲府署捜査本部は9日、死体遺棄の疑いで知人の会社員A男容疑者(30)=甲府市住吉=を逮捕した。
捜査本部によると男は「山に遺体を捨てた」 と供述。 I男さんが死亡した経緯についても事情を知っている可能性があるとみて調べる。捜査関係者によると2人は数年前から交友があったという。
逮捕容疑は4月30日、甲府市上積翆寺町の山村に渡辺さんの遺体を遺棄した疑い。 A男容疑者は9日午前6時45分ごろ、甲府署に1人で出頭した。
甲府市内の書店で、4月30日にI子さんとみられる女性が若い男性と一緒にいる様子が店内の防犯カメラに写っていたことも判明。 捜査本部はA男容疑者と同一人物かどうか確認を急ぐ。