関東甲信地方は6月14日に梅雨入りとなったそうだ。
もうそんな季節かと思ったが、それでも平年より6日、昨年より5日遅いということだ。

前日に続き青空の広がった2007年6月17日。
この日を逃すと当分は青空の日に恵まれないかもしれない、ということでプチツーへと出てみることにした。

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薄い雲はあるものの天気はほぼ快晴。
初夏のような陽射しで木々も色鮮やかに輝いている。

午後12時過ぎ、牧丘町の林道を上る。
20分もすると標高も上がり.....
南東方向には塩山市街や綺麗な富士山の景色が広がった。

ゆっくり廻って1時間ほどで退出。
ここからは盆地の東側を時計回りに走って南へと向かうことにする。
が、その前に幾つかの道へと入ってみた。
名も知れぬ道。
どれも深い森に続く道ばかりだが、差し込む陽射しに輝く日溜まりがとても綺麗で印象的だった。
牧丘町からは県道38号で塩山市へ向かう。
が、このころから少々陽射しに陰りが見えてきた。
塩山市に広がる田園地帯。
塩山市のシンボル、塩ノ山も直ぐ目の前だ。
塩山市からは勝沼町方向へ。
勝沼ぶどうの丘を過ぎるころには午後3時を廻っている。
県道38号を更に南下。
県道38号からは県道34号へと入り、県道308号の上岩崎原交差点を突っ切る。
このころには塩ノ山も遙か後方へと移っている。
塩ノ山の向こうに見えるのは牧丘町や三富村方向。乾徳山を始め2000m級の山々が連なっている。
みさか道。
別名、御八境道ともいうらしい。
安直に考えれば御坂、八代、境川を結ぶ道だからだろう。
まぁ、複雑に考えてもそれ以外には思いつかないのだが。

この道はまだ出来て2年くらいだろうか。
以前はちゃんと四ツ沢大橋まで抜けられたのだが、なぜか再び工事中で現在は途中から通行止めになっている。
西側には山梨市方向。
肉眼ではもっと綺麗だったのだが、写真だと霞で上手く写らないのが残念だ。
富士急行の神有バス停。
ブドウ畑の広がる道にポツンと建っている。1日の乗降客は何人いるのだろう。
四ツ沢大橋。
橋を渡って右に曲がると直ぐに八代ふるさと公園で、左に曲がると稲山線のある稲山ケヤキの森へと続いていく。
ちなみに今回は真っ直ぐに進む。

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四ツ沢大橋からの景色はいいのだが.....霞で写らない.....
ちなみに上の写真の中央に写る台地状の場所が八代ふるさと公園の駐車場。公園入り口までは徒歩1分ほど。春には桜が美しく咲き誇る。
更に南へと進んで境川を目指す。
坊ヶ峯が見えてきた。
境川村に入ったところで脇道を上ってみた。
かなりの急坂の続く道で、途中からは右に左にと切り返しながらグングンと標高を上げていく。
背後に広がるのは中道町方向か?
が、結局は行き止まり。

近くの人に訊いたところ、以前は上の道まで続いていたらしい。
しかし現在では道そのものが消滅してしまい、以後は誰も通らなくなったということだ。

しかし上の道とは何処だろう。
場所からして県道308号か大窪鶯宿線かとも思うが今ひとつハッキリしない。
そのひとつ南の沢。
中道町へ入ったところで不動河原橋から東へと上ってみた。
藪こきというほど酷くはないが草道だ。
最終的に行き着いたのは.....
お堂の前。

バチが当たらない内に撤退撤退。
このあと数本ほど廻るも成果なし。
ということで国道358号から芦川村、市川三郷町方向へ向かうことにする。
国道358号の旧料金所跡
ここで県道36号へと右折。一路、旧三珠町へと向かう。
既に芦川沿いは以前に探し尽くしているが、それでも松原バス停前からの道を上ってみることにした。
が、結局は1キロも進まない内に行き止まり。
芦川に沿って県道36号を旧市川大門町方向へ。
草取りだろうか。
老婆が田圃で作業をしている。
三輪の自転車が可愛い。
三珠町の畑熊地区あたりの芦川。
前方の交差点は川浦交差点。
ここで左折して金川曽根広域農道へと進む。

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旧三珠町の川浦地区。
田園地帯の広がる長閑な風景だ。
旧市川大門町。
ちょうど大門碑林公園を過ぎた辺り。
旧市川大門町の印沢地区で適当な道へ入ってみた。
水なしの印川。
奥に走る道は県道4号.....か?
だいぶ標高が上がり.....
広がる景色。
が、不意に行く手を阻む柵。

ただこの柵は害獣防止用の柵で鍵はかかっていない。
入り口にも「害獣防止用なので開けたら閉めてください」との旨が書いてある。ということは入ってもいいということ...か?
おっと、これは狭い道だ。
幅は1m50センチから2mくらいだろうか。
両側が落下していて細い尾根道といった感じだ。

走る分には問題のない広さだが、この先が行き止まりだったらUターンが出来そうにない。

ということで、ここからは歩いて行ってみることにした。
ん〜、狭い.....
狭いながらも道は続いているが......
一歩間違えると10mくらい下の沢まで落ちそうだ。

こういった道は守備範囲外であり、君主危うきに近寄らず、ということで引き返すことにした。
再び元の道に引き返して今度は浅間神社の横を入ってみる。
が、こちらも程なく行き止まり。
そうこうしている内にも富士川大橋まで出てしまった。
富士川大橋は富士川に架かる橋で、渡ると増穂町の国道52号へと抜けていく。
陽が長くなったとはいえ日没寸前。
自宅を出て約8時間のプチツーだったがここで終えることにした。
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2007年06月18日 18:30 | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック
【コメント1】
土曜、日曜と天気が良かったのう。
水不足は大丈夫じゃろうか。空梅雨にならないことを祈りたいものじゃ。

投稿者:山中林造さん 87歳 2007年06月18日 18時31分
【コメント2】
まったくですね。
出かけるには晴れていた方がいいですけど、雨が降らないと困る人もいますからね。

投稿者:一応管理人 16歳 2007年06月18日 18時32分