2007年11月13日。

朝からの素晴らしい快晴。
陽射しに誘われて久々に白滝林道へ行ってみることにした。
ただこの日は18時から予定があるので、遅くとも17時までに自宅へ戻らなければならない。ということで自身としては珍しく早朝の10時35分に出発(早朝でもないか)。

午前10時41分
出掛けに近くのセルフスタンドでガソリンを入れると142円/l。
先月より6円も上がった。高くなったものだ。

午前11時05分

甲府バイパス(国道20号)を東進して向町交差点。
快調に飛ばして......と言いたいところだが、この日は何故か片っ端から信号に引っかかる。

午前11時22分

国道137号の若宮交差点。

右折すると新設された上黒駒バイパスで、真っ直ぐ進むと古くからある御坂みち。どちらも国道137号で途中で繋がるが、今回は右折して上黒駒バイパスから進んでみる。


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午前11時29分

上黒駒バイパスに架かる坂野橋(連絡橋)へ上ってみた。

多少の雲はあるがほぼ快晴。
空気も澄んでおり、振り返ると金峰山2595mや山梨市の笛吹川フルーツ公園がくっきりと見て取れた。


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午前11時45分

御坂トンネル手前にある駐車場。
ここは御坂トンネルが有料だったころ料金所があった場所だ。

気温は11度。
思っていたほど寒くない.....というか、厚着をして来すぎて少し暑いくらいだ。



午前11時53分

御坂トンネルを抜けて広がる富士山3776mと河口湖。
出掛けにライブカメラを観たら少し雲がかかっていたのだが、この分なら心配なさそうだ。

午後12時10分

河口湖野猿公園前を抜けて浅間神社へ到着。
白滝林道はここか、その約100mほど南にある河口浅間神社前交差点を東へと入っていく。


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午後12時21分

白滝林道の起点。
ここへ来るのは3年前のオフ会以来だ。
その時には深さ50センチ、場所によっては1m近くある深い段差が路面のあちこちに出来ていた。
当時は「4輪では無理だろう」と思えるほど酷い状況だったが、噂では随分と整備されたという。
さてさて、この3年の間にどのように変わったのだろうか。

午後12時40分

暫くは舗装路が続く。
道は至って平凡だが、南西側に広がる富士山や河口湖を見ながら上っていく。

午後12時50分

母の白滝との分岐点で、ここからは未舗装路になっている。
白滝線は左へと折れていくのだが、真っ直ぐに進むと約500mで
←母の白滝へと行き着く。

ただ車輌はここで行き止まり。
滝の左手前には小さな社(母の白滝神社)が建っており、ここからは三つ峠1785.2mへの登山道が上っている。

午後12時56分

なお当日の同地点には「この先のゲートは閉まっています。通り抜けできません」の看板が立っていた。
進入禁止ではなく、通り抜けできませんの文字に、んじゃ通る分には構わないのね、と勝手に解釈。まぁ、ウマも横に外されていることだし、と上ってみることにした。

午後1時06分

ガタゴト......ガタゴト.....
いや、ガタゴトもしないほど綺麗な未舗装路。

午後1時16分

ひとつめの分岐点。
右の道は100mほど上ったところで行き止まり。
本線は左へと進んで行く。

午後1時21分

そろそろ中盤に差し掛かってきた。

ん〜、しかしなんか変だ。
何処まで行っても綺麗な未舗装路。
ウワサ通り、相当に大がかりな整備をしたようだ。

午後1時32分

中盤を過ぎたころ現れる広い空き地。
ここからは、ふたつめの分岐道が右へと延びている。
ただこちらの分岐道も短い。
200mから300mほど進むと母の白滝から延びてきた登山道へ繋がって終わる。

午後1時41分

もう随分と上ってきた。
標高も上がって対面の山の稜線も近づく。

午後1時50分

さてひとつの指標となる場所へとやって来た。
ここには大きな鉄塔が建っており、右手には綺麗な富士山が広がっている。
特徴的な場所なので、行ったことのある方なら覚えているのではないだろうか。


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午後1時50分

ここから暫くは各所で素晴らしい景色を見ながら進んで行く。
足下の河口湖はもちろんのこと、遠くには富士吉田市や西湖方面まで広がり非常に爽快だ。


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午後2時15分

そろそろ終点が近づいてきた。

午後2時35分

最後は西川新倉林道へと出て終わる。

ん〜、しかしなんだかなぁ。
以前は走るのも大変だったのに、今やすっかり整備されて普通の林道になってしまった(というか普通より走りやすいくらい)。大荒れの名物林道が無くなってしまった感じで、いいのか悪いのか、ちょっと複雑な気持ちだ。

午後3時10分

さて終点を左へ進むと三つ峠登山口方向で、右に曲がれば新倉方向となる。
新倉方向へ進めば至る所で河口湖を見下ろせる。またその西方には西湖があり、更にその先には青木ヶ原の樹海を通して本栖湖(写真右の右上)も薄っすらと見て取れる。

午後3時45分

最後は天下茶屋の建つ御坂峠へと上ってみた。
書くまでもなく、太宰治が天下茶屋へ逗留中「富士山には月見草がよく似合う」と詠んだ場所だ。

山梨では非常に有名な峠だけに、一息ついていた僅か30分ほどの間に何十台という車輌が上ってきては写真を撮っていた。

午後4時25分

国道20号で再び甲府へ。
石和へ入ったあたりでちょうど日没。
で、実はこのとき真後ろにパトカーが居て、なんとも走りにくかったりする。

午後4時48分

甲府市のメインストリートである平和通りの県庁前交差点。
正面に見えるのが甲府駅だ。

自宅への帰着は午後4時56分。
なんとか予定していた午後5時前に着くことが出来た。
自宅を出て6時間ちょっとのプチツーだったが、天気に恵まれたのが幸い。短いながらも最高の林ツーとなった。

しかし早いもので11月も中旬である。
冬季閉鎖まで残り僅かとなってしまったが、この先も秋晴れが続くことを期待したいものである。

(了)