朝から気持ちの良い青空となった2008年1月17日。
久しぶりに山宮町の「武田の杜」へと行ってみることにした。

甲府市中心部から武田の杜へ行くには、大きく分けて和田町側と山宮町側から上る方法がある。一般的には和田町側から上る人が多いと思うが、今回は自転車なので、より交通量の少ない山宮町側から上ることにした。

午後2時34分
山宮町は甲府駅から直線距離で北西へ約4キロの場所に位置し、周囲には田園風景の広がる静かな住宅地だ。
山宮町側からは山宮団地から続く片山林道から上っていく方法もあるが、今回は千代田霊園入り口から白山峠へと上っていく。

現在地マップ 写真に戻す

午後2時40分

山宮町の坂を上る。
道のりとしては僅か2キロ半くらいの距離でしかないのだが、自転車では厳しい上り坂が続く。

午後3時00分

南側に広がる甲府盆地を見つつ片山林道へ到着。

片山林道は2キロ強の短い林道で全線舗装。
山宮団地の東側から上ってきた道がここに繋がっている。
上って来るには団地内の迷路のような道を廻る必要があり、下るのは簡単だが上って来るのは難しいという林道だ。

午後3時04分

お馴染みの見晴台に到着。

僅かに雲はあるが快晴。
南側にはパノラマとなった甲府盆地が広がっている。

写真下のパノラマ拡大

午後3時06分

境川村の坊ヶ峯。
直線距離で13キロというところだろうか。
標高が394mなので、こちらよりも低く見える。

坊ヶ峯の拡大


午後3時18分

武田の杜入り口へ到着。
ここを上ると1キロほどで「武田の杜」駐車場へと至るが、その前に折角なので千代田湖へ行ってみることにした。

といってもこの約100mほど先が白山峠で、その直ぐ先には千代田湖の湖面が広がっている。

午後3時21分

やはり冬だからということだろうか。
いつもは釣り人で賑わっている湖だが、この日は珍しく人影もなく閑散とした湖面が広がっていた。

午後3時34分

千代田霊園入り口から上り始めてちょうど1時間。
武田の杜の駐車場へ到着。

午後3時37分

ここからは素晴らしい景色が広がる。
逆光となってしまうのが惜しいところだが、それでも当日は空気が澄んでいたので遙か先まで見ることができた。

写真上のパノラマ拡大 写真右の拡大

午後3時50分

さて10分ほど休憩して武田の杜を散策。
ただ軽車両を含め車輌はここまでしか入れないので、ここからは徒歩で進んで行く。

午後3時52分

が、なんと当日は工事中ということで通行止め。
仕方がないので、予定を変更して大宮山(片山)へ登ってみることにした。

2005年4月19日

ちなみにこの先の遊歩道はこんな感じ。

2005年4月19日

遊歩道にはそれぞれに、春の道、夏の道、秋の道、冬の道、どんぐりの道、しらかばの道、その他もろもろの名前が付けられており、その延長は約20キロにも及ぶ。
ただ31ヶ所にそれぞれの位置を示す案内板が設けられているので道に迷うようなことはない。

2005年4月19日

奥に進むと展望台があり甲府盆地を一望することもできる。

2005年4月19日

更に奥へ進めば、、、、

2005年4月19日

野鳥観察小屋も建っている。
ちなみにここまでの距離は約1.2キロ。
野鳥観察小屋がほぼ西端にあたり、ここからは西から北へと廻っていく。

2005年4月19日

山なのでもちろん多少の起伏はあるが、息が切れるというほどではなく、綺麗に整備されているので気持ちの良い遊歩道だ。

武田の杜の遊歩道マップ

午後4時00分

さてここからは大宮山の山頂へと登っていく。
登るといっても裏手なのでアッという間に登れてしまう距離だ。

なみに登り口は幾つかあるが、今回は自由広場の横から登っていくことにする。

午後4時07分

道筋では盆地が広がる。

午後4時10分

登り始めて10分で大宮山665.2mの山頂へ到着。
山頂は広い台地状に切り開かれており、ここからは360度の景色が広がる。

北側の正面は曲岳1642.4mと茅ヶ岳1708.6mだろうか。
左手には八ヶ岳も顔;を覗かせている。

写真上のパノラマ拡大

午後4時15分

山頂の南東側には盆地からも見える大宮山の展望台が建っている。
展望台に上れば富士山を始め、盆地や南アルプスの山々まで一望だ。

写真下のパノラマ拡大

午後4時18分

日没間近。
盆地の西側半分は既に陰の中へと入っている。

陽が落ちると気温は急速に下がっていく。
少し早い気もしたが、今回はここで切り上げて自宅へと戻ることにした。


(了)