甲府市に満開宣言が出てから3日。
前回の舞鶴城公園に続き、お花見に出てみることにした。
午後4時25分
いつものように荒川サイクリングロードを南進。
午後になって急速に晴れたが、午前中は春の嵐のような強い雨。
その影響だろうか、荒川の水嵩が普段より多く感じた。
高畑3丁目の沼川河川公園。
沼川河川公園は荒川の西岸と沼川の東岸に挟まれた何処にでもあるような公園だ。
特に桜の名所となっているわけではないが、南北100ｍくらいに渡って多くの桜が植えられている。
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一部では既に花が舞い散っており、或いは当日が最盛期だったかもしれない。
新平和橋付近で荒川と合流することになり、荒川サイクリングロードからも仕切りの水門がよく見える。
東岸に比べると人けが少なく静かな公園だ。
再び荒川サイクリングロードへ戻って桜づつみ公園へ。
その名前の通り、荒川の堤に沿って長く延びる公園だ。
荒川サイクリングロードに沿って桜の並木道が続く。
横に張り出した枝ぶりが見ごとだった。
国道358号は甲府市のメインストリートである平和通りへと続く道。
このため絶えず多くの車が行き交っており、騒音で風情がないのが欠点だ。
午後5時2分
少々陽射しが傾いてきた。
ペースを上げて小瀬スポーツ公園へ向かうことにする。
小瀬スポーツ公園までは約1.5キロ。
距離的にはそれほど離れていないのだが、当日は7ｍから8ｍの強い風。瞬間的には10ｍ以上の強風でなかなか進まない。
小瀬スポーツ公園へ到着するころには既に西日となっていた。
いつもは正面の北側から入るのだが、今回は廻り込んでいる余裕がないので西側から入ることにする。
まぁ、どうでもいいことだけど.......
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と書きたいところだが、実際には少し遅かったようだ。
当日の最高気温は12.8度。
花冷えといったところだろうか。一昨日まで20度前後の暖かい日が続いてきたので肌寒ささえ感じた。
到着から約20分。
短い時間だったが、日没も間近なので切り上げることにした。
風は相変わらず強かったが朝からの晴天に恵まれた。
2日連続となるが、前日に続いてお花見へ出てみることにした。
まず最初に向かったのは八代町の「ふるさと公園」。
増穂町の大法師公園と並び、甲府市周辺では桜の名所と言っていいだろう。
付近一帯には桃畑も広がっており、早い木によっては花が付き始めていた。
八代ふるさと公園へ到着。
標高は380ｍ前後だろうか。
それほど高くはないが、公園の高台からは盆地を見おろせる。
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ここには昭和初期に植樹されたという甲州蚕影桜が立っている。
枝ぶりの非常に見ごとな桜だが、こちらの咲き具合も7分から8分咲き。完全な満開となるのは週末くらいだろうか。
到着から約1時間。
ここからは御坂町の花鳥山へと向かうことにする。
花鳥山の一本杉へ到着。
本来は県道36号側から入ってくれば簡単なのだが、あいにく一帯では大規模な道路工事を行っている。
何処を上っても工事現場に出てしまい、ここまで来るのには四苦八苦させられた。
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その手前の大きな橋は御坂みちの四ツ沢大橋。その奥の鉄塔群は坊ヶ峯のテレビ塔だ。
咲き方としては6分から7分咲き。やはり満開となるのは週末か、或いは週を明けてからになるだろう。
ちなみに手前の茶色い部分は桃畑。
標高の低い場所では花を付け始めている桃の木も、この辺りではまだツボミの状態だ。
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お花見台からは桃畑を通して盆地を一望する。ただ当然のことながら花は全く咲いていなかった。
最後は県道305号へと出て、石和町から家路へ就くこととした。
| （了） |