2008年06月13日 梅雨の中休みといったところだろうか。 雲は多めだが、久々に陽射しが戻ってきた。 午後12時40分 少々出遅れた感はあるが、いつものように敷島町の裏道を通って韮崎市へ向かうことにする。 |
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午後1時13分 さてどの道から行こうか。 道の駅「にらさき」に到着して暫し塩川の川辺で地図を眺め見る。 今回は珍しく行き場所を大和林道と決めている。 この林道は林道仲間の若おじさんから教えてもらった林道で、北杜市の大門ダムの先から上っていく。 国道141号を使えば大門ダムまでは一直線なのだが、国道を走るのでは面白みが少ない。 とはいえ塩川の先に見える八ヶ岳には雲がかかっている。これからその方向へ向かうことになり、西へ向かうにつれ天気が悪くなりそうだ。
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午後1時27分 5分ほどして道の駅を出発。 市町村道から行くことも考えたが、結局は国道141号を使うことにしてバイクを北へと走らせる。 右手には金ヶ岳と茅ヶ岳。 その手前には水田の緑が綺麗に広がっていた。 |
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午後1時53分 道の駅「南きよさと」。 裏山は花の森公園となっておりリフトカーと繋がっている。 八ヶ岳を眺め見るには絶好の場所ということだが、リフトカーが有料なので乗ったことはない。ちなみに料金は往復300円だそうだ。 |
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午後2時12分 大門ダム入り口。 道の駅でパンフレットを入手して出発。 大門ダム入り口までの距離は約1.6キロしか離れていないのでアッという間に到着だ。 |
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午後2時17分 大門ダムへ到着。 大門ダムは大門川を堰き止めて造ったダムだそうだ。 ダムの堤高は65.5mで堤長は180m。 1968年に着手して1987年に竣工した多目的ダムであるという。 遮水には様々な工夫がなされ、その技術に対しては土木学会技術賞が贈られたそうだ。 ダムの南側は小さな公園となっており、ここには各種の案内板や技術賞の石碑、それに標高906.6mという杭が立っている。
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午後2時37分 ダム湖の名称は清里湖。 清里高原に由来するそうだ。それほど巨大というほどではないが北から東へと長く続いている。 さてここからは大和地区へ向かうことにする。 道はダムに突き当たった場所で二又に分かれ、左へ進むと国道へ戻ってしまうので右折してダム上の道へと進んで行く。 |
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午後2時40分 ダム本体はこんな感じ。 左側の一段高い場所に建つのがダム管理棟。 その上には八ヶ岳が顔を覗かせている。 |
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午後2時50分 ダムからの道は、ダムの南東に位置する1087.5m峰を巻くようにして東へと下っていく。きわだって景色の良い道ではないが、時おり木々の間から甲斐駒ヶ岳が顔を覗かせる。 ダムから約2.6キロ。 分岐道の先になにやら人工物が建っていた。 遠目にはなにかの通路のようにも見えるが、どうやらダム発電施設への水送管のようである。 |
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午後2時52分 せっかくなので水送管まで行ってみた。 と、目の前には巨大な八ヶ岳。その下には清里高原道路の八ヶ岳高原大橋も見て取れる。 ちなみに八ヶ岳高原大橋の長さは490mで高さは110m。 川俣渓谷を一気に跨いでいく大橋で、橋上では八ヶ岳や富士山など素晴らしい景色が広がっている。 残念ながら橋上は駐車禁止だが、直ぐ先には専用の駐車場が設けられており、多くの観光客が徒歩で橋を渡っていく。 |
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午後2時55分 なお水送管からは未舗装路が下っている。 道幅は約1.5車線ほどだろうか。 路面には車輌の通った跡があり、雰囲気的には何処かへ抜けられそうだ。 ただ既に時刻は午後3時近くになっている。 この道は時間があったら帰りに寄ることにして、その場はひとまず水送管をあとにした。 |
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午後3時05分 さて大和地区へとやって来た。 大和地区は田園地帯の広がる典型的な農村地帯だ。
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午後3時17分 枝道へ入って林道大和線へ。 大和線は約2.9キロの林道で、途中からは約1.3キロの支線が延びている。 どちらもピストンだが、その殆どが未舗装路のまま残されている。 |
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午後3時35分 が、大和線の入り口は一面の深い草道。 看板がなければ、道があることにさえ気がつかないかも。 |
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午後3時45分 景色ゼロの道をトコトコと進む。 |
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午後4時05分 途中からは草を掻き分けながら進む。 |
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午後4時11分 ん〜、何処から何処までが道なのやら....... |
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午後4時17分 やっと草道を脱して広い道へ。 景色はないが、道幅が2車線弱くらいあるので割と快適だ。 |
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午後4時19分 と、思ったら再びの草道。 蜘蛛の巣があちこちにあり、顔に絡まってくるのが厄介だ。 |
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午後4時21分 T字路を右折。 実は左へ曲がると程なく来た道へとショートカットしていく。 |
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午後4時25分 自衛隊顕彰碑の建つ分岐点。 直進的に進むと大門ダムの直ぐ東側へと行き着くが、本線は右へと切り返していく。 |
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午後4時40分 景色のない道を淡々と進む。 |
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午後4時53分 切り通し道。 左右の土壁が尾根になっており、切り通し道を過ぎると山の反対側へと抜けていく。 |
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午後4時54分 山の裏側へ出ると目の前に八ヶ岳。 その手前側は大泉村のようだ。 |
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午後14時58分 山の裏側へ出た道は尾根直下を稜線に沿って西へと進む(手ブレでボケボケ)。 |
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午後4時59分 終点へ到着。 終点は20m四方の空き地になっている。 木々に囲まれているので景色的には乏しいが、北西側に立つと八ヶ岳や国道141号を僅かに望める。 なおバイクはここまでだか、空き地の先端から約5分ほど歩くと3層の見晴らし台が建っている。 |
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午後5時10分 見晴らし台の最上階まで登ると甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、富士山、八ヶ岳などの山々が連なり、その下には韮崎市、武川村、白州町などの町並みが広がっている。 当日は残念ながらやや陽が陰ってしまったが、晴れた日ならもっと素晴らしい眺望を見られることだろう。 |
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午後5時47分 見晴台で30分ほど休憩したあと、自衛隊顕彰碑から分岐する支線へと入ってみた。 支線の道幅も約1.5車線ほど。 本線と同じく草道になっており、場所によっては背丈ほどもある草を掻き分けながら進んでいく。 |
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午後6時2分 最後は鉄網の張り巡らされた場所で行き止まり。 終点の直ぐ先には大門ダムが見えている。 恐らくこの真下はダムから大和地区へ向かう際に通った道と思われるが、下っていく道はなさそうだ。 |
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午後6時22分 日没寸前だが、最後の1本として水送管からの未舗装路を下ってみることにした。 |
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午後6時29分 最初は開けた気持ちの良い道なのだが、奥に進むにつれ山の狭間へと入っていく。 |
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午後6時35分 結局は約1.3キロほど進んだ空き地で行き止まり。 空き地の広さは10m四方ほどだろうか。周囲は山に囲まれておりなにもない場所だ。 |
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午後6時50分 再び大和地区へ。 既に日没を過ぎており、周囲も薄暮に包まれている。 ここからは県道605号を南下して小倉地区へ向かうことにする。 |
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午後7時10分 小倉地区の水田地帯(手振れでボケボケ)。 |
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午後7時20分 ウロウロしながら明野町まで戻ってきたが、そろそろ町灯りが目立つようになってきた。ここからは一気に帰路へ就くことにする。 |
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午後7時38分 農の駅「双葉」。 ここまで来ると自宅までは約20分ほどの距離だ。 約5分ほど休憩して出発。 |
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午後8時6分 県道6号へと出てセルフスタンドで給油。 1リッターあたりの価格は164円。 7リットルちょっとの給油だったが、1000円札1枚で満タンにならないのにはちょっと驚いた。バイクなのでガソリン代の高騰もそれほど気にはならないが、いったい何処まで上がるのだろうか。 このあと近くのスーパーでレギュラーコーヒーを購入して帰宅。 帰着したのは午後8時半を少し廻ったころだった。
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