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440 2008年初春。そろそろ梅の季節ということで 
2008年03月11日 

前回の敷島総合公園から半月。
そろそろ梅の花も満開を迎えるころでは?ということで再び敷島総合公園へ行ってみることにしました。
いつものように荒川サイクリングロードから敷島総合公園を目指します。


スミマセン。忙しくてページを作っているヒマがありません。やっつけ仕事なので適当に読み飛ばしてください ^^;

荒川サイクリングロードの終点となる金石橋。
対岸は旧敷島町(現在は甲斐市牛句)で、同一帯が甲府市の最西端にあたります。

金石橋は県道7号と対岸の県道101号を結びます。
金石橋を渡らずそのまま北へ向かうと昇仙峡へと続きますが、今回は金石橋を渡って旧敷島町へと進みます。

県道101号の敷島総合公園入口交差点。
敷島総合公園へはこの交差点を右折して敷島台へと上ります。

当日は偶然にも観光バスが上っていくところでした。
この季節になると敷島総合公園を立ち寄り場所にしたバスが数多く行き来しています。

敷島総合公園は標高420m前後の高台に造られた公園です。
道筋では南西側に甲府盆地が広がりますが、県道101号から敷島総合公園まではずっと上り坂が続くので自転車では少々大変です。

道沿いにも梅が植えられています。
種類により咲き具合はまちまちですが、早いものではそろそろ見ごろです。

敷島総合公園の入り口へ到着。
同地点には「←敷島総合公園運動場」という看板が出ており、県道101号からは一本道なので道を間違えるような心配はありません。
距離的には約1キロほど。車なら1、2分もあれば到着です。

なお敷島総合公園は同地点を左折しますが、そのまま真っ直ぐに進むと敷島総合公園の北側に位置する梅の里公園へと行き着きます。
梅の里公園もその名前の通り数多くの梅が植えられています。
鑑賞用の梅としては敷島総合公園の方がメインとなりますが、隣接しているので梅の里公園へも足をのばしてみては如何でしょうか。

敷島総合公園へ到着。
敷島総合公園は球技場を付設した約10ヘクタールほどの公園です。
園内には球技場や芝生広場、遊具広場などを備えており、梅園はその球技場の南側緩斜面に広がります。

標高的には420m前後といったところでしょうか。
南東側には駐車場を通して富士山がぽっかりと浮かんでおり、南西側には南アルプスの山々や南アルプス市の町並みが広がります。


敷島総合公園と梅の里公園の園内マップ

さて梅はどうでしょうか。
ん〜、それほど満開というほど咲いていないですねぇ。
もう満開に近い状態では?と思って来てみただけにちょっとがっかりです。
しかしせっかく来たので梅園へ下ってみることにします。

梅園へ下ると直ぐに目に付く垂れ梅。
割と咲いているように見えますが、それでも7分咲きくらいでしょうか。
3月初旬には満開となっていることもあるのですが、今年は例年に比べても遅い気がします。

満開までにはいま一歩。
カメラにマクロ機能がないのでアップはこれが精一杯です。

最も咲いているのは前回にも見ごろとなっていた東屋付近の紅梅。
8分咲きくらいになっており、こちらは既に見ごろです。

後方を振り向くとこんな感じ。
東屋の建つ付近が梅園のほぼ南端となっており、ここからはもうひとつ西側にある梅園へと行ってみることにします。

西側の梅園、といっても遊歩道で繋がっているので30秒も歩くと到着です。

西側の梅園で一際目に付く垂れ梅。
咲き方としては6分から7分咲きくらいでしょうか。

梅園の西側斜面に登ってみました。
最初の梅園は正面の起伏の向こう側にあり、左手上部に見える高台が駐車場です。
県内ではトップクラスの梅園ですが、広さとしてはそれほど広大というわけではありません。
ゆっくり歩いても15分もあれば廻れてしまいます。

上部から見るとこんな感じ。
紅梅は見ごろとなっているものの、白梅は垂れ梅を除くと5分から6分咲き程度。
全体が満開となるまでにはまだ多少の時間がかかりそうです。

さてここからは矢木羽湖のある梅の里公園へ行ってみることにします。

車での行き方は二通り。
先ほどの敷島総合公園入り口の道まで戻っても構いませんが、駐車場をそのまま突っ切っても矢木羽湖へと続く道に出られます。

矢木羽湖へとやって来ました。

矢木羽湖は昭和14年に農業用の貯水池として造られた人工の溜め池です。
以前は後沢ため池などと呼ばれていましたが、現在は周辺の整備が進んでいつしか矢木羽湖という立派な名前になりました。
1周しても約900mほどという小さな池ですが、湖畔には様々な名前の付いた遊歩道が設けられており、休日には多くの人々が憩いの場として集います。

咲き具合としては7分咲きといったところでしょうか。
白梅が主体なので敷島総合公園のような艶やかさはありませんが、白梅の咲き方としてはこちらの方が少し早い気がします。

梅園の遊歩道を登ると梅の花を通して矢木羽湖を見おろします。

ちなみに周辺に植えられた梅の木は約1200本。
場所によっては梅の花のトンネルとなっているところも見られます。
桜では時おり見かけますが、梅の花のトンネルというのは珍しい?ように思えます。

梅園の上部には展望台が設けられています。
展望台からは敷島総合公園を通して富士山を見ることができ、ここからの景色は新富嶽百景になっています。

再び矢木羽湖へ。

当日の最高気温は21度という4月下旬並みの暖かさ。
厳冬期には影を潜めていた釣り人の姿も数多く見られました。

矢木羽湖は梅の名所と同時に桜の名所でもあります。
今はまだツボミさえ見られませんが、次回は桜の咲くころにでも再訪してみたいと思います。
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