臨時館 No.03    桜の開花状況〜 / 舞鶴城公園、小瀬スポーツ公園、御坂路さくら公園、若草町浅原
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2004年3月31日、前日までの雨も止み快晴となったので桜を見に行ってきました。
出かけた先は甲府駅の直ぐ近くにある舞鶴城公園、甲府の南東に位置する小瀬スポーツ公園、国道137号沿いにある御坂路さくら公園、の3公園と、番外として若草町浅原で桜並木の続く県道118号。いずれも桜の名所として知られている場所です。
                                                            

舞鶴城公園
舞鶴城公園は甲府市の中心部にある公園で、甲府駅の南東に位置します。駅からなら歩いて数分で着けるという手ごろさもあり。桜の咲く季節には多くの見物客で賑わいます。当日は25.2度という全国一の暖かさで汗ばむような陽気でした。
舞鶴城公園の南側入り口です。舞鶴城の正式名称は甲斐府中城と言いますが、城郭の形状が羽を広げた鶴に似ているため江戸時代から既に舞鶴城と呼ばれていたそうです。
開花状況はほぼ満開です。園内では早くも席取りを始めている人々もいて平日にもかかわらず休日以上の人出で賑わっていました。時間的には午後1時くらいでしたが仕事の方は大丈夫なのでしょうか(←他人のことは言えないだろ〜)。
城郭の上に立つのは謝恩塔です。明治時代に被った大災害の折りに天皇より山林を賜り、その記念碑として建てられたそうです。建築から既に80年以上も経ちますが舞鶴城のシンボルとして屹立しています。
本丸まで上ると甲府市の中心部を一望することができます。写真右は舞鶴城の南側を望んでおり、正面には今回、公園へと入るために使った遊亀橋、その右手前の建物が管理棟でトイレもここに備わっています。今年になって稲荷櫓が建てられましたが撮影するのを忘れました ^^;

小瀬スポーツ公園
小瀬スポーツ公園は甲府駅の南東、約5キロの距離に位置します。スポーツ公園という名称の通り、園内には野球場やサッカー場を始めとした数多くのスポーツ施設が整っています。
開花状況は舞鶴城公園と同じくほぼ満開です。
公園は蛭沢川によって東西に分かれており、東側には陸上競技場やサッカー場、西側には野球場や武道館といった施設が建ち並びます。両者は数本の橋で繋がれており、川沿いには桜並木が続きます。トンネルと化した桜は見事でした。
駐車場は第1駐車場から第5駐車場まであり、合計2031台分が用意されているそうです。しかし当日の人出は物凄く、公園正面の第1駐車場に至っては完全に埋まっている状態でした。土日では停めるのも難しいかもしれませんね。
写真左の奇妙な建造物は陸上競技場の前にある巨大な水時計です。ただし注意書きとして「完全に正確な時間ではない」という表示板が出ていますのでお気をつけを。
並木道には縁日さながらの屋台も出ています。たこ焼き、イカ焼き、おでん、焼きそば。メニューは一通り揃っていますが、買わなかったので味の方は分かりません ^^;
敷地のほぼ中央には時計台が立っています。時計台の南側はモニュメントやベンチのある広場となっており、ちょっとした憩いの場となっています。酒杯を上げる人や歌を唱う人。子供たちがはしゃぎ、その横で老人が桜を仰ぎ見る。老若男女がそれぞれの表情を見せていた公園でした。

御坂路さくら公園
御坂路さくら公園は東八代郡御坂町にある公園です。国道137号から車で約2分。園内にはソメイヨシノを始めとした約2000本の桜が植えられているそうです。
御坂路さくら公園は御坂町の上黒駒という地区にありますが、標高としては甲府よりも600mほどは高いでしょうか。まだ無理かな?と思っていったのですが案の定こちらはまだツボミ。公園内に1本だけ咲いていたのは「オカメザクラ」という種類の桜だそうです。公園には人影もなく、小瀬スポーツ公園とは対照的でした。
公園は小高い山へと続いており、最上部には「さくらのやま展望台」の芝生広場が広がっています。試しに上ってみましたが数本の桜が咲いているだけでした。山全体が色づくまでにはまだ暫くの時間がかかりそうです。

若草町浅原の県道118号
中巨摩郡田富町と中巨摩郡若草町を繋ぐ橋として釜無川に「浅原橋」が架かっています。浅原橋を渡って西進していくと桜並木が数百メートルに渡って続いています。この道もなかなか見事なのですが、ん〜、まだちょっと早いかな?
甲府の桜は週末(4月3日)くらいまでが見ごろだそうです。天気が余り良くないという予報も出ていますが、なんとか晴れてくれることを期待したいところです。
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