トップへ戻る 臨時館へ戻る
臨時館 No.11  〜2005年初春 県道36号沿いの林道へ行ってみました〜
走行日:2005年03月21日
4月中旬並みの暖かさとなった3月21日。綺麗な青空のもと、県道36号沿いに点在する林道へゲートと積雪の確認に行ってみました。

まず中道町から国道358号へ入り、上九一色村経由で県道36号(写真上)へと曲がります。
最初に向かったのは芦川村の鶯宿中芦川線。鶯宿中芦川線は開設中の林道で、完成すると6350mの完抜林道となる予定です。

県道36号から約2.8キロほど上って鶯宿中芦川線の入口へと到着。右へ進むと鍵掛峠ですが真っ直ぐに進みます。

鶯宿中芦川線は常に谷側の開けた開放的な林道です。この林道にゲートはありません。また開設工事中ということもあり全線除雪済みとなっています(鶯宿中芦川線については後日アップする予定です)。



さて次に向かったのは大窪鶯宿線。
こちらも除雪されており雪は全くありません。というより、法面にも一片の雪もないので、除雪というより既に溶けてしまったという方が的確かもしれません。



ただし残念ながらゲート閉鎖。
もちろん入りませんでしたが、このゲートは左横から入れてしまいそうです。なおゲートから鶯宿峠までは1〜2キロの距離。その先へ歩いて行ってみたのですが、だいぶ先まで雪はなさそうでした(冬季閉鎖解除は4月26日)。



さて再び県道36号から芦川村役場前(写真右)を通って次は水ヶ沢線と蕪入沢上芦川線へと向かいます。



ご存知のように、蕪入沢上芦川線は県道36号の1番東側突端を真っ直ぐに進みます。こちらは暫く進むと周囲の山々にはまだ白い雪が残っていました。

ただ山の斜面や道横には残雪はあるものの、走行路面は完全な除雪済みです。

ほどなく旅館「深雪温泉」の広大な駐車場へと到着。正面の右手には山梨百名山の黒岳(1792.7m)。左手にはこれまた山梨百名山の釈迦ヶ岳(1641m)。その真ん中には水ヶ沢線から分岐後の蕪入沢上芦川線がクッキリと見えています。



ほどなく水ヶ沢線との分岐点へ到着。
蕪入沢上芦川線側は除雪されていますが、水ヶ沢線側は入口から積雪路となっています。

積雪量は入り口付近で10センチといったところでしょうか。
今回はチェーンを持っていかなかったので入ってはいませんが、この先は標高をどんどんと上げていきます。最終的な標高は1500m前後に達しますので、積雪量も20センチ近くになるかもしれません。なお水ヶ沢線にゲートはありませんが、入口にはユルユルにタルんだチェーンがかかっています。

今年の冬季閉鎖解除は4月15日。水ヶ沢線は新道峠の直下まで続いており、峠からは河口湖や富士山など素晴らしい景色が広がるそうです。



一方の蕪入沢上芦川線は日向坂峠(どんべい峠)まで除雪されていますが、峠でゲート閉鎖です(冬季閉鎖解除は4月26日)。

その先へ少しだけ行ってみましたが、御坂町側(日向坂峠から先は御坂町)は積雪路となっていました。積雪量は大したことはありませんが、カチカチに凍っており殆どスケートリンク場並みの状態です。



最後は県道36号で鳥坂峠を越えた八代町の大口山線。こちらはゲートも積雪もなく、最終地点まで問題なく走れます。
今回のちょいツーで廻った最高地点は日向坂峠(蕪入沢上芦川線)の1450m前後。路面の雪は完全に除雪されており、法面や斜面の雪も殆どが10センチ程度でした。陽の当たり方によってバラつきはあるものの、このまま暖かい日が続けば、4月の初旬過ぎには斜面の雪も殆どの場所で溶けてしまうのではないでしょうか。
トップへ戻る 臨時館へ戻る