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277 臨時館No.19 2006年4月 桃咲く、桜満開
(一宮町の花見台、廣徳禅寺、御坂路さくら公園、金川の森)
出かけた日:2006年4月17日(月)
2006年4月17日(月)

そろそろ桃の花の季節。
ただ花というのは満開時期に行くことが難しく、行ってはみたものの空振りで終わることもしばしば。
そんなこともあり「さて今年はどうしよう」と思っていたのですが、kiri家から「一宮町の花見台が見ごろだよ」という連絡をいただき重い腰を上げてみることにしました。

花見台の地図はこちらでどうぞ
一宮町は桃の生産量日本一。
笛吹市に入るころには桃畑が辺り一面に広がります。
開花状況はほぼ満開。桜のような華々しさはありませんが、色彩が濃いため遠目には桜より鮮やかです。

ただ残念なのは花が咲く前にツボミを半分くらい摘み取ってしまうこと。これを摘蕾(てきらい)といい、数を制限することで各個体の生育を促進させるための作業だそうです。
ちょっと勿体ない気がしますが仕方のないことですね。
さて一宮町の花見台へと向かいます。

花見台へは県道34号を笛吹市勝沼町方向から笛吹市御坂町方向へと向かっていくと、笛吹市一宮町狐新居地区で「一宮南小学校入口」交差点があるので左折します。
県道34号を左折するとやや狭い道となり、幾つかの場所で道が分岐しています。ただ各所に花見台の看板が出ているので道に迷うようなことはないと思います。
花見台は林道大積寺線の入り口にある展望台です。
県道24号から約1.6キロほど進むと大積寺線の看板が立っており、その手前で道が右へと分岐しています。同分岐路を右に曲がって約30mも進むと花見台の駐車場へと行き着きます。
当日は月曜日。
平日でしたが15台くらい停まれる駐車場はほぼ満杯。
広場を散策しながら写真を撮る人、芝生の上で弁当を広げて花見をする人など数多くの人々で賑わっていました。
駐車場の上部が花見台です。
周囲は芝生広場になっており、ここにはトイレも設置されています。
花見台はしっかりとした造りの2階建となっており、中に入ると割と広めの階段が回廊状となって上ります。

標高は600m前後とそれほど高くはありませんが、、、
2階へ上ると山梨市から甲府市中心部にかけての景色が広がります。

県道34号沿いではほぼ満開でしたが、花見台周辺では五分から六分咲き状態。最高の見ごろとなるのは週末ころ?でしょうか。
花見台で景色を見た後は、せっかくなので大積寺線へも上ってみることにしました。

が、、、
冬季閉鎖によるゲート規制(12月10日から4月25日)。

ということでここからは再び県道34号へと下り、国道137号から御坂路さくら公園を目指すことにします。
が、その前に廣徳禅寺へ。
廣徳禅寺は笛吹市御坂町上黒駒にあるお寺でこちらも桜の名所。金川に架かる相澤橋上から見る桜は見ごとです。


相澤橋から廣徳禅寺までは桜のトンネルが続きます。
ただ残念ながらこちらは散り始め。
花びらが風に舞い散っており、最高の見ごろは前日、或いは前々日くらいだったようです。
廣徳禅寺の地図はこちらでどうぞ。
廣徳禅寺からは御坂路さくら公園へと向かいます。

御坂路さくら公園は廣徳禅寺と同じ御坂町上黒駒にある公園。
廣徳禅寺をたって10分ほどで到着です。

御坂路さくら公園の地図はこちらでどうぞ。

2000本が植えられているという公園の桜はほぼ満開。

しかし既に人々の感心は桜から桃へと移っているのでしょうか。
見かけた来園者は5、6人と少なく、賑わっていた一宮町の花見台と比べると対照的でした。
公園の上部は「さくらの山展望台」となっているので上ってみることにしました。
さくらの山展望台の直ぐ下にある広場。この広場には四阿やトイレなどが設置されています。
公園入り口から歩くと10分以上かかりますが、車なら数分で上れます。

実は、御坂路さくら公園の案内板には「車輌進入禁止」となっているのですが皆さん車で上って来ています。
上から見るとこんな感じ。
残念ながら春霞で写りませんでしたが、正面には山梨市方向や南アルプスの山々が連なります。

また左手には上黒駒地区の家並みが広がっており、旧来の国道137号や新しくできた国道137号が並んで延びる様子が望めます。
こちらが新しく出来た国道137号。

竣工して間もない新道で、この新しい国道137号ができたおかげで旧来の国道137号は交通量が著しく減りました。
最後は山梨県立森林公園「金川の森」へ。

金川の森は中央自動車道「一宮御坂インターチェンジ」の直ぐ東側に位置する都市公園です。散策中心の公園ですが、綺麗に整備された園内には幾つもの遊歩道が延びており、休日には憩いの場として数多くの人々が集います。


冬枯れしていた木々にも新芽が吹き始め、深緑に囲まれるのもあと僅か。林道のゲート開きとあわせ待ち遠しく感じます。



金川の森の地図はこちらでどうぞ。
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