2008年2月3日

前日の深夜から降り始めた雪は夕方まで続き、自宅周辺では
10センチ前後の積雪となった。

2008年2月7日

降雪から4日。
残雪は気になったものの、久しぶりに湯村山446mから千代田湖への遊歩道を歩いてみることにした。

午後2時50分
緑が丘スポーツ公園の県営体育館駐車場へ自転車を停める。
午前中は非常に良い天気だったのだが、昼過ぎから西の空に雲がかかりだしてきたのが少々残念だ。


周辺概略マップ 現在地マップ 写真に戻す
【 詳細ページ:千代田湖から湯村山への遊歩道 】

午後2時51分

尚古園へ続く道を入る。
湯村山への登り方は幾つも在るが、緑が丘側からだとここが最も一般的だ。

ちなみにこの道そのものは尚古園で行き止まる。
敷地内は関係者以外立入禁止となっているので、ここから先は車輌では行かない方がいいかもしれない。

午後2時54分

150mほど登って遊歩道の入り口が見えてきた。
ここを折れるように左折すると遊歩道となり、あとは一本道で湯村山へと上っていく。

午後2時57分

暫くは緑が丘スポーツ公園を見ながら登っていく。

しかしいつからだろう。
路面には100m単位で距離表示が示されるようになっていた。

午後3時05分

遊歩道の入り口から500m地点。
盆地の景色も広がりだし、標高も徐々に上がってきた。


午後3時07分

実はこの舗装路は1200m地点まで続いている。
時間にすると約20分ほどの距離だが、舗装路を歩くのも少々飽きてきた。
ということで500m地点からは直登ルートに切り替える。

午後3時10分

直登ルートを上ること3分。
1000m地点の遊歩道が見えてきた。
この直登ルートは湯村山展望台まで登れるが、今回は千代田湖へ向かうので遊歩道へ戻ることにした。

午後3時18分

入り口から1200m地点にある千代田湖への分岐点。

道の左側に見えるのが湯村山。
左折すると約300mほどで湯村山の展望台へと行き着くが、今回は千代田湖へ向かうので右折する。

しかしいつ造ったのだろう。
ここに来るのは1年ぶりくらいだが、分岐点には立派な烽火台が出来ていた。ただ残念ながら1階から2階への梯子が取り外されているので上には登れないようだ。

午後3時24分

甲府北部の町並みを見ながら進む。

が、道は階段状になった九十九折れ。
何度も切り返しながら登っていくのでなかなか先へと進まない。

午後3時26分

階段道を登り終えて湯村へと下る分岐点。
数センチ程度だが、溶けきらない雪が残雪となっていた。

午後3時32分

再び階段道を登る。

午後3時36分

階段道を登り切って堂ノ山方向が見えてきた。
ここからは完全な尾根道となり、暫くは勾配のない平坦な道を北へと向かっていく。

午後3時40分

ちょうど中間点までやってきた。
正面稜線の一番高い山が堂ノ山638.4m。
いまからその山頂を越えて千代田湖へと向かっていく。

午後3時43分

北斜面の下り坂。
日が当たらないので10センチほどの積雪だ。

午後3時44分

雪のあとも多くの人が登っているようだ。
踏み固められているので歩く分には気にならないが、階段道はうっかりすると滑るので慎重に下っていく。

午後3時53分

残りの行程は1.5キロほどだろうか。
県営駐車場から1時間ほど掛かったが、ひとつの特徴的な場所へとやってきた。

同地点は遊歩道の中でも最も開けている場所で、ここには休憩用のベンチや案内板が立っている。

午後3時56分

空き地の西側に立つと南アルプス市や韮崎市を見渡せる。

ほぼ正面に見えるのは御勅使川。
御勅使川左側の森は旧八田村の御勅使南公園だ。

午後4時03分

空き地からは再びの上り坂。
暫くは前方の堂ノ山を見ながら登っていく。

ちなみに気温は5度前後といったところだろうか。
歩いているので寒さは全く感じないないのだが、吹き抜ける風は唸りをあげるほどに強く、耳当てを持参しなかったことを後悔させられた。

午後4時06分

堂ノ山の展望台が見えてきた。

こんな場所によくも展望台を建てたものだ。
当然のことながら荷揚げは人手によって運び上げたのだろうから、その苦労は大変なことだったに違いない。

午後4時10分

展望台への切り通し道を登る。

午後4時12分

花崗岩の岩を削って造られた階段道。
堂ノ山までは100段くらい?の階段道となっているが、いったい誰がいつ造ったのだろうか(甲府市か?)。

午後4時13分

展望台へ到着。
ここからは甲府盆地を一望する。

午後4時15分

先に見た旧八田村の御勅使川と御勅使南公園。
雲でやや陽が陰ってしまったが、空気が澄んでいるので遙か先まで見通せた。


写真上パノラマ拡大

午後4時20分

展望台を更に登って最大眺望地へ。
ここはちょっとした岩場だが、先端に立つと展望台よりも更に素晴らしい見晴らしが広がっている。

ちなみに正面の山の先端が湯村山。
ほぼ尾根に沿って北へ、そして西へと歩いてきたことになる。


写真下パノラマ拡大

午後4時21分

写真の真ん中付近が舞鶴城公園で、左端に建つ建物が山梨県で最も高い建物のセインツ.25。
セインツ.25は25階建ての複合ビルで高さは94メートル。
それまでは右端に建つセインツタワーの18階建て60メートルと、甲府富士屋ホテルの15階建て60メートルが最高だったそうだ。
甲府市役所も20階建ての新庁舎を模索しているらしいが、この高さを超えることはないらしい。

午後4時22分

写真の川は荒川。
正面やや上に写っている橋は千秋橋だ。

午後4時24分

遊歩道の最高所となる堂ノ山638.4mへ到着。
県営体育館の標高が295m前後なので、ここまで約340m前後を登ってきたことになる。

なお山頂には八王子神社が建っており、不遜ながら岩を登って祠の横に立つことも出来る。
が、眺望は周囲の木々に阻まれるためいまひとつだ。

午後4時26分

八王子神社をそのまま越えていくこともできるが、右側を廻っても裏へと抜けられる。
八王子神社の裏へ回れば千代田湖は目の前だ。

ここから千代田湖までは10分ほどの距離。
予定では千代田湖まで行くつもりだったが既に日暮れ間近。
何10回と来ているので道を間違えることはないが、日が暮れてからの雪道は厄介だ。
ということで当日はここで引き返すことにした。

午後5時24分

県営駐車場へ到着。
行きは1時間32分ほど掛かったが、帰路は写真を殆ど撮らなかったことや下りが多かったので約58分ほどで戻ることができた。

ちなみに当日の最高気温は9.3度。
日中のポカポカ陽気も日暮れとともに一気に下がり、帰路は寒さに震えながらの帰着となった。



(了)