このページは「林道へは殆ど行ったことがない」、或いは「山梨の林道は殆ど知らない」という方のために幾つかの林道を選択し、廻りやすいと思われるコースを設定してみました。
ただ個人の好みやその日の気象状況によって受ける印象は大きく異なります。中には「なんでこれが?」と思われるものもあるかとは思いますが、ここで紹介しているものはあくまで個人的な趣向であり、プランを考えるうえでの一つの選択肢と捉えていただけたら幸いです。
ゲートの閉鎖などにより紹介コースを廻れない場合もあります。
無駄足となっても責任は取れませんので情報の判断はご自分の責任にてお願いいたします。
山梨県北部
- オンロード -
●クリスタルライン

クリスタルラインとは東側の「杣口林道」を起点に、「川上牧丘林道」「荒川林道」「池の平林道」「観音峠大野山林道」「本谷釜瀬林道」「高須林道」の全線、或いは一部を繋いで東の牧丘町から西の高根町までを結ぶ林道群の総称。全て舗装化されているので4輪2輪を問わず快適。

特徴
全体的に標高が高く、平均して1500m前後を走る。至る所で金峰山や国師ヶ岳など奥秩父山系を望み、西に向かうにつれて瑞垣山や八ヶ岳など雄大な景色が広がる。台風時や冬季閉鎖期間以外は殆どの場合ゲートは開いている。

注意点
高須林道以外は全て繋がっているが、途中では数多くの林道が分岐しており道を間違えやすいので注意。また距離が長いので時間とガソリンに余裕をもたせた方がよい。

・クリスタルラインのオプション
杣口林道から川上牧丘林道へ進んで大弛峠へ進むと金峰山や国師ヶ岳が眼前に広がる。本谷釜瀬林道の途中で「みずがき林道」へと進むと巨大な瑞垣山を正面に仰ぎ見ることができる。

- オフロード -
●太良峠→水ヶ森林道→一ツ木水ヶ森林道→東山中部林道

県道31号で太良峠まで上り水ヶ森林道へ入る。水ヶ森林道は前半と後半にそれぞれ3キロ強の未舗装路があり、その中間点で一ツ木水ヶ森林道が分岐している。一ツ木水ヶ森林道は東山中部林道と接続しており、東山中部林道を南進していくとやがて県道31号へと戻ることができる。一般的な4輪セダン型、2輪オンロード車でも走れると思うが段差の大きい部分もあるのでオフ車の方が快適。


●前山大明神林道→大明神林道→観音峠大野山林道→小森川林道→県道23号→樫山林道

前山大明神林道は長い未舗装路を有し途中には数多くのヒルクライムがある。前山大明神から大明神林道へ進むと観音峠大野山林道へと抜けることが可能で、観音峠大野山林道からは小森側林道へと下り、県道23号に抜けたら増富方面へ北進する。県道23号からは樫山林道へ上る道があり再び観音峠大野山林道へ戻ることができる。前山大明神林道は開放的な林道だが、小森川林道と樫山林道はやや閉塞的。両林道ともやや荒れている部分があるのでオンロード車では入らない方が無難。


●日向日影林道→本谷釜瀬林道→みずがき林道→小川山林道→松平林道→横尾山林道
県道23号で増富まで行き日向日影林道へ入る。日向日影林道は再び県道23号へ戻るので西進して本谷釜瀬林道(全線舗装)→みずがき林道(全線舗装)と進む。みずがき林道を最後まで行くと小川山林道が接続しており、小川山林道からは松平林道が分岐している。小川山林道から松平林道へ入ると県道601号へ出るので南へと下る。途中で横尾山林道が分岐しているので横尾山林道へ進むと最終的には高根町の清里地区へと抜けていく。日向日影林道は一般的な4輪セダン型では入らない方が無難。本谷釜瀬林道では通仙峡を望み、みずがき林道では巨大な瑞垣山を正面に仰ぎ見る。松平林道は2004年に完抜したばかりの林道で、横尾山林道は瑞垣山南嶺や八ヶ岳の壮観な景色が広がる。

山梨県西部
- オンロード -

●精進ヶ滝林道→御座石林道→小武川林道→御庵宅小武川林道→県道610号で甘利山
山梨県西部の林道は急速に舗装化が進んでいるが、幾つかの林道で未舗装路が残っており舗装路の周回コースを取るのはやや難しい。精進ヶ滝林道から小武川林道へかけても精進ヶ滝林道で400mほど。小武川林道でも僅かばかり未舗装路が残っている。ただ精進ヶ滝林道は距離が短く、小武川林道ではタクシーやバスが走る程度の未舗装路なので一般的なオンロード車であれば支障はない。
コース的には国道20号の牧原交差点を西へと入り精進ヶ滝林道へと進む。精進ヶ滝林道では精進ヶ滝まで遊歩道が延びており滝を見るのもいいだろう。精進ヶ滝林道へ入ってしまうと御座石林道、小武川林道、御庵宅小武川林道は繋がっているので問題はない。更に林道ではないが県道12号へと下り、韮崎市大草まで進み、そこから県道613号で甘利山へ進むと素晴らしい甲府盆地を望める。甘利山は徒歩20分ほどで登れる山だが、山頂まで行かなくても徒歩5分から10分の展望台もあり景色は素晴らしい。


●県道108号→高尾伊奈ヶ湖林道→南高尾山林道→櫛形山林道→丸山林道→県道413号→県営赤石高下林道→町営赤石高下林道
県道108号を上り詰めると南伊奈ヶ湖へと行き着く。南伊奈ヶ湖の横には県民の森があり、徒歩10分で甲府盆地を一望する展望台へ行くこともできる。南伊奈ヶ湖からは高尾伊奈ヶ湖林道が北へと延びている。高尾伊奈ヶ湖林道の終点まで行くと高尾山林道と南高尾山林道の二叉路となるので、ここは左へ進んで南高尾山林道へと上っていく。南高尾山林道の終点は櫛形山林道とのT字路となっているので左折すると約3キロで櫛形山林道の展望台へと行き着く。櫛形山林道の展望台は標高1330m。ここから甲府盆地を一望する眺望は山梨でも屈指だ。展望台の後はそのまま南へ向かうと丸山林道とのT字路へ突き当たるので起点側の左へと曲がっていく。丸山林道はやがて県道413号となり平林地区で赤石温泉へと進む。県道413号の終点からは県営赤石高下林道が延びており、そのまま進むと高下地区まで抜けられる。高下地区まで行くとT字路となるので右へと曲がると直ぐに町営赤石高下林道が延びている。町営赤石高下林道は県道406号へ抜けることができ、そのまま下りていくとやがて鰍沢町役場近くの国道52号へと下りられる。

- オフロード -
●国道20号→釜無山林道→内山林道→雨乞尾白川林道→尾白川林道→精進ヶ滝林道→御座石林道→小武川林道→小字沢林道→甘利山
山梨県の北西部を県境に沿って縫う釜無山林道へは、まず長野県諏訪郡富士見町まで行き、国道20号沿いに建つ道の駅「信州蔦木宿」を目指す。道の駅「信州蔦木宿」を約2.4キロほど諏訪湖方面へ進むと「神代」バス停があるので左折する。「神代」バス停を左折していくと「信甲・館」という旅館があるのでその裏側を入って釜無山林道へと進む。釜無山林道はピストンだが途中で内山林道が分岐しているので左折。内山林道へ入るとややガレ気味の道が続き、約3.7キロほど先で雨乞尾白川林道へと抜けられる。雨乞尾白川林道は全線舗装だがサントリー白州工場の西側を抜けていくと平久保林道や尾白川林道などが分岐している。どちらもピストンなので終点からは雨乞尾白川林道へと戻って武川村真原地区まで進む。真原地区からは精進ヶ滝林道へと載って御座石林道へと進む。御座石林道は御座石鉱泉へと抜けることができ、御座石鉱泉からは小武川林道へと抜けられる。小武川林道へ出たら約3.3キロほど南下していくと小字沢林道が右へと延びており、小字沢林道を上ると甘利山直下の駐車場へと抜けられる。駐車場の先は県道613号でそのまま下れば韮崎市の県道12号へと下りられる。


●国道52号→長峰林道→櫛形山林道→丸山林道→県道37号→五開茂倉林道→県道407号→富士見山林道→県道810号→井川雨畑林道
国道52号で白根町在家塚(ざいけつか)まで行くと桃源文化会館入口交差点がある。同交差点を西へ進むとループ橋があり長峰林道が延びている。長峰林道は終点で櫛形山林道と接続しており、櫛形山林道を進むと途中で甲盆地の大眺望を西側から一望できる展望台へと行き着く。展望台を更に進み櫛形山林道の終点まで行くと丸山林道に突き当たるので右折。丸山林道は約30キロという長い林道で最終的には早川町の奈良田地区の県道37号へと抜けていく。県道37号へ出たら左折して南進する。県道37号で早川町早川地区まで行くと早栄橋が左手に現れるので渡っていくとやがて富士見山林道へと続く。富士見山林道のメイン部分を走って笹走地区まで行くと早川町役場へと下っていく分岐点があるので右折する。笹走地区の分岐点で右折すると早川町役場横の県道37号へと至る。早川町役場へ出たら右折して700mほど進むと井川雨畑林道へ続く県道810号が左へ分岐している。井川雨畑林道は山梨側の林道部分だけで約28キロと長い林道で、最終的には静岡県境の山伏峠へと上っていく。標高2000mに達しようかという山伏峠からの景色は爽快だ。

山梨県南部
- オンロード -

●井川雨畑林道
井川雨畑林道は一部が未舗装路となっているが、一般的な4輪セダン型も多く走っているので極端に車高の低い車でなければ走行可能。行き方としては国道52号で身延町まで行き、上沢交差点を西へ曲がって県道37号へと入る。約11.4キロほど進むと県道810号が左へ分岐しているので左折。あとは道なりに進めば井川雨畑線となる。



●豊岡梅ヶ島林道
豊岡梅ヶ島林道は全線舗装されている。中盤までは対面の山が近いので景色的には冴えないが、後半になると標高が高くなり爽快な景色が広がる。行き方としては国道52号で身延町まで行き、大城交差点を西へ入って県道808号を西進。あとは約4キロほど道なりに進めば左手に林道の杭が立っている。



●湯之奥猪之頭林道
湯之奥猪之頭林道も全線舗装されている。行き方としては、まずJR身延線の下部駅を目指す。下部駅まで行ったら県道415号を南進。道なりに進むと下部駅から約2.1キロでT字路に突き当たるので左折。あとは下部川に沿って道なりに進んでいくと、下部駅から約4.5キロ地点で林道の杭が立っている。入り口から暫くは九十九折れの細い道だが、やがて1.5車線ほどの道となる。県境はトンネルで抜けると正面に富士山。ここは富士山のビュウポイントとなっており数多くの写真家が集まっている。

●折八古関線
折八古関線は上九一色村と下部町を結ぶ全線舗装林道。行き方としては国道358号沿いに建つ上九一色村役場を精進湖側へ約600mほど進むと右へ分岐していく道があるので右折。道なりに進むと大鳥沢橋が架かっており、ここから折八古関線となっていく。途中では甲府盆地も望むが、折八古関線の魅力はなんといっても周辺に広がる山々の深さ。幾つも連なる山並みは爽快だ。


各林道間の距離が離れているので周回コースを取るには時間がかかるが、時間な余裕があるなら1日で全て廻ることも不可能ではない。この他には富士山北部の富士林道滝沢林道もお勧めできる。富士林道は軽水林道と繋がっており周回することも可能だが、一部未舗装区間があるので一般的な4輪セダン型では気を遣うかもしれない。また滝沢林道は全線舗装で周囲には富士の樹海が広がるが、ピストンなので同じ道を引き返してくることになる。

- オフロード -

●国道52号→県道809号→剣抜大洞林道→県道802号→県道801号→国道52号→JR身延線内船駅→栄中部林道→栄北部林道→上佐野線→三石山林道→佐野峠→佐野峠思親山林道→佐野峠樋之上林道→佐野峠林道→西乗南林道→上佐野地区→佐野林道→栃広林道→本谷林道→本栃林道→天子湖→内船駅。

国道52号の柳島交差点を西へ入ると県道809号となり終点で道が二股に分岐する。左へ進む道はピストンの大垈林道で右へ進む道が剣抜大洞林道。剣抜大洞林道はやや勾配が大きく段差のある道が続く。南部町側のササ原を抜けて富沢町へ入ると直ぐに月夜の段というロマンチックな名前の付いた場所がある。剣抜大洞林道は奥山ロッジの横へと抜けていき、その後は県道802号、県道801号を経て国道52号へと抜けられる。国道52号からは内船駅まで行き、栄北部林道、栄中部林道、三石山林道、上佐野線と辿って佐野峠へ。内船駅から佐野峠までは全て舗装林道だが道幅が狭く勾配の大きい道が続く。上佐野線で佐野峠へ上り詰めると正面に富士山が広がり、そこからは南へ佐野峠思親山林道、北へ佐野峠樋之上林道が延びている。両林道とも未舗装路のピストン林道なので佐野峠へと戻ることになるが、両林道を走った後は佐野峠林道へ進むと西乗南林道を経て南部町上佐野地区へと抜けられる。上佐野地区を北へ進むと佐野林道となり栃広林道、本谷林道、本栃林道など県内では屈指の未舗装林道が広がっている。ただし佐野林道の終点にはゲートがあり、このゲートがなかなか開かないのが悩みのタネ。開いていないときにはピストンで上佐野地区へと戻り、上佐野地区からは南へと進路を取って天子湖経由で再び内船駅へ。

山梨県東部
- オンロード -

●嵯峨塩裂石林道(現在は県道)→国道20号→県道510号→真木小金沢林道(ピストン)→橋倉林道→遅能戸林道→金山林道→奥山林道

現在の嵯峨塩裂石林道は県道201号と県道215号に昇格して全線舗装となっている。行き方としては、塩山駅の直ぐ北側から県道201号が北へ向かっているので上っていく。塩山側から入るとピークまで勾配の大きな上り坂が続いていく。交通量は多いが道幅は概ね1.5車線ほどあり普通に擦れ違える。ピークへ達すると大菩薩への登山口となっており駐車場が完備されている。そこからは県道215号となり、下っていくと国道20号へと抜けられる。そこからは国道20号を東進。大月まで行くと真木交差点があり県道510号が北へと延びている。真木小金沢林道は県道510号の終点から始まるので県道510号へと進む。真木小金沢林道は本来なら七保地区へと抜けられる林道なのだが、現在はダム建設に伴う工事中となっているため大峠から北は通行止め。再び県道510号で国道20号へ戻ることになるのだが、国道52号へ戻る約1.7キロ手前で橋倉林道が左へと分岐している。橋倉林道へ進むと大月市賑岡町で遅能戸林道へ突き当たるので右折。遅能戸林道の起点まで進むと金山林道が分岐しており、金山林道へと入ると奥山林道が分岐している。奥山林道はトヅラ峠を経由して最終的には国道139号へと抜けられる。
注意)橋倉林道、遅能戸林道、金山林道、奥山林道は景色的にはやや単調です。


この他としては黒野田林道、西川新倉林道、細野鹿留林道→鹿留林道などがお勧めできる。

●黒野田林道
黒野田林道は谷側が開けている全線舗装林道で道幅も1.5車線強と広め。4輪でも気を遣うことはないだろう。入り方としては国道20号で大和村から笹子トンネルを抜けて大月市側へ抜けていくと、トンネルから約800mほど東進した場所に右へと分岐する道があるので右折。右折して道なりに約2.5キロほど進むと左右等分の分岐路があり、左折すると黒野田林道の看板が立っている。最終的には約15キロで都留市の県道705号へと抜けていくが、途中では山の連なりや都留市の町並みが広がり爽快だ。

●西川新倉林道
西川新倉林道は富士河口湖町の三つ峠登山道入り口から富士吉田市新倉地区へと続き、右手に河口湖を見下ろしながら走れる林道だ。入り方は県道708号沿いにある御坂峠の天下茶屋を約1.2キロほど南進すると左手に三つ峠登山道入り口へと続く道が延びているので左折。終点まで進むと西川新倉林道の看板と杭が立っている。道幅は概ね1.5車線ほどあり谷側が開けている場所では河口湖を見おろせる。最終的には富士吉田市新倉の浅間神社近くへと抜けられる。

●細野鹿留林道→鹿留林道
細野鹿留林道と鹿留林道は都留市鹿留地区から忍野村内野地区へと抜けていく林道だ。入り方としては国道139号を東進していくと都留市桂町に鹿留入口交差点があるので右折する。右折して約3.0キロほど進むと細野鹿留林道の看板が立っている。細野鹿留林道には一部未舗装区間があるものの、非常にフラットなので一般的な4輪セダン型でも可能。約4キロほど進むと鹿留林道が分岐しているので右折。鹿留林道は約9.5キロの林道で、最終的には二十曲峠へと達する。二十曲峠は富士山のビューポイントとなっているため数多くの写真愛好家が集まっている。

- オフロード -

●国道411号→県道207号→上条平沢線→国道411号→柳沢峠→大ダル線→泉水中段線→泉水谷線→国道411号→後山線→国道411号→国道139号→小菅村周辺の林道(棚沢今川線、小菅線など)
国道411号で塩山市千野地区まで行くと県道207号が新千野橋から分岐しており、県道207号へ入って北進していくと約5.0キロで上条平沢線が右手へと分岐している。上条平沢線は上条峠を経由したあと再び国道411号へと抜けられる。ここからは国道411号を柳沢峠方面へ北進していき、柳沢峠を越えると約2.4キロで大ダル線が左手へ分岐している。大ダル線はピストンなので再び国道411号へと戻り、そこから約100mほど下ると泉水中段線が右手へと分岐している。泉水中段線は泉水谷線へと続き国道411号へと再び抜けていく(現在は泉水中段線と泉水谷線を併せて泉水横手山線となっているようです)。国道411号を抜けたら東進し、神奈川県境の手前2.6キロから分岐する後山線へと進む。後山線はピストンなので再び国道411号へと戻り、今度は国道411号を甲府市方面の西へと進み丹波山村から国道139号へ左折。国道139号で小菅村まで行くと、棚沢今川線や小菅線(ピストン)などが延びている。

●国道20号→県道30号→和見棚頭線→県道30号→国道20号→県道35号→村道神谷栗谷線→金波美線→安寺沢線→国道411号→西沢線→西沢作業道→東沢線→三ヶ瀬室久保線→越路線→国道411号→その他
国道20号を東進していくと大月市鳥沢地区で県道30号が左手へと分岐しているので入って東進。上野原市芦垣地区まで行くと和見入口バス停があるので左手へと進む。約4.5キロほど進むと和見棚頭線となり、棚頭線(舗装)を経たあと再び上野原市の県道30号へと抜けていく。県道30号へ出たら東進して国道20号へ進み、JR中央線の上野原駅前を抜けていく県道35号へと進む。上野原駅から県道35号を南進していくと、途中で神奈川県となるが再び山梨県へと戻り秋山村へと行き着く。秋山村からは県道35号を西進。やがて左手に秋山カントリークラブが見えてくるので、そのまま秋山カントリークラブへと入っていく。途中で村道神谷栗谷線が秋山カントリークラブを周回するように延びているのでそのまま村道神谷栗谷線で秋山カントリークラブを半周ほどしていくと、金波美線が左へと分岐している。金波美線へ進むと終点(起点)で安寺沢線へと突き当たり、安寺沢線へ右折していくと厳道峠を経たあと道志村の国道411号へと抜けていく。国道411号へ出たら西進して道の駅「どうし」を目指す。道の駅「どうし」を約700mほど西進していくと、西沢線へと続く道が左手に分岐しているので左折。やがて道志村キャンプ場の横を抜けていき西沢線へと続く。西沢線は西沢作業道を経たあと東沢線へと続いており再び道志村キャンプ場へと周回できるが、途中の三ヶ瀬室久保線へ進むとやがて室久保線へと続いており国道411号へと抜けられる。また室久保線の途中で越路線へと入っていっても国道411号へと抜けられる。オプションとしては周辺には数多くの未舗装林道があるので入ってみてもいいだろう。ただし秋山村、道志村周辺の林道は短いピストン林道が多く面白味という点ではやや欠けるのが難。

- 夜景を見るなら -

北側からの夜景では、林道ではないが甲府駅の北西にある「武田の杜」駐車場(千代田湖の直ぐ西側)がいいだろう。武田の杜は県営なので午後5時を過ぎるとゲートが閉まるが、ゲートから駐車場までは歩いても5分程度で行ける。甲府駅に近いので中心部の夜景に迫力がある。ただ中心部から東側が湯村山に隠れてしまうのが惜しいところ。他には太良峠も思いつくが、中心部まで遠いので迫力がない。あとは甲府駅の北東1キロほどの場所にある「子どもの国」の展望台だろうか。こちらも県営なので午後5時になるとゲートが閉まる。ただこちらも歩いて10分ほどで展望台へと行ける(甲府市元紺屋町から徒歩で登っていくことも可能)。また更にその先の愛宕山最南端に立つと甲府盆地が足下に広がる。ここからなら展望台よりも更に素晴らしい夜景が広がり、韮崎市から山梨市までを見渡せる。下から徒歩5分で登っていくこともできるが駐車場がないのが難だろう。

西側からでは櫛形山林道がいいだろう。甲府盆地のほぼ全てを望める。この他には県営の赤石高下線や北山線でも素晴らしいのではないだろうか(この2つは夜に行ったことがないので推測)。西側からならその他にも数多くの場所で夜景が見られる。探しに出かけてみては如何だろうか。

南側からでは大窪鶯宿線や中道往還が素晴らしい。道筋からでもハッキリと甲府盆地の夜景を眺められ、特に大窪鶯宿線の鶯宿峠では山梨市から韮崎市、南アルプス市までを見通せる。また林道ではないが境川村の坊ヶ峰からの夜景は非常に素晴らしい。標高は400mにも満たない小高い場所だが、約270度の夜景が広がり思わず息をのむ。手軽さ、迫力、夜景の広がりという点ではむしろ上記の林道より素晴らしいだろう。

東側は菱山深沢線だろうか。全線舗装路で一般的な4輪でもなんの支障もなく行ける。ただピークでは素晴らしい夜景となるものの、それ以外では大したことがなく、車を停める駐車場がないのは難(停めておいても夜に走る車は殆どないでしょうが)。またそのピークを20mほど徒歩で登っていくと更に素晴らしい景色を見ることができる。あとはちょっと思いつかないが、敢えて筆記すると笛吹川フルーツ公園と甲府市横根町の三ツ石地区だろうか。新日本三大夜景に選出された笛吹川フルーツ公園だが、最も煌めきのある甲府市中心部が見えないのは淋しい。ここなら境川村の坊ヶ峰の方が遙かに素晴らしいと思うのだが、好みもあるのでなんとも言えない。また横根町の三ツ石地区を上っていくと(全線舗装)、最終地点で甲府盆地を一望できる。ただ前方となる八人山がやや邪魔をしていて惜しい。



ということで筆者が1番にお勧めするのは境川村の坊ヶ峰。
ピストンの道だが全線舗装で一般的な4輪セダン型でも全く支障なく行ける。また広くはないが山頂には数台の車を停められるスペースがあり駐車も可能。終点はUTYのテレビ塔の手前で道が途切れるが、そのテレビ塔の左側から裏へ廻っていくと立派な展望台がある。終点から展望台までの距離は徒歩で約30秒ほど。非常にお手軽であり行ってみて損をすることはないだろう(責任は取れないので判断はご自分で)。坊ヶ峰の地図はこちらからどうぞ。


−まとめ−
●山梨県北部
総じて標高が高く、山深さという点ではピカイチ。
クリスタルラインは全線舗装だが周辺には数多くの未舗装林道が延びておりバラエティーに富んでいる。

●山梨県西部
景色を楽しむなら西部の林道へ行くのがお勧め。
標高は北部のように高くはないが1300m近辺の林道があちこちに延びており多くの場所で甲府盆地を一望できる。その中でも櫛形山線の展望台から眺める景色は素晴らしく、盆地のほぼ全てを見渡せる。

●山梨県南部
標高はそれほど高くはないが、盆地を一望できる場所が数多く存在する。
大窪鶯宿線や中道往還では南側からの盆地を一望。また富士山周辺まで足を延ばせば青木ヶ原や富士五湖などを望める場所が数多くある。観光的な要素を取り入れるなら鳴沢村の紅葉台や三湖台に行くのも面白く、眼下の青木ヶ原や正面の富士山には圧倒される。

●山梨県東部
林道の多さという点では東側が圧倒的。
ただし短いピストン林道が多く、国道や県道を乗り継ぎながらの周回となる。林道の数は多いものの、総じて景色が冴えないため爽快感という点では東西南北の中で1番劣る。

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