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2007年2月12日 14時30分 JR身延線「内船駅」の裏手から栄北部林道、三石山林道、上佐野線と上って佐野峠へと向かいます。 ただ栄北部林道と上佐野線は勾配の大きい樹林帯の道。 全線舗装化されているので路面に気を遣う必要はありませんが、道幅が狭いうえに場所によっては落下道にもなっています。 当日は4輪で行ったので狭い道には終始ヒヤヒヤもの。 場所によっては擦れ違いも出来ないので対向車が来ないことを祈りながら進みます。 |
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14時55分 幸い1台の対向車とも擦れ違うことなく佐野峠へと到着。 佐野峠は思親山の直ぐ北側に位置する峠で標高は845m。 ここ数年で急速に整備され、完全に舗装化された駐車場には水洗トイレや四阿が設置されています。 若干の雲はあるものの当日はほぼ快晴。 自身とは相性の悪い峠ですが、正面には裾を延ばした綺麗な富士山が顔を覗かせていました。 |
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15時07分 10分ほど休憩して思親山へと向かいます。 登り口は富士山と反対側に振り向くだけで探す手間もありません。 目立つ場所に佐野峠思親山線の林道杭が立っており、その右側の階段道を10mも登っていくと東海自然歩道の案内板が設置されています。 |
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15時08分 登り口からは断続的に階段道が続きます。 谷側が開けているので薄暗さはありませんが、かといって木々が邪魔をするので眺望するような景色もありません。 |
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15時09分 100mも進んだでしょうか。 左手下方に駐車場を見おろします。 駐車場の左側に見えるのは佐野峠樋之上線と佐野峠線。それぞれ佐野峠から分岐していく林道で、佐野峠線を下るとやがて上佐野地区へと至ります。 |
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15時11分 急登の階段道が続きます。 運動不足の方は少々堪える階段かも(はい。堪えました)。 |
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15時12分 木々が邪魔をするのでそれほどスッキリとは見えませんが、左手には上佐野地区を通して長者ヶ岳1335.8mや天子ヶ岳1330m方向の山々を見通します。 ちなみに両山は静岡県との県境を成す山で、その向こう側は静岡県富士宮市。山を越えた先には富士山の眺望ポイントとしても知られる田貫湖があるはずです。 |
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15時15分 相変わらず続く階段道。 ただこの辺りから山腹の道が終わり尾根道へと変わります。 右手には南部町方向の景色が木々を通してチラチラと見え隠れしていますが、樹林層が厚いのでそれほど綺麗に見られるという訳ではありません。 |
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15時20分 思親山までのほぼ半分も来たでしょうか。 階段道が終わって緩い下り坂へ変わります。この先はアップダウンを繰り返しながら登っていくことになります。 |
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15時26分 薄暗い樹林帯の道へ。 周囲の景色は厚い樹林層によって全て閉ざされます。 |
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15時28分 この辺りでの勾配は殆どなく、広い尾根に細い道だけが続きます。 |
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15時30分 再びの階段。 見上げるような急登ですが、それほど長くはありません。 |
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15時34分 数十段の階段を登った後は平坦な道へ。 この辺りまで来ると、思親山への残りは約400mほどとなっています。 |
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15時35分 階段道の手前にある分岐道。 ここには標識が立っており、同分岐点を左へ進むと思親山線の終点へ約20分だそうです。 ちなみに思親山線とは、佐野峠から延びている佐野峠思親山線から分岐する短いピストン林道です。この辺りには佐野峠という名前の付いた林道が数多くあるので分かりづらいですね。 さて思親山へは直進して階段道へと進みます。 |
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15時37分 階段を登り詰めて思親山まで残り200m。 |
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15時40分 さあ最後の階段道が見えてきました。 この階段道を登り切った先が思親山の山頂です。 |
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15時41分 階段道の途中から撮影。 正面やや左側には山頂に立つ標識も見えてきました。 |
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15時42分 思親山1030.9mの山頂へと到着。 山頂は台地状になっており、広さは15mx40mくらいでしょうか。 振り向くと、山梨百名山の標注の向こうに裾を延ばした富士山が綺麗に広がっています。 |
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15時44分 富士山の右側下方に広がるのは静岡県富士宮市。 当日はややモヤっていたので遠方は霞んでしましましたが、晴れた日には駿河湾も見える?のかもしれません。 |
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16時02分 一方、富士山とは反対側には南部町側の景色が広がっています。 ただ、正面には木々が生い茂っておりスッキリと望めないのが残念なところです。 今回は写真を撮りながらだったので約35分ほどかかりましたが、普通に登れば30分ほどで登れるのではないでしょうか。 また夏期には佐野峠思親山線から思親山線へと進めば更に短時間で登れると思います(こちらから登ったことがないので推測ですが)。 |
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−補足− 栄北部線と上佐野線は狭い道なので4輪では大変です。 4輪の場合は内船駅から上佐野地区へのバス道(内船駅の直ぐ南に隣接している踏み切りを渡って右折した道がバス道)へと進み、途中の八幡神社から分岐している三石山線へ進めば栄北部線をカットすることが出来ます(三石山線は広い道ですが距離的には長くなります)。上佐野線はカットしようがありませんので対向車が来ないことを祈って上りましょう(汗)。 バス道と三石山線の分岐点は「周辺マップ」の「googleマップ」に載せておきますので確認してください。 |
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