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 463 雑記館No.29 白州町の日向山に登ってみた。 登山日:2009年10月21日
2009年10月21日

朝から気持ちの良い青空が広がった。
少々出遅れたが、兼ねてから予定していた日向山1659.6mへ登ってみることにした。


午後2時1分

自宅を出て約50分。
国道20号を西進して道の駅「はくしゅう」へ到着。
建物の裏手に見える1番高い山が甲斐駒ヶ岳2967mで、その右側の山が日向山だ。


現在地と日向山周辺マップ 元の写真に戻す

午後2時12分

国道20号の白州中学東交差点を左折して「べるが」通りへ。
べるが通りは約1.3キロに渡って続く直線路で、正面に日向山を仰ぎながら進んでいく。

午後2時36分

尾白川林道を上って日向山の登山口へ到着。

午後2時くらいまでに着く予定だったが、計画より30分以上遅くなってしまった。山頂までは1時間30分くらい掛かるらしいので、ここからは急ぎ登ることにする。

午後2時49分

登り始めて約13分で 10-1 へ到着。
実はこういった標識が 10-2、10-3 と続き、10-9まで出ている。
のだが.........ここまで約13分。
10-1で約13分ということは、今のペースだと山頂まで130分?.......

人によっては「緩い上り坂」と書いている人もいるが、自身のような登山苦手人間にとってはメチャクチャ急坂だ。
息ゼーゼー。既に青息吐息で 10-1 を見たときには、登るのやめようかな、などと思ってしまった。

午後3時15分

基本的に景色は殆ど見られないが、時おり北側に八ヶ岳、南東側に富士山が顔を覗かせる。
ただ何処の場所も木々を通してなのでスッキリとは望めない。

午後3時20分

道横に設置された観音像?
石碑の前には賽銭箱?が置いてあったが、お金が無いのでそのまま素通り......いや、取り敢えず手だけは合わたけど.......

午後3時33分

右手が僅かに開けて八ヶ岳方向の景色。
木々の間からなのでハッキリとは分からないが、中央の七里ヶ岩を挟んで手前側が白州町で奥側が長坂町あたり、だろうか?

午後3時59分

10-8 を過ぎ一面のササハラ。
もう息も絶え絶えだが、この辺りから平坦な道が増えてくる。
場所によっては短い下りもあり、そろそろ山頂が近いことを予感させられる。

午後4時3分

やっと 10-9 へ到着!
ここには日向山雨量観測所のアンテナが建っており、その看板によると同地点の標高は1650mとなっている。
日向山が1659.6mなのでその標高差は約10m。
ここからの労力としては3、4階建てのビルを登る程度といったところだろうか。

午後4時8分

最後の急坂を登っていくと三角点への分岐路が現れる。
雁ヶ原へは左へと進むが、右へ曲がると約10mほど先に三角点が設置されている。


三角点 元の写真に戻す

午後4時14分

路面が白砂となり、なにやら前方が開けそうな気配。
もしや着いた?.......

午後4時15分

尾根を越えると一面の白砂。
幅は数100m、奥行きは100mくらいだろうか。
広く開けた雁ヶ原は前方へと傾いており、その先端は急角度で谷底へ落ちている。

午後4時18分

景色的には北側の真正面に八ヶ岳。
その足下には小淵沢と思われる町並みが広がっている。

午後4時20分

既に日が暮れてしまった。
素晴らしい景色なのでもっと見ていたいが、余りゆっくりもしていられないので、ここからは急ぎ下山する。
ちなみに下山路は二つ。
もと来た道を引き返すか、錦滝コースで下山するかだ。
来た道を引き返すのでは芸がないので、当然ながら錦滝コースから下りることにする。

午後4時27分

が、ここからの道はちょっと怖い。
白砂で滑る急勾配の坂にくわえ右側は谷底。
一歩間違えるとそのまま滑り落ちてしまいそうで、自身のような超初心者にとってはドキドキものだ。

午後4時28分

足許はこんな感じ。
軽い高所恐怖症の身としては絶対に通りたくない道なのだが......

午後4時31分

ここには案内板がない。
錦滝へのコースを探していたら、なにやら遙か先に標識が。

あそこか?
いや、でも物凄い急な下り坂なんですけど......

午後4時33分

一歩一歩、慎重に下っていく。
足跡があったのでそれほど心配はしなかったが、もし人の通った痕跡がなかったら絶対に下らなかったに違いない。

午後4時35分

やれやれ、やっと標識の場所へと到着。
かなりの急坂だったが、実際にはジグザグに下りてくるので、見た目ほど心配する必要はなかった。
さて錦滝へは標識の場所を左へと下っていく。
まぁ、ここからの坂もかなり厳しいのだが........

午前5時00分

写真では判りにくいが、物凄く急な下り坂だ。
危険な場所には鎖やロープが張ってあるが、それでもズルズルと滑り落ちてしまう。自身も注意していたつもりだが2度ほど足を滑らせてしまった。下手な場所で転ぶと怪我にも繋がりかねないので充分に注意した方がいいだろう。

午後5時11分

約36分かかって尾白川林道へ到着。
同地点には四阿が建っており、その左奥では錦滝が轟音とともに流れ落ちている。

午後5時30分

錦滝から登山口までは約2.5キロ。
もうすっかり日が暮れてしまったので急いで戻ることにする。

午後5時35分

足許もおぼつかなくなってきたのでヘッドライトを装着。
出がけに要らないかな?とも思ったが、持ってきて正解だった。

午後5時45分

尾白川林道のゲートへ到着。
このゲートの約200m先が駐車場になっている。

午後5時48分

登山口へ到着。
登る際には4台の車が停まっていたが、流石にこの時間帯では1台の車も停まっていなかった。

午後6時14分

最後は再び道の駅「はくしゅう」へ。
ここからは国道20号を東進し、自宅へ戻ったのは午後7時ちょっと前だった。



いつものように中途半端な終わり方で.......(了)
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