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2010年1月4日 新年早々でしたが、若おじさんからのお誘いを受けDTさんと3人で林ツーへ行ってみることにしました。 午前8時59分 県道5号の開国橋を渡って国道52号へ向かいます。 集合場所は鰍沢町の国道52号沿いにある富士川ドライブイン(塩の華)。 盆地の上は青空なのですが、南に進むにつれ雲が厚くなってきているのが気がかりです。
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午前9時19分 国道52号、南巨摩合同庁舎前の気温計は2度。 日差しがあればそれほど寒くはないのですが、日が陰ってしまったので少々肌寒さを感じます。 |
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午前9時30分 集合時間の10分前に到着。 既にDTさんが来ており、集合時間ぴったりに若おじさんも到着。 20分ほど雑談を交わしたあと更に南へと向かいます。 |
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午前10時14分 定番の日向(ひゅうが)中富店で昼食を購入。 しかし安くなったものですね。 弁当コーナーには290円の弁当がズラリ。 数年前までは400円とか500円の弁当が当たり前だったと思うのですが、今では250円などという激安のものまであって驚かされます。 これもデフレの影響なのでしょうか? 買う側の身としては嬉しいのですが、日本経済のことを考えると素直に喜べない気持ちです。 |
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午前10時20分 290円のカラ揚げ弁当と4本50円の激安バナナを購入。 途中では工事による待ち時間もありましたが、再び国道52号を下って南へと進みます。 |
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午前11時25分 南巨摩郡南部町上佐野地区。 山梨の林道に詳しい方ならタイトルだけでピンときた方も居るのではないでしょうか。 上佐野地区といえば今でも多くの未舗装路林道が残っており、その中でも、本谷林道、三石林道、三石林道支線、本栃林道、本谷林道支線、など幻のループ林道(ちょっと大げさに書いてます)の広がる一帯です。 |
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午前11時40分 ただ本谷林道の入り口にはガッチリとしたゲートが設けられており、このゲートは滅多に開くことがありません。 ここまで来るのだけでも大変なのに、閉まっているゲートに泣く泣く引き返したオフローダーも多いのではないでしょうか。
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午前11時45分 本谷林道はその名前の通り、佐野川の上流である本谷川に沿って延びる林道です。 一帯は本谷渓谷と呼ばれる渓谷地帯になっており、前半の暫くは谷底を這っていくような道が続きます。 |
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写真上は起点から約1.3キロ地点。 なにかの作業場でしょうか? 割と開けた空き地の一角には砂が積まれていました。 写真右は起点から約1.7キロ地点の本谷橋。 この先では三滝橋や鬚摺橋といった橋を渡っていきますが、完成したのはいずれも昭和35年となっており、この上佐野地区に広がる林道郡もそのころに出来たのかもしれません。 |
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起点から約2.3キロ地点の分岐点。 左直進が本谷林道の続きで、右分岐は本谷林道の支線です。 目印となる場所に乏しい林道群ですが、その中にあって最も印象に残る分岐点だと思います。 ループ林道になっているのでどちらへ進んでも同じ場所へ戻ってきますが、今回は本谷林道の続きとなる左直進の道へと進みます。 |
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写真上は起点から約3.4キロ地点の鬚摺橋。 最後に本谷林道へ入ったのは7年前ですが、当時、鬚摺という漢字が読めず、なんと読むのか、と橋のたもとで首を傾げた記憶がつい最近のことのように思い浮かびます。 ちなみにこの「鬚摺橋」は「ひげすりはし」と読むようです。 写真右は3.6キロ地点の堀切道。 このころから切り返し道が多くなり、勾配も少しずつ増し始めます。 |
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起点から約4.7キロ。 三石林道との分岐点。 今回は入りませんでしたが、左へ進むと三石林道となり途中には三石林道支線が分岐しています。 ちなみにこの三石林道は西乗林道北線からも開設しているのですが、残念ながら今のところ繋がる気配はありません。 さて時刻は午後12時14分。 ちょうど昼どきなのでここで昼食を摂ることに決定です。 昼食は勿論290円のカラ揚げ弁当と4本50円のバナナ。 値段の割にはそこそこ満足できる味でした。 |
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起点から約8.2キロ。 随分と標高が高くなってきました。 この辺りは多くの場所で谷側が開けており、場所によっては対面にこれから進んでいく道を見ながら進みます。 |
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起点から10.0キロ。 本栃林道の標石。 本谷林道が終わりここから本栃林道へと移ります。 |
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起点から11キロ。 山腹を豪快に巻いて進みます。 標高は1000mから1100mといったところでしょうか。 もう殆ど最高所に近い場所となっており、この辺りでは概ね等高線に沿って進みます。 |
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起点から12キロ。 何キロ地点でしょうか。 遥か眼下に、ここまで通ってきた道筋を見下ろします。 |
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起点から12.4キロ。 沢を渡って対面の山腹へと移ります。 約半周が過ぎ、この辺りが最も北に位置しているようです。 |
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起点から15.6キロ この辺りではゴツゴツ感のある道が続いており、右手側は垂直落下となって本谷へと落ち込んでいます。道幅が広いので怖さは感じませんが、見えない谷底にはそれなりの高低差を感じます。 |
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起点から17.2キロ。 展望台へ到着。 いや、展望台と言うには少々大袈裟ですが、道の右側に5mx15mくらいの空き地が設けられており、その一角に丸太造りのテーブルと椅子が設置されています。 或いは林業関係者が自分たちの休憩場所として造ったものなのでしょうか?見えるのは西側に連なる山並みだけですが、同地点が最も開けた場所でもありそれなりに爽快です。 |
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起点から17.9キロ。 鋭角的に右下方へと切り返します。 途中から緩いアップダウンの続いてきた道ですが、ここからは一気の下り坂となって本谷林道へと向かいます。 |
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起点から20.1キロ そして本谷林道と合流。 これで本谷林道、本栃林道、本谷林道支線と乗りついで1周してきた形です。 |
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午後2時18分 本谷林道の起点ゲートへ到着。 ここまでの走行距離は約22.7キロですが、佐野林道〜本谷林道〜本栃林道〜本谷林道支線〜佐野林道と廻ると約26キロくらいとなり、途中で分岐していた三石林道、三石林道支線を含めると悠に30キロを超えると思います。 20年くらい前ならそれほど珍しくなかったのかもしれませんが、舗装化が進んだ現在で、これ以上に一括して廻れる未舗装路は見つからないのではないでしょうか。
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午後2時44分 上佐野集落へ戻り、西乗林道南線から佐野峠へと上ります。 写真上は西乗林道北線との分岐点。 ちなみに本谷林道から分岐していた三石林道は、この西乗林道北線を入った先からも開設しています。 写真右は以前の三石山林道の終点。 非常に高度感のある気持ちの良い林道ですが、残念ながら入り口にチェーンがあり現在は進入禁止です。
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午後3時12分 佐野峠へ到着。 気温は2、3度といったところでしょうか。 相性の悪い佐野峠からの富士山は今回も雲の中。 風が吹いていたので気温よりも寒く感じ、トイレ休憩のあとは早々に内船地区へと下ります。 内船地区へ下ったあとは県道9号で市川三郷町へ戻り、そして日も完全に没した午後4時半ころに散会です。 今回ご同道いただいた若おじさん、DTさん、有難うございました。次回も宜しくお願い致します。 今回は相当数の写真を撮ってきたので、その内に本谷林道や本栃林道、本谷林道支線の専用ページを作りたいと思います。
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