3,000円というメチャクチャ安価なトップケースを付けてみました。 最近はリュックを背負っていると肩が凝ってくる始末で、昔から「トップケースだけは付けないぞ!」と強く誓っていた決心も(誓ってたんかい)、寄る年波の前にはあっけなくの粉砕です。 |
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ベースがプラスチックという点に些かの不安を感じますが、取り付けた感じはしっかりしていて未舗装路でもガタつくようなことはなさそうです。 ケース本体の脱着は中からのネジ式で、GIVI箱のようなワンタッチ式でないのでそれなりに手間はかかりますが、取り外すこと事態がそう多くありませんし、なにより値段を考えれば贅沢は言えないところです。 |
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で、取り付けたものがもう一つ。 まだうちのHPでも掲示板を設けていた8年くらい前に、まっどすろうさん、から勧められたヤマハ製のクラッチロックレバー。 当時、便利だよ、と勧められて買ったのですが、取り付けない内にいつしか紛失してしまい、新たに1200円で買いなおしました。 簡単な仕掛けですが使うととても便利で、特に渋滞時の「ロー、ニュートラル、ロー、ニュートラル」の繰り返しがなくなって随分と楽になりました。
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さて台風一過となった2013年9月17日。 青空が広がったので久しぶりに富士吉田市方面へ出かけてみることにしました。
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国道137号を東進して、まずは笛吹市御坂町の藤の木地区へと向かいます。 | ||
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左手には山梨市や甲州市の景色。 その上には小樽山を通して瑞牆山、金峰山、国師ヶ岳といった峰々が連なります。 |
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建設中のリニア中央新幹線。 山梨県内のリニア駅は甲府市南部の大津町あたりとか。 リニアが通ることは嬉しいことですが、甲府市の南側は県内でも有数の田園地帯であり、あの長閑な田園風景がこの味も素っ気もない茶筒で分断されてしまうのかと思うと少し残念な気もします。まぁ、いまでも新山梨環状線で分断されてしまってはいますけど.......... |
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藤の木地区の蕪入沢上芦川林道へ到着。 蕪入沢上芦川林道は笛吹市御坂町藤の木と、笛吹市芦川町上芦川を結ぶ15,928mの全線舗装林道です。
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蕪入沢上芦川林道のゲート。 例年だと12月10日から4月25日までが冬季閉鎖でゲートが閉じられます。 |
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ゲートを過ぎた道は樹林帯の道となって暫くは左右に折り返しながら進みます。 | ||
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1キロくらい進んだかな? 左手側に土沢山1280mが迫り、その山腹には大洞山1430.8mへと折り返していく蕪入沢上芦川林道の道筋を望みます。 |
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北側の景色。 標高は1000mくらいまでに上がってきていますが、山が近いので景色的には冴えません。 |
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起点から約2.5キロ。 唐沢川を渡って先ほど左手に見上げていた土沢山の山腹へと移ります。 |
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土沢山の北西で折り返して南へ。 標高は1100m前後で、背後に視線を向けると僅かながらも盆地が顔を覗かせています。 |
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標高が1300mを越えてようやく周囲が開けてきました。 右手側の対面は府駒山1562m方向で、蕪入沢上芦川林道はその北側の尾根を越えて日向坂峠へと向かいます。 |
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起点から約8キロ。 ちょうど尾根を越えたあたりで、右手前方に見えるこんもりとした山が府駒山。 ここから暫くは尾根沿いの道が続きます。 |
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ピークの日向坂峠(どんべい峠)へ到着。 同地点にはゲートがあり、ここまでが県営蕪入沢上芦川林道(延長9869m)で、ここから先は笛吹市営の蕪入沢上芦川林道(延長6059m)です。 県営側は冬季閉鎖でゲートが閉じられますが、笛吹市営側にはゲートがないので通年通行可能です。 |
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密集した樹林層のためか、市営側は県営側に比べてやや狭く感じます。 当日は台風の翌日だったこともあり、路面には折れた枝木や葉っぱがあちこちに散乱していました。 |
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水ケ沢林道との分岐点へ到着。 進行方向の左へ曲がって行くと約2キロで新道峠です。 新道峠は富士山のビューポイントとして有名で、正面足下には大きな富士山を背景とした河口湖がどーんと広がります。
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お馴染みの深雪温泉駐車場。 一帯には遊歩道が造られており、左側の看板から下って行くと「すずらん群生地」へと至ります。 ちなみに「すずらん」は芦川町の町花で、毎年5月下旬ころに「すずらんの里祭り」が賑々しく催されます。 |
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終点の上芦川大橋へ到着。 その直ぐ先は県道719号。今回は左折して若彦トンネルから河口湖へ向かいます。
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2010年に共用開始した若彦トンネルの延長は2615m。 自治体にとってトンネルの開通は芦川村時代からの悲願だったそうです。 ちなみに自身がこのトンネルを使うのは3回目になりますが、トンネル内で擦れ違った車は未だゼロ。 精進湖線や御坂トンネルに比べると非常に空いていていつも独占状態です。 |
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若彦トンネルを抜けると富士河口湖町となり、数分も走ると前方に河口湖が見え始めます。 | ||
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県道21号へ突き当たるので左折。 | ||
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大石公園あたり。 河口湖の湖畔を走る県道21号は湖北ビューラインとも呼ばれており、右手には裾野を長く伸ばした富士山が各所で広がります。
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河口浅間神社前交差点。 前方の交差している道は国道137号。今回は突っ切って白滝林道へ向かいます。
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白滝林道の入り口へ到着。 ここへ来るのは5年ぶりくらいかな? 前回に来たときはメチャクチャ整備されていましたが、情報によると少し荒れ始めてきたとか。 かつての白滝林道を知っている身としてはちょっと楽しみにも思えます。 |
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母の白滝への分岐点。 本線は左へと曲がっていきますが、右直進していくと約500mで母の白滝となり行き止まります。 母の白滝の落差は約15m。同地点には小さな鳥居があり、その横には三つ峠への登山道が上ります。
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いつも出ているお約束の看板。 通れても、通り抜けできません、と出ているので本当かどうか信用できません。 |
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県内で有数のガレ方をしていた白滝林道が大改修されたのが7年?8年?くらい前でしょうか。 改修後は段差一つ無いような超フラット林道でしたが、それから長い年月が経ち、徐々にですが以前のような亀裂が目立つようになってきました。 |
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とはいっても亀裂の深さは10センチ程度。 昔のように幅が1m、深さが50センチもあるような亀裂が何キロにも渡って続いていたころに比べれば雲泥の差です。 |
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前半から中盤までの景色はいまいちで、場所によっては木々が厚く覆って閉塞感が漂います。 | ||
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鉄塔のある空き地。 昔は富士山のビューポイントになっていましたが、現在は前方の木々が伸びてきてしまい頭の先が見える程度です。 |
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ススキ原の道。 数100mくらいですが、なだらかな傾斜地帯にススキ原の道が続きます。 |
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左手には富士山。 その手前の稜線は霜山1301mから天女山1139mへの稜線で、その山腹には西川新倉林道が長く続きます。 |
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ススキ原の道が終わって再び樹林帯の道。ここまで来ると白滝林道の終点も間近です。 | ||
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白滝林道の終点で西川新倉林道と接続。 同地点を左に曲がると三ツ峠登山口方向で、右に曲がると先ほどの天女山や新倉地区方向になります..........が、な、な、なんと出口のゲートが閉鎖。 ん〜、珍しく入り口の看板が本当だったとは........ |
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でもよく見るとゲート横のチェーンには鍵がかかっておらず、右側の支柱から簡単に外すことができる状態。 しかもチェーン自体も真ん中が針金で繋いであるだけで、針金を解けば簡単に出られるようになっています。 誰がやったかは知りませんが有難いこと..........いや、けしからんことです。 |
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ということでなんなく脱出!
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そろそろ日没。急ぎ天女山方向へ向かいます。 | ||
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白滝林道を右折して約3キロ。知らない間に展望広場のようなものが出来ていました。 | ||
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展望広場からは眼下に河口湖を見おろし、その向こうには西湖も見通します。 景色は綺麗なのですが、真ん前を電線のケーブルが横切っているのが残念なところです。
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展望広場から約400m。 西川新倉林道の最大の見せ場へと到着です。 ここからの景色は非常に素晴らしく、当日は多くの写真愛好家たちが三脚を並べてシャッターを押していました。 |
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河口湖の南岸に広がるのは船津や勝山といった富士河口湖町の街並み。 遠くには足和田山1355mや西湖を望み、その遥か先には大室山1408mや毛無山1945.5mといった山々が連なります。
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県営林道西倉新倉線の終点ゲート。 ここまでが県営の西川新倉林道(延長9845m)で、ここから先は富士吉田市営の西川新倉林道(延長4395m)です。 同地点は登山道が交差しており、進行方向の右へ下っていくと天女山方向で、右へ登っていくと三ツ峠方向へ向かいます。 |
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ほぼ等分の分岐点。 本線は左ですが、今回は時間の都合で右の道へと下ります。 |
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富士河口湖町の船津地区。左側に写っているのは富士急ハイランド。 | ||
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千畳ケ岩からの河口湖大橋。 その先の1番高い峰が黒岳1782mで、右端の山が御坂山1596m。 これからその御坂山を抜けて甲府へと戻ります。 |
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産屋ヶ崎(うぶやがさき)トンネル手前からの富士山。 河口湖畔からのビューポイントとして有名で、当日も多くの写真愛好家たちがシャッターを切っていました。 |
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河口湖の標高は831mで御坂トンネルの標高は1000m前後。 9月半ばといっても標高が高いので途中の気温計は16度を表示しており、薄手のジャケットだと少し肌寒く感じました。 |
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御坂トンネルを抜けるころには既に薄暮で、このあとは国道137号、県道311号、国道411号、と繋いで帰着したのは午後7時ころとなりました。 本当は台風の翌日だったので紺碧の空を期待していたのですが、ややライトブルーだったのが残念といえば残念。それでも1日を通しての晴天だったのでまずまずのプチツーだったと思います。 |
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