2014年3月下旬。秩父湖、奥秩父もみじ湖あたり(ページ1) トップヘ戻る ページ2へ 徒然のページへ戻る
2014年3月24日

この日、甲府の最高気温は19.9度。
快晴の天気と暖かさに誘われて、ちょい乗りへ出てみることにしました。

今回の全行程マップ(グーグルアース) 現在地まっぷ  元の写真に戻す

県道6号の十郎橋西交差点を左折。西関東道路から雁坂方面へ向かいます。
写真は山梨市上岩下の一宮御坂ランプ付近。前方の山々がこれから向かう秩父山系で、右側の白く雪を被っている峰は大菩薩嶺2057m。

山梨市の万力大橋西交差点。
右側の松林が万力公園で、中学生のころは「ちどり湖」へよく釣りに来たものです。なんでやめてしまったんでしょうかね。けっこう多くの釣り人で賑わっていたように思うんですけど。

道の駅「花かげの郷 まきおか」へ到着。広い敷地内には郷土資料館や彩甲斐公園が設けられています。

現在地まっぷ  元の写真に戻す

山梨市牧丘町成沢地区。
地区の底を笛吹川が流れ、その対岸を走るのは県道213号。集落は2つの道に挟まれた形で細く長く続きます。

県道140号の「徳和入口」交差点。
左折した道は県道209号となり、やがて未舗装路となって最終的には行き止まりますが、途中には徳和渓谷があり、夢窓の滝、長尾の滝、荒神の滝、白虎の滝、竜神の滝、柳滝、藍染めの滝、といった数多くの滝が流れ落ちています。全周しても1時間程度なのでそれほど大きな渓谷ではありませんが、秋になると見事な紅葉が見られます。

渓谷入口 徳和林道1 徳和林道2 現在地まっぷ 元の写真に戻す

山梨市三富下釜口地区の上門坂トンネルの上から見た国道140号。
写真の中央やや上に写っている交差点が上段の「徳和入口」交差点で、右へ延びている道が県道209号。

現在地まっぷ  元の写真に戻す

標高700mという標柱が建っていました。
車1台がやっと通れるような細い道で、上門坂トンネルが出来るまでの旧道だったようです。

旧、三富村役場。現在は合併したため山梨市役所・三富支所になっています。
ちなみに同地点には気温計が設置してあり当日の気温は15度。日射したっぷりの天気だったので気温以上に暖かく感じました。

三富支所から約1.5キロほど先にある川浦口留番所。
雁坂街道は甲斐九筋の一つで、甲斐と武州を結ぶ交通の要所として1382年に設けられたそうです。
現在は史跡になっており、建物は平成6年に復元されたそうです。

川浦口留番所の説明看板 現在地まっぷ  元の写真に戻す

で、奥へ入って行ったら人が!......と思ったら人形で一瞬ドキっとしてしまいました。
いくら甲斐九筋の一つで交通の要所とは言っても、当時は人けのない山中だったに違いなく、ここに1日中詰めていなければならないというのは余り気持ちの良いものではなかったでしょうね。

更に300mほど先にあるお伊勢宮。
同地点を入って行くと雷川林道を経て鈴庫山林道へと抜けられます(途中分岐あり)。

お伊勢宮には幾つもの観音像や地蔵尊が並んでおり、これらの石仏は無事に伊勢参りを終えた信者が奉納したものだそうです。

赤の浦地区。手前を流れるのは笛吹川で背後に控えるのは乾徳山2031mです。

広瀬ダムが見えてきました。
ダムの排出口は石積みブロックの左側にあり、車でもダムの真下まで行くことが出来ます(最後の100mくらいは歩きますけど)。

間近から見たダム排出口 ダムの直下 石積みの真下 元の写真に戻す

ほどなく広瀬ダムへ到着。
広瀬ダムは洪水調節、畑地灌漑、上水道、発電などの為に造られた多目的ダムで、 堤高75.0m、堤頂長255.0mのロックフィルダムだそうです。まぁザックリと言ってしまうと石を積んだダムということでしょうか?昭和44年4月に着工して昭和50年3月に完成。まだ新しいダムのように思っていましたが、建設されてからもう39年も経つのですね。

現在地まっぷ  元の写真に戻す

標高が1060m前後と高いためか、広瀬湖はいつものように全面結氷していて真っ白でした。
ちなみに日本一標高の高い多目的ダムは同地点から南西へ10キロほど離れた場所に位置する琴川ダムの1464m(天端部)だそうです。

ダム天端道路は車両侵入禁止ですが、歩いて行くと奥に公園や展望所が設けられています。
ただこの季節の午後は山陰になることが多いのでちょっと肌寒いかもしれません。

全面結氷した広瀬湖を左手に見ながら雁坂トンネルへ向かいます。
正面は秩父山系の木賊山2468m。直線距離だと7キロ強といったところで、山の向こう側は埼玉県です。

道の駅「みとみ」へ到着。
雁坂トンネルの開通により出来た道の駅で、シーズンになると登山者や西沢渓谷を訪れる観光客で大いに賑わいます。

その西沢渓谷入り口。
山梨では昇仙峡に次いで人気のある渓谷ではないでしょうか?自身は未だ行ったことがありませんが.......
さてここからは雁坂トンネルを抜けて秩父湖、奥秩父もみじ湖へと向かいますが、ページ容量が大きくなってきたのでページ2へと移ります。

トップヘ戻る ページ2へ 徒然のページへ戻る