223 桜池(山梨県南巨摩郡増穂町)

「さくら池」は面積1.02ha、満水貯水量約22,400立法mの小さな溜め池です。本来は農業用の貯水池として造られましたが、環境整備の一環として周囲にはトイレ・四阿・展望台・遊歩道などが整備されています。まだ出来たばかりで地図にも載っていませんが、丸山林道起点の氷室神社を右折するか、県道108号から林道伊奈ヶ湖大久保平線に入って行くことで辿り着けます(=2002年現在。詳しくは両林道のページを参照してください)。ここをクリックすると「さくら池」の案内板を新しいウインドウで開きます(約76k)。
休憩所の四阿は「さくら池」の北側と南側にあります。南側の四阿(写真左)周辺には水路が設けられており、夏場には水が流れています。また南側の四阿を約100mほど南進すると「作業道大久保平線」のダート路があり、1分ほどで「展望デッキ(写真中央)」へと辿り着きます。「展望デッキ」からは「さくら池」の全貌が望めます。「作業道大久保平線」は「展望デッキ」から数百メートルで途切れますが、そこからは遊歩道(写真右)が延びており、北側の四阿へと行くことが出来ます(5〜10分)。
北側の四阿(写真左)には水道がありましたが当日は出ませんでした。まだ出来て間もないためか夏場でも人の気配は全くといっていいほどありません。遊歩道も少し荒れており、これからの整備に期待したいところです。「さくら池」は林道沿いに在るため、冬季は積雪と凍結で難儀するかもしれません。行く前には道路状況をチェックし、チェーンなどの備えを忘れずに行った方が良いと思います。
※ ちなみに「さくら池」へと至る県道108号は本来3月中旬まで、また伊奈ヶ湖大久保平線は4月25日まで通行止です。まぁ、入っていくことは可能ですが ^^A