240 昇仙峡から高成林道へ  雑記館 No.3 −
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今年はまだまともにバイクに乗ってないな〜、ということで2004年1月20日に林道へと出かけてみました。仕事の合間を縫って高成林道へ向かったのが午後の1時半。高成林道は甲府の北部にある林道で、昇仙峡ラインから高成町を抜けて能泉湖(荒川ダム)へと至ります。標高は最も高い所でも1050m程度とそれほど高くなく、去年も同時期に走っているのでちょい乗り気分です。

当日の天気は快晴です!
甲府では1月17日に13センチ、1月19日に7センチの積雪があったのですが、その影響もなく幹線道路に雪は殆ど残っていませんでした。

                              



甲府駅を西進して板垣林道から千代田湖へと着いたのが2時少し前。幹線道路と違い、除雪してない周遊道は一面の銀世界です。普段は釣り人で賑わう湖畔も流石にひと気がありません。しかし白い雪に青い湖面の景色はなかなかです。
路面も圧雪されているので走りにくくはありません。半凍結した路面を見ながら北岸へと進みます。



千代田湖の北岸は県道104号と接しています。県道104号は旧有料道路のグリーンラインと繋がっており昇仙峡へと続きます。グリーンラインは一部凍結しているもののスピードを出さなければ問題なし。右の写真の岩は昇仙峡の大佛岩と呼ばれる奇岩です。
う〜ん、この位置からだと確かに人の顔に見えないこともない?かな。

昇仙峡の奇岩奇石を眺めながら県営駐車場へと到着です。当日は平日で、しかも雪の降った翌日という悪条件が重なりいつもは観光客で賑わう駐車場も3台の車が停まるのみでした。流石にこんな日に来る物好きは余りいないようです。
そんな自分も覚円峰と天狗岩を撮影してそそくさと退出。高成林道の入り口は県営駐車場から数分なので直ぐに到着です(写真下)。


入り口に雪はなく、大したことなさそう、と思いきや1分後には雪道です。でもこのくらいなら、とトロトロ走ること10分。写真右の竹日向林道との分岐点に到着です。右の竹日向林道は行き止まりとなるのでここは左へと進みます。




しかしそこからがちょっと大変。2速で上るもタイヤは空転するばかり。写真を撮るためバイクを停めようものなら押しながら乗らないと発進できない始末。
ん〜、この程度の雪でもノーマルタイヤだと厳しい!

そんな状態が高成町までず〜っと続きます。
まぁ、それでもなんとか高成町に到着!高成町は家屋が十軒ほど建つ小さな集落です。高成町に着くと道は2つに分岐します。そのまま進むと民家の庭先で道が途切れてしまうので、高成林道へは手前のダート路を右へと進みます。
ただここからのダートは少々勾配が大きくなっていきます。
ん〜、果たして上るか?


積雪は大したことないのですが、数100mほど進んだ坂が大きくて上りません。エンジンを吹かせどタイヤは空転するばかり。「オリャ〜!」と押してみるも逆にズルズルと後ずさり。ん〜、どうしたものか。。。



じゃあ終点の荒川ダム側から上ろう♪
ということで荒川ダムへと到ちゃ〜く!
まぁ簡単に書いてますが、実際は雪道を下るのに結構、時間がかかってます ^^;
高成林道の道筋は荒川ダムからも見えます。
でもどう見ても雪だなぁ。




ちょっと寒いので暖かい飲み物でも、と思ったんですけどねぇ。荒川ダム前の「だいこく屋」はなんと定休日です。少々気落ちしながら荒川大橋を渡って右折。やや雪は残っているものの、ゆっくり走る分には支障ないのでそのまま高成林道へと進みます。
標高を上げていくと眼下に荒川大橋!湖面には逆さ大橋も写ってるし、夕陽の橋もなかなかです。



まぁ、予想したとおりといえばそれまでなんですが、こちらも標高が上がると共に雪道。それでもタイヤを空転させながら奥千丈林道との分岐点へ到着。



が、やはりノーマルでは難しそうですねぇ。
まぁ日も落ちかけて綺麗な夕陽だし、今日はここまでとしときますか(と、あっさりと撤退しました〜)。


午後4時半ころの気温はマイナス1度。極端に低くもないけど、それでも走っていると頬がピリピリとしてきます。既に昇仙峡の商店街はシャッターが降りているので自販機のコーヒーで暖をとりました。

午後5時。薄暮の中に浮かぶ甲府の夜景。あと1時間も経てばもっと綺麗なのでしょうが、待っている根性もないので帰宅。自宅を出て約4時間。今年初のちょいツーは初戦敗退となりました (>_<)
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