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雑記館 No.10 −快晴の川上牧丘林道から大弛峠へ(帯那山林道〜水ヶ森林道〜荒川林道〜大弛峠)− |
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2004年10月1日
川上牧丘林道の通行規制も一部解けたので1年ぶりに大弛峠へと行ってみることにしました。
午前9時30分に自宅を出発。
本来なら川上牧丘林道の起点から入りたいところでしたが、塩平から焼山峠までは依然として工事中。杣口林道から行くことも考えましたが、まずは帯那山林道から水ヶ森林道へと入り、荒川林道を経由して焼山峠から行くことにしました。
当日は年に何回あるかという雲ひとつない快晴。帯那山林道から望む富士山(写真左)もくっきりと見ることができました。 |
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水ヶ森林道の未舗装部分(写真上)は年々短くなってはいますが、それでも依然として約7キロ程度が残っており甲府市近郊としては貴重な存在です。
写真左は水ヶ森林道から望む塩山市街で、東北東から東側の方向を望んでいます。塩山市街から壁のようにそびえる山々は大菩薩山系で、その手前の中央やや右側にポッコリと写っている山が塩ノ山です。塩ノ山の標高は僅か552.8mという低山ですが、塩山市を確認する上では非常に便利な存在です。
また、南東へと視線を移せば帯那山林道と同様に水ヶ森林道からも各所で美しい富士山(写真下)を望めます。
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午前11時8分に焼山峠(写真上)へと到着。
道筋としては左上の荒川林道を下ってきて正面に延びる川上牧丘林道へと進みます。川上牧丘林道は琴川ダム建設のため新たな道ができ、焼山峠から柳平地区までは全線2車線の快適な道となりました。 |
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焼山峠から約1.4キロほど進むと新たに架設された乙女大橋(写真下)を渡っていき、約1.8キロ地点で柳平トンネル(写真右)を潜っていきます。トンネルを潜ると接続する形で柳平大橋が架かっており、正面に金峰牧場の広がる柳平地区へと到着です。
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金峰牧場の草原地帯(写真上)の中を抜けていくと、約2、3分で川上牧丘林道の柳平ゲート(写真左)へと至ります。
以前は古びた舗装路でしたが昨日までの工事で約600mの区間が新しいアスファルト路となっていました。ゲートを過ぎて約1.1キロほど進むと白沢橋(写真下)となり、ここからはグングンと標高を上げていきます。
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午前11時33分。
ゲートから約2.2キロ地点で鶏冠山(西)林道との分岐点(写真右)へと到着。
右へ分岐する鶏冠山(西)林道は別名「西沢スカイライン」とも言い、素晴らしい眺望を得られるそうですが残念ながらゲートが開いていたためしがありません。
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標高が上がるに連れて眺望も広がります。
ゲートから約4.4キロほど進むと金峰山(写真右)を正面に望みます。金峰山は大弛峠の西方にある山で2595m。山の上の五丈岩が特徴的です。
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去年は10月19日に来ていますが、標高の高い場所ではすでに紅葉の時期を過ぎており落葉となっていました。今年は半月以上も早いこともあり、場所によっては色付いている樹木もありますが本格的な紅葉にはまだ若干の時間がかかりそうです。
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川上牧丘林道としては珍しい九十九折れの坂(写真上)。焼山峠から約15キロほど進んできており、このころになると背後には大パノラマの素晴らしい景色が広がっています。そして約17.5キロ地点(写真下)まで進むと、山梨県と長野県に跨る大弛峠が見えてきます。
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大弛峠は金峰山や国師ヶ岳といった秩父連山の登山口となっており、当日は快晴という天気に駐車場は満杯状態。停めきれない車輌は道の横に駐車しているほどでした(道路も一部ですが駐車場となっています)。
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午後1時40分、林道としては日本一標高の高い2360mの大弛峠へと到着です。焼山峠からの距離は約17.7キロ。写真を撮りながらだったので時間が掛かりましたが、実際の焼山峠〜大弛峠はバイクで1時間も掛かりません。周囲には奥秩父の山並みが雄大に広がり、川上牧丘林道は更に長野側へと続いています。
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今回は雑記館なので余り詳しくは書きませんでしたが、詳細については後日アップの2004年版の川上牧丘林道をご覧下さい -2004年10月5日-
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