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雑記館 No.11 〜大月市から道志村周辺の林道へ〜
走行日:2005年3月27日
暖かさの増した3月27日。
いつもの如く天気の良さに誘われて、久しぶりに山梨県東部の林道へと行ってみることにしました。

国道20号の甲府バイパスから勝沼バイパスと通って大和村の道の駅に着いたのは午前10時40分。交通の要衝にあり平日でも割と賑わっている道の駅ですが、当日は日曜日ということもありより多くの車が停まっていました。

道の駅「甲斐大和」での気温は16度。
暑くもなく、寒くもなく。ここまで快適に走っていたのですが、道の駅で休憩した直後の笹子トンネル内でアンダーガードが脱落するというちょっとしたアクシデント。
ハッキリとした原因は分かりませんが、アンダーガードその物は無傷なのでボルトが抜けたか折れたようです。



ちょっとしたアクシデントの後に向かったのは自転車乗りのワタ兵衛さんから教えていただいた鈴懸峠線。国道20号で大月市まで行き、県道509号へと入ります。

鈴懸峠線は全線舗装ですが大月市から都留市へと抜けられる抜け林道です。
近くに両市を結ぶ道がないため利用者には便利なのですが、そのぶん交通量もやや多めです。当日は10台前後の車と擦れ違いました。

鈴懸峠線のピークとなる鈴ヶ音峠。
峠の南側には都留カントリークラブや赤鞍ヶ岳方向にかけての景色が広がります。

鈴懸峠線を下り切った都留市の県道35号。
ここからは県道35号を東進して秋山村を目指します。道筋には菅野盛里線、富士東部南線、富士東部北線、王の入線、小裾辺線など多くの林道が点在しています。

秋山村では神田木線へと入ってみました。
神田木線は道幅3mというやや狭い林道です。入り口から暫くは舗装路となっていますが途中から未舗装路へと変わります。

神田木線に続いては上野原町へと抜けて田野入線へと入ってみました。田野入線は山梨県の最東端部にあたり、この1キロほど東は神奈川県です。

田野入線のあとは県道35号を更に東進。神奈川県経由で道志村へ抜けることにしました。

県道35号の県境に架かっている橋の名前は境橋。安直ですがそのままズバリの名前で分かりやすくもありました。

県境から約1.3キロで神奈川県の県道517号(写真上左)へと右折します。県道517号を約3.9キロほど走って県道76号へと入り(写真上右)、同地点から約7.2キロほど進んで神奈川県の道志ダム(写真左)を通過です。
道志ダムから先は山梨県と接している津久井町。ここからは一気に国道413号を目指します。

ようやく前方に見え始めた国道413号。
県道76号に比べると随分と上方を縫っており周辺の起伏は大きいようです。

県道76号へ入って約9.0キロで国道413号と接続。右折して道志村へと進みます。

国道413号へ入って約500m地点に架かる吊り橋。名前は忘れました。

国道413号の県境となる両国橋。
県道35号の県境から約16.3キロ。ここからは再び山梨県へと入ります。





県境の両国橋から約4.4キロほど西進した場所にある野原線。野原線は厳道峠へ至る勾配の大きい林道です。

高低差が大きいので国道413号も遥か眼下です。

そして安寺沢線と接続する厳道峠へと到着。
T字路の左右が安寺沢線で、右へ曲がると安寺沢地区へ下り、左へ曲がると国道413号へと下ります。



安寺沢側へのゲートは開いていましたが、国道413号へはウマが設置されており下ることはできませんでした。

再び野原線を下って国道413号を西進。
野原線から約6.7キロほど走って道志村役場へと到着です。
ここからは陽も暮れてきたので急いで周辺の林道を廻ってみることにしました。



道志村役場の直ぐ西側にある戸渡線。
戸渡線は矢倉沢に沿って延びる林道です。



こちらは田代椿線と田代線の分岐点。
どちらも全線舗装の林道で、田代線のゲートも開いていました。

道志村からは県道24号を使って都留市へと向かいます。
写真左は道志村と都留市の境界にある道坂トンネル。トンネルを抜けると都留市です。

道坂トンネルを抜けて約100mほど西進したところにある細野鹿留線。ここからの細野鹿留線は将来的には鹿留林道と繋がり、鹿留線を更に上れば富士山の眺望ポイントとして有名な二十曲峠へと至ります。ただ現在は開設中でゲートも閉鎖です。

同じく県道24号にある菅野盛里線。
開いていることもあるのですが当日はゲート閉鎖。
細野鹿留線と同じく現在は開設中の林道であり、将来的には盛里線や県道35号へと接続する予定です。

こちらも県道24号沿いにある栩苗代線。
栩苗代線は同一帯の林道としては珍しく抜け林道となっており、最初から最後まで未舗装路が続きます。



最後は菅野線。
ここまで少し時間を掛け過ぎてしまいました。

菅野線ではとっぷりと闇に閉ざされた状態。
近くには大野線や細野線などといった林道もありやや後ろ髪を引かれる思いですが、写真も写らないのでここで終了です。
まだ多少は凍結している箇所もあるのでは?と思いながら行ったのですが、当日は大和村でも気温16度の暖かさ。路面は勿論のこと、法面にさえ一欠片の雪も見られませんでした。このまま雪が降らなければ秋山村や道志村周辺の林道で凍結の心配はなさそうです。
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