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雑記館 No.12 〜冬季閉鎖解除間近。桜ツーを兼ねて西側の林道へ行ってみました〜
走行日:2005年4月14日 天候晴れ
冬季閉鎖解除まで10日余りとなった4月14日。
武川村真原(さねはら)の桜並木ツーを兼ね西側の林道を廻ってみました。

写真左は武川村新奥地区から武川村黒沢へと抜ける釜無右岸線。公式的には未だ冬季閉鎖中ですが既にゲートは開いています。

一昨年までは未舗装だった道も現在では全舗装。それでも武川村の田畑を望み長閑さの残る林道です。

写真下は甲斐駒カントリークラブの東側から撮影。
茅ヶ岳から八ヶ岳まで見渡すことができ、その手前には武川村の景色が広がります。



精進ヶ滝線との分岐点。左へ曲がると精進ヶ滝線となりますが、こちらは帰りに寄ることにして真原の桜並木通りへと進みます。

真原の桜並木は約800mに渡って桜のトンネルが続きます。

甲府盆地では葉桜となった木が目立ちますが、真原では9分咲きの状態。頭上まで覆われた桜のトンネルが見事です。



が、途切れることのない人並み。
土日と重なる4月16日、17日は大勢の観光客でごった返すと思われます。

桜を見た後は大武川線へ行ってみることにしました。

大平橋の上から見る大武川の上流。
正面に小さく写っている堰堤は近くまで行くと非常に大きな堰堤です。大武川線はその堰堤を右へ曲がると直ぐの場所にあります。

が、相変わらず通行止め。
何枚もの「発破作業中」「通行止め」という看板が立っており、ちょっと入る気になりません。橋の付け替えを含め長い期間かかっている工事です。

ということで精進ヶ滝線を上ることにします。
こちらも冬季閉鎖解除前ですがゲートは開いていました。

精進ヶ滝線の見返り峠。
ここからは南アルプスや精進ヶ滝の吊り橋など遥か先に望むことが出来ます。



精進ヶ滝への分岐点を曲がって精進ヶ滝橋へ。
精進ヶ滝はこの橋を渡って遊歩道を徒歩で向かいます。ということで今回はパス。

精進ヶ滝線の未舗装路。
全て舗装されてしまったのでは?と思っていたのですが、それでも約300mだけ残っていました。が、余りに短いですねぇ。

ほどなく御座石線との接続地点に到着。
実は、ここには廃道となっている林道があり地蔵大橋を経由して北精進ヶ滝へと行くことが出来ます。
ただ途中の道筋は酷い状態で、しかも小金沢橋を過ぎた直後に巨大な落石が道を塞いでいるため最後まで車輌で行くことは出来ません。

全線舗装の御座石線を下ります。
途中では八ヶ岳や須玉町方面の景色も見られますが、3000m強の舗装林道なのでアッという間に終わります。
そして御座石鉱泉側のゲートへと到着。。。ん〜、ここにもゲートが出来てしまったんですねぇ。

御座石線からは小武川線を進んで小字沢線との分岐点へと進みます。小字沢線のゲートもオープン。




今回は入りませんでしたが、1週間ほど前に入ったときは小字沢線のダートは約2キロほどとなっており、またラスト1キロくらいのところでは約10センチの積雪路となっていました。

話しを戻して小武川線を更に進みます。
小武川線では茅ヶ岳や金ヶ岳を一望。
遥か眼下には小武川線から分岐して韮崎市へと下っていく御庵宅小武川線もクッキリと見えます。

そして小武川線の終点へと到着。
手前を左に延びる道は先に見えた韮崎市清哲へと下っていく道で、奥の左へと延びる道は県道613号の甘利山線へと続く道です。どちらも御庵宅小武川線ですが、今回は奥の御庵宅小武川線を使って県道613号へ向かいます。

今やすっかり舗装されてしまった御庵宅小武川線。未舗装部分は約2.4キロ。こちらも淋しい状態です。


県道613号との交差地点へと到着。
更に真っ直ぐ進むと白根町の県道20号へと抜けられますが、当日はゲート閉鎖。今回はメインとしていた旭山林道の支線へ向かうので左へと曲がります。
ちなみに右へ進むと甘利山となり、そこから先は小字沢線へと続きます。

旭山線は約2.8キロの全線未舗装路です。

本線はピストンですが、途中の支線が抜け林道となっている面白い道ということなので入ってみることにしました。

こちら側からはゲートがあるので4輪では入れませんが、2輪なら本線の法面側からでもゲートの横からでも簡単に入れます。



支線へ入ると直ぐに道幅1車線強の急勾配な上り坂となります。

ほぼ上りを終えた場所にある穂見神社。権現作りの社殿は韮崎市の重要文化財となっています。



穂見神社からは一転して急降下。細くてガレた九十九折れの道が延々と続きます。

突如、山の中腹に現れる穂見神社の大鳥居。
周囲に鳥居以外は何もありません。これ以上に暗かったらちょっと不気味かも。



思わずファイナルファンタジーやドラクエといったゲームの一場面を思い出してしまいました(笑)。

道には深い轍の痕跡。
ほぼ1車線の荒れた道ですが、こんなところにも4輪で上ってくる人がいるのですね。

出口にはゲートがありますが、このゲートは開閉式になっているので自由に開けられます。ただ獣よけの電撃ゲートなので注意して開けましょう。

最終的には株式会社エーワンの横に抜けてきて終わります。
狭く、ガレた、急勾配な、延々と続く九十九折れの道。でも途中には盆地を一望する場所もありユニークな道です。この道については個別に後日アップしたいと思います。


冬季閉鎖解除まで十日余り。
すでに多くのゲートが開いていますが、それでも大手を振って通れる日が待ち遠しく感じます。
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