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271 行き当たりばったりツーリング! 〜 by 彷徨いツー 〜
走行日:2006年1月28日
午前10時30分

雲ひとつない快晴となった1月28日。
今回はカズさんに音頭をとってもらい、すず太さんとともに甲府市周辺の林道へと行ってみることにしました。

午前10時30分に茅ヶ岳広域農道の大穴トンネルを抜けた場所にあるハッピードリンク前へ集合。
偶には目的地を決めずに行くのも面白いかも、ということで確固たる行き先も決めないまま出発です。
午前10時51分

最初に向かったのは明野村の名無し林道。
茅ヶ岳広域農道から饅頭峠へと延びる林道で、カズさんお勧めの全線未舗装林道です。
それほど長い距離の林道ではありませんが、道幅の狭い場所や、ややガレた上り坂が続きます。

ここは林道仲間である若おじさんも走られており、秋には紅葉のトンネルが続き素晴らしい彩りを見せてくれるそうです。
開けた場所を抜けていくと→、唐突に現れる尾根道↓。
左手には明野村や韮崎市の町並みが樹木を通してチラチラと見え隠れしています。
午前11時03分

明野村、敷島町、韮崎市の境界となっている饅頭峠へと到着。
饅頭峠は1センチから4センチの丸いマンジュウ石が沢山あることから名付けられているそうです。
午前11時08分

マンジュウ峠から北へと延びる1034mの峰へと入ってみました。
午前11時12分

この辺りが1034m峰の山頂かと思われます。
同地点の先には真っ直ぐ進む下り坂と左へと下っていく道が分岐しています。
さて、この先をどちらに進むべきか。
真っ直ぐ進む道はかなり狭いので左へと下りていくことにしました。
ただ左の道は崖道。

しかも道には落ち葉が厚く堆積しており、上から見ても路面状態が殆ど分からない状況。

こういうとき頼りになるのがすず太さん。
大きな段差や石がないかを崖下に降りて入念にチェックです。

午前11時18分

崖下の路面チェックが済んでカズさんアタ〜ック!
ほどなく3人とも下りきって前進!
が、数百mほど進んだ場所で、、、
あらら。
道が途切れている。。。残念!

と思ったら、、、
その先は下り勾配が大きすぎて前が見えないだけでした。

ん〜、凄い下り坂。

これは下っていく、というより落ちていく感じです。
しかも路面には深い段差に大きな石がゴロゴロ。もしピストンだったら上って来られるか?
徒歩で30mほど下った場所にて撮影。

坂の上で「アタック!フォ〜」と叫んでいるのは(叫んでないか)カズさん。

このあと登るのに3歩進んで2歩下がる状態。切れる息と吹き出す汗に下ったことを後悔でした。
午後12時01分

アタックを断念して素直に深田記念公園へ。
午後12時08分

深田記念公園に出たあとは県道27号を南下。
数キロ南下した地点から左へと延びている名無し林道へ入ってみました。
周囲は厚い樹林帯。
ややガレた狭い道が続きます。

今日はこんな感じの道ばかり。
なにせ幹事役のカズさんがこういった道が好きですから(笑)。
が、数キロほど走った空き地にて行き止まり。

こういったとき、他に抜け道がないかを真っ先に調べてくれるのがすず太さん。このときも藪の中へ乗り入れて調べてくれました(感謝!)。


ちなみに筆者はタバコを吹かしてました(汗)
ここで引き返すのは惜しい、というカズさんの提案で途中の分岐道へ入ってみました。
おっと、どんぐり発見!
ここは本当に道か?
進むにつれて単なる山林にしか見えなくなってきました。
午後12時30分

山中へと分け入って行くこと十数分。
最終的には何処とも分からぬ尾根へと出てしまいました。

サイドスタンドが効かないほどの急勾配。クツが埋まるほどの落ち葉。遮る木立に、もうこれ以上は無理っぽい、ということで引き返すことにしました。
午後12時42分

名無し林道をあとにして県道27号を北上。
ここからは一路ホッチ峠を越えて甲府市へと入ります。

気温5度。
陽射しのためでしょうか。気温以上に暖かく感じます。
午後12時50分

こちらは安寺沢林道。
そろそろ昼食時ということで、県道101号へと抜けて梅の里公園・敷島総合公園を目指します。
午後1時02分

梅の里公園へと到着。

ここは梅の名所。
3月中旬になれば、周囲には梅の匂いが漂い淡いピンク色の花に包まれます。
午後1時05分

敷島総合公園の上には綺麗な富士山。
四阿でお湯を沸かしてカップラーメンを啜ります。

午後2時15分

昼食後は再び近場を彷徨います。
午後2時20分

敷島町牛句から亀沢地区をウロウロ。

行き着いた先は何処かの造成地。
正面には富士山。眼下には甲府盆地が広がります。
午後2時52分

牛句地区、亀沢地区周辺からは寺平千田線、千田線を経由して昇仙峡の松島へ。
午後3時12分

昇仙峡からは高成線へと入ってみました。
午後3時28分

こちらは高成線の支線。
途中からはやや勾配の大きいガレた道を進みます。
道幅は1車線ほどとなり、徐々に先細りの感。
おっと現れた丸太橋。

でも丸太橋はハンドルをとられそうなのでパス。

川幅は2mほどしかなく、水深も10センチくらいしかない小川です。ここは無難に川の中を渡ります。
午後3時39分

高成町を奥深く分け入った山中。
と、前方でカズさんとすず太さんがヒソヒソ。ヒソヒソ。

どうやら倒木のようです。
お2人は、なんとか倒木を避けて通れないかとチェック中。

この先は観音峠大野山林道の長窪峠へと抜けていくのですが、道はすでに登山道の様相を帯びてきました。
倒木も避けられそうにないので、ここで引き返すことにしました。
ちなみに筆者はここでもタバコを吹かして傍観。スミマセン。。。
午後3時51分

高成線を抜けて荒川ダムが見えてきました。
荒川ダムからは羅漢寺山へと登ってみることにしました。
午後4時06分 うぐいす谷の駐車場へと到着。
50mほど奥へ入っていくと断崖絶壁の「うぐいす谷」
ここからは、断崖を通して遥か南に甲府盆地が広がっています。
午後4時12分

うぐいす谷からは尾根道を歩いて弥三郎岳(羅漢寺山)へ。
歩くこと十数分。

右手の谷を挟んで弥三郎岳が見えてきました。
午後4時29分

最後の鎖場を登って山頂へ。
ここからは東側から西側まで広がる180度のパノラマ。
素晴らしい絶景です。
午後5時17分

気温0度。
解散するには中途半端な時間なので、下山後は塔岩線へ行ってみることにしました。
午後5時28分

塔岩線の入り口へと到着。

途中からややガレた道となる塔岩線ですが、入り口に着いたときには既に夕間暮れ。ここからは注意して進みます。
午後5時45分

延長5552mを17分かけて終点へと到着です。
周囲は真っ暗な状況。ライトがないとなにも見えません。
午後6時29分

最後は近くの食堂にて夕食を摂り、午後7時15分に散会。

目的地も決めずに行き当たりバッタリのツーリングでしたが、天気が良かったのが幸い。気温もそれほど下がることなく素晴らしいミニツーリングとなりました。

カズさん、すず太さんには感謝いたします!

(了)
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