トップへ戻る 雑記館へ戻る ページ2へ移動
439 雑記館No.21 快晴!のんびりと林道へ (ページ1)
2008年2月9日

昼からの雪は深夜まで降り続き、自宅周辺では15センチほどの積雪となった。

今年になって本格的な雪は3回目。
暖冬で雪らしい雪のなかった昨年に比べなんと多いことか。

2008年2月19日

降雪から10日。
朝から抜けるような青い空。
東西南北の何処を見廻しても雲ひとつない状態です。

こんな日に仕事をしているのは勿体ない、ということで久しぶりに林道と名のつく場所へ行ってみることにしました。

午前10時30分
バイクカバーを外すも、実はバイクに乗るのは1月25日以来です。
バッテリーもそろそろ寿命を迎えつつあり、愚図つくエンジンはなかなか掛かりません。
お湯で暖め始動させるのに約15分。
出発したのは午前10時45分を廻ったころでした。

午前10時52分

さて何処へ行こうか。
敷島から竜王へ抜けてバイクを西へと走らせます。
実はまだ行き先が決まっていないのですが......


午前10時57分

旧竜王町の信玄堤公園。
正面は旧白根町方向で、その上部には農鳥岳、やや左に櫛形山、右端には甲斐駒ヶ岳といった山々が広がります。

ベンチで地図を広げること約5分。
取り敢えず増穂町方面へ向かうことにして出発です。

写真上パノラマ拡大 現在地マップ 元の写真に戻す

午前11時20分

甲西バイパス(国道52号)を南進します。

午前11時43分

甲西バイパスの「甲西工業団地南」交差点を右折。
ここからは西へと向かい、増穂町の舂米(つきよね)地区へと向かいます。

ちなみに正面の山は櫛形山2051.7m。
2000mを越える高い山なので山頂は雪で覆われています。

午前11時48分

舂米地区の甲州増穂美術庵へ到着。
ここからは北山林道を上って増穂町の平林地区へと向かいます。

なお同地点の標高は310m前後。
北山林道の道も、標高750mを越えることのない低い林道です。


現在地マップ 元の写真に戻す

午前11時50分

入り口付近は雪の痕跡など全く見られなかったのですが、数100mほど進んだ地点で凍結路です。

午前11時52分

積雪は殆どないのですが、道が凍結しているので切り返し部分が上りません。

午前11時57分

凍結箇所は約100mほどだったでしょうか。
それほど長い距離ではなかったのですが、押したり引いたりの格闘で5分近い時間を費やしてしまいました。

それでもなんとか凍結部分を脱出。
左手には盆地の景色が徐々に広がり始めます。

午後12時04分

が、再びの凍結路。
というか、実はここまでの間には既に数回の凍結箇所を通り過ぎてきています。
どれも数10mから100mほどの短い凍結でしたが、そういう場所に限って勾配が大きくなっているので苦労させられました。

午後12時06分

このあとも日向と日影で断続的な凍結路が続きます。
当初はなんとかなるだろうと思っていたのですが、標高が上がるにつれて上らなくなってきました。

チェーンは面倒なので出来れば巻きたくないのですが、上らないのであれば仕方ありません。
ここでチェーンを巻くことにしました。

午後12時16分

10分ほど掛けてチェーンを装着。
通常はゴムでチェーンを引っ張るのですが、この程度なら外れる心配もないので今回は省略。
巻き方も手抜きをしてユルユルの状態です。

午後12時18分

チェーンもカチカチに凍ったアイスバーンや数10センチを越えるような積雪路では余り効果を発揮しませんが、この程度の場所では流石に抜群の威力です。
ノーマルで苦労させられたことが嘘のように軽々と上ります。

午後12時20分

積雪量は場所によってかなり違います。
日向では全く積もっていない場所もあり、逆に日影の深い部分では20センチくらい積もっている場所も幾多とみられます。

ちなみに写真の場所では20センチほど。
20センチといっても車の轍があるので、凍結さえしていなければチェーンを巻く必要もないと思います。

午後12時28分

山の南側に出ると雪は皆無です。
こうなってくるとチェーンが邪魔になってきますが、この先には急坂もあるので取り敢えずはそのまま進みます。

午後12時33分

北山林道も半ばを過ぎてきました。
標高的には650m前後とそれほど高くはありませんが、北側には盆地の景色が広がります。


写真下のパノラマ拡大

午後12時36分

坂道を切り返して南へ。
背後の正面は甲州市方向で、その上部には雪を被った大菩薩の峰々が連なります。

当日は1日を通して雲ひとつない快晴。
空気も澄んでいたので抜群の景色を見ることができました。


写真上のパノラマ拡大

午後12時56分

起点から約4.7キロ。
正面の山腹には県営の赤石高下線が長く続きます。
同地点からは平清水林道も分岐していますが、雪に覆われた法面を見ればどちらの林道も推して知るべし、といった感じです。

しかしここにあった木が切られてしまったのは残念。
写真を撮るにはちょうど良い被写体となってくれていたので惜しい気がします。

午後1時8分

平林地区が見えてきました。
ここから平林地区までは全て下り坂です。

午後1時12分

北山線の終点へ到着。

右折すると甲西町へと下っていく甲西林道となり、左折すると平林地区の県道413号へと下ります。
甲西林道は冬季閉鎖中であり、今回は左へ曲がって平林地区へと向かいます。

午後1時15分

さてチェーンを外します。

ちなみにチェーンは絡むと取り付けるときに大変です。
あっちを捻るとこっちが絡み、こっちを捻るとあっちが絡むで、下手をすると真っ直ぐにするのに30分もかかったりします。
これを防ぐには5、6ヶ所をテープで留めておくと絡まなくなります。30秒もあれば出来ることなので、手間を惜しまずやっておくといいでしょう。

午後1時25分

県道413号へ出てきました。
同地点からは右折(進行方向から見て)して平林地区の集落へと上ります。

なお、この辺りでの標高は800m前後。
日影では僅かに凍結部分もありますが、殆どの場所では綺麗に除雪されており溶けきっている状態です。

午後1時26分

ただ屋根の上には今でもかなりの積雪。
盆地との標高差は500mくらいしかないのですが(甲府駅は277m前後)、雪の降り方では大きな差があったようです。

午後1時29分

平林地区を上って丸山林道の起点へとやって来ました。
同地点は二又路になっており、左へ折れる道が丸山林道で、右直進的に進むと伊奈ヶ湖大久保平林道です。
丸山林道は冬季閉鎖中であり、標高も最高所では1700mを越えます。当然この時期に抜けることは不可能であり、今回は右直線的に進んで伊奈ヶ湖大久保平林道へと入ります。


現在地マップ 元の写真に戻す

午後1時30分

ちなみに丸山林道の入り口付近はこんな感じ。

除雪されていなければそれなりの積雪がありそうです。
なおゲートは櫛形山林道と合流する直前の約4.1キロ先に設置されており、当然のことながら閉まっているものと思われます。

午後1時33分

氷室神社前の駐車場。
ここからの富士山はとても綺麗です。

午後1時37分

伊奈ヶ湖大久保平林道を進みます。
場所によっては凍結部分もありますが、除雪されているので注意して走れば全く問題のない状態です。

午後1時42分

桜池へ到着。
一帯は公園化されており、周囲には幾つものトイレや四阿が設置されています。
また桜池を見下ろす位置には野営場も造られており、テントサイトにはシャワー棟や炊事場も用意されています。


ファイル容量が大きくなったのでページ2へと移ります。
       
トップへ戻る 雑記館へ戻る ページ2へ移動