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2009年10月09日 過去10年で最大級という台風18号が過ぎた翌日。 青空が広がったので急遽ツーリングへ出てみることにしました。 午前8時45分。 写真は甲府市千塚3丁目の千塚公園。 いつものようここからにバイクを東へと向けて走らせます。
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午前9時2分 県道6号の善光寺交差点。 同交差点を右折すると直ぐに甲斐善光寺が建っています。 |
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午前9時15分 県道6号の十郎橋西交差点で左折。 桜井ランプから西関東道路へと入り山梨市へと向かいます。
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午前9時25分 山梨市の万力公園へ到着。 万力公園は笛吹川の防水林である万力林に造られた公園で広さは14ヘクタール。敷地内には図書館や千鳥湖、遊歩道や各種広場が設けられており、古くから憩いの場として多くの人々に活用されています。 |
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午前9時45分 さて旧塩山市へと入ってきました。 写真は下於曽地区で中央の建物は塩山市民病院。 JR中央線の塩山駅から南西へ約1.5キロといったところですが、昔の記憶しかないので随分と変わった気がします。
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午前9時55分 近くのスーパーで食料と飲料水を購入。 ここからは国道411号を東へと進み、旧塩山市上萩原の裂石(さけいし)地区へと向かいます。 |
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午前10時5分 裂石地区へ到着。 ここを右折すると県道201号となり、大菩薩嶺2056.9mの登り口として知られる上日川峠へと上っていきます。
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午前10時7分 上日川峠へ向けて県道201号を上ります。 ちなみにこの県道201号は今でこそ塩山停車場大菩薩嶺線という県道ですが、10年くらい前までは嵯峨塩裂石線という林道だった道です。なので道幅や雰囲気は林道そのもので、曲がりくねった勾配の大きな坂が上日川峠まで続きます。 |
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午前10時9分 丸川峠分岐駐車場。 左へ入ると丸川峠1675mへの登山道です。 ちなみに同地点にはゲートがあります。このゲートは県道201号のゲートで、例年だと12月15日から3月31日まで閉鎖となります。 大和村側にもゲートがあり、1月7日から3月31日まではどちらからも上って来られないので注意してください。
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午前10時15分 千石平分岐点。 同地点には千石茶屋が建っており、大菩薩登山道はここで県道を離れ単独で上日川峠へと進みます。 上日川峠までの道のりは約2キロといったところでしょうか。 県道201号だと6キロくらい歩かなければならないので随分と短縮になるようです。 |
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午前10時21分 だいぶ上ってきて後方には甲府盆地の景色がが広がります。 手前に春日居町や石和町、奥に甲府市や南アルプス市などの景色で、正面の大経寺山には通ってきた西関東道路が走ります。
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午前10時28分 上日川峠まで残り1、2キロといったところでしょうか。 この辺りまで来ると北西側に三富村や県境の山々が広がります。 |
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午前10時29分 手前に見えるのはここまで通ってきた県道201号で、その左側に見えるのは国道411号の上萩原大橋。その上には林道竹森線の道筋をくっきりと望み、更に柳沢の頭1671.2mにはNTTドコモの柳沢無線中継所が顔を覗かせています。
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撮影:2005年10月20日 上萩原大橋は重川に架かるループ橋で、橋の先は上萩原第一トンネルを潜って柳沢峠へと向かいます。 ちなみに同地点から柳沢峠までの距離は約6キロ。トンネルを過ぎたあたりから徐々に竹森線が見えてくるようになってきます。
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午前10時32分 上日川峠まで残り約500m。 このころになると更に標高が上がって旧塩山市や牧丘町といった眺望も広がります。 右手奥の高い位置に見えるのは牧丘町柳平地区に位置する琴川ダム。この琴川ダムは平成20年に出来たばかりのダムで天端の標高は1464m。多目的ダムとしては日本一の高所にあり、発電用のダムを含めても国内で4番目ということです。
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午前10時39分 ロッヂ長兵衛の建つ上日川峠へ到着。 ここが大菩薩嶺への登山口になっており、山頂までは約1時間35分ほどかかるそうです。なお車道は更に上部の福ちゃん荘まで続いているそうですが、この先には駐車場がないので、4輪などは同峠へ置いて登るのが一般的なようです。なお駐車場は市営の無料駐車場が3つあり、よほどの混雑期でなければ停められると思います。 さて県道201号は上日川峠で終わりです。 同峠から先は県道218号へと名前を変えて大和村の国道20号へと下っていきます。 |
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午前10時54分 土室日川線との分岐点を経て小屋平へ。 周辺には幾つもの自然観察歩道が設けられており、上日川峠からの遊歩道が小屋平を横切って石丸峠へと続いています。 |
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午前10時56分 砥山林道との分岐点。 砥山林道は大菩薩湖を廻る抜け林道で延長は8100m。 かつてはその殆どが未舗装路でしたが、現在は舗装化が進んでいるようで、当日も舗装化工事のため通行止めとなっていました。 |
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午前10時59分 ちょっと寄り道して県道218号を離れます。 この道は県道218号から東へと延びる「みより沢」に沿った道で、入り口から未舗装路が続きます。 |
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午前11時2分 道幅は約1.5車線といったところでしょうか。 ところどころ九十九折れになっており勾配は大きめですが、路面がしっかりとしているので割と走りやすく感じます。 |
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午前11時11分 県道218号から分岐して約1.2キロ。 最後は、みより沢の上流にある巨大な谷止めダムに突き当たって終わりです。この谷止めダムを造るための作業道だったようです。
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午前11時25分 再び県道218号へと戻ります。 それほど多くはありませんが、場所によっては大菩薩湖が右手に顔を覗かせます。 ちなみに写真の正面は大菩薩湖の北西岸で、その向こうには北側から入った約1.5キロ付近の砥山林道が見えています。 |
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午前11時26分 日川林道分岐点。 左折すると日川林道となり、最終的には湯の沢峠近くの焼山沢真木林道へと抜けていきます。かつては未舗装路が長く続く林道でしたが、現在は全線舗装となってしまったようです。 |
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午前11時28分 上日川ダムへ到着。 このダムは1991年に着工して1999年に完成したそうです。 ダム用途は発電用で、東京電力が土室川の葛野川ダムとセットで造ったそうです。 |
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午前11時30分 ダムの高さは87メートルで堤長は494m。 発電所は地下500mの場所にあり、使われている水車の落差は世界最大だそうです。 しかし地下500mの発電所というのは凄いですね。 自身には想像も出来ませんが、予約すれば無料で見学できるということなので、興味のある方は申し込んでみては如何でしょうか。
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午前11時31分 上日川ダムの管理棟から約800m。 再び県道218号から離れ枝道へ入ってみます。 |
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午前11時35分 この道は雨ノ沢に沿って東へと進みます。 入り口からの未舗装路は約600m地点で約100mの短い舗装路となり、その舗装路が再び未舗装路へ戻ると同時に下り坂です。 |
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午前11時37分 割としっかりしているので日川林道と繋がるか?などと期待もしましたが、残念ながら約900mほど進んだ場所で行き止まりです。 日川林道までは300mくらいでしょうか。 あと少し延ばせば繋がりそうなのに少々残念なところです。 |
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午前11時42分 南側から見た上日川ダム堰堤。 管理棟から見たときにはそれほど大きく思えませんでしたが、やはり下から仰ぐとその大きさを実感させられます。 |
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午前11時44分 県道218号側のゲート。 このゲートは例年1月7日から3月31日まで冬季閉鎖です。 ここのゲートが閉まると上日川峠へ車で行くことが出来なくなるので注意してください。 |
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午前11時46分 一の平林道入り口。 残念ながら通年の通行止めで自身も入ったことがありません。 |
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午前11時57分 嵯峨塩地区。 かつての林道名に使われていた地区で、周辺には十数軒の民家が建ち並びます。 ここまで来ると大和町までは残り僅かです。 |
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午後12時00分 大和町へと下って焼山沢真木(西)林道の入り口へ到着。 この林道は湯の沢峠へと続く林道で、途中で前述の日川林道が分岐しています。以前は長い未舗装路を有していましたが、現在は殆どが舗装されてしまったようです。 |
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午後12時6分 再び県道218号を離れ枝道へと入ってみます。 |
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午後12時8分 この道は大谷ヶ丸1643.8mへ登る際にも使われていたそうですが、現在は途中の道が荒れているため、一つ南側の雨沢から登るのが一般的になっているそうです。 |
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午後12時11分 最初から最後まで曲り沢に沿って登っていきますが、景色的には山の狭間なので余り良くありません。 |
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午後12時17分 道は約2キロほど続いて行き止まります。 看板がないので分かりませんが、終点から左へ延びているのが大谷ヶ丸への登山道でしょうか。 登山道が付け替えられたためか道は草に覆われており、今や人の通行は殆どないようです。
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午後12時22分 ついでなので雨沢沿いの道へも入ってみました。 |
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午後12時25分 曲り沢よりも狭く薄暗い道が続きます。 |
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午後12時30分 入り口から約1キロ。道が崩れていて行き止まりです。 直ぐ先には小さな堰堤があり、細い道がその横を通って山へと上ります。車輌が通るような道ではないので、道が崩れていなくても車道はここまでのようです。 |
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午後12時47分 県道218号へ戻り景徳院で一息。 景徳院は武田勝頼の墓所として知られ、山門の横には首を洗ったという首洗い池もあります。 |
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午後12時59分 道の駅「甲斐大和」 あらら、ちょっとゆっくり廻りすぎました。 本来は大月周辺を廻ってから上野原市へ向かう予定でしたが、このままだと上野原市に着くころには日が暮れてしまいそうです。 ということで大月市は後回しで、まずは上野原市へ向かうことにして出発です。
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