ここからはページ1の続きです。 小室の矢川地区へ出たら右折して西へと進みます。 約200mも進むと道の右側に「↑八雲池公園 / 平林→」という方面案内板が出ており、その奥には県営赤石高下林道の起点杭が立っています。 県営赤石高下林道の延長は4359m。全線舗装ながら途中には展望広場があり、東方向に目を転じると富士山や甲府盆地などの気持ちの良い景色が広がっています。また赤石高下支線などの未舗装路も分岐しており、こちらでも気持ちの良い景色が広がります。
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更に約100mほど進むと町営の赤石高下林道が左へと分岐しています。 町営の赤石高下林道は全線舗装で延長は2991m。標高が上がるにつれて市川三郷町や旧鰍沢町を見下ろしながら進み、最終的には立石清水林道の起点へと続きます。
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矢川地区集落のほぼ全景。 | |||
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矢川地区で右折すると約3キロでほぼ等分の分岐路へ行き着きます。 左は箱平林道で、右へ曲がると直ぐに八雲池公園。箱平林道はあとで廻ることにして、まずは足馴峠林道の起点となる八雲池公園へ向かいます。 |
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分岐路を右折して50mも進むと八雲池です。 もともと農業用に造られた人工の溜め池ですが、渇水の影響か水位が随分と下がっていました。 ちなみに左側に立っている白い杭が足馴峠林道の杭で、ここを起点に源氏山方向へと向かっていきます。
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さてそれでは行ってみたいと思います。 とその前に、自身は今まで足馴峠を「あしなれとうげ」と読んでしまっていましたが、実際には「あしならしとうげ」と読むようです。 |
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最初は八雲池公園の北側上部を巻くようにして進みます。 しかし初っ端からの舗装路。まさかこのままずっと舗装?などと思いながら進みましたが...... |
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1分も走らない内に砂利道。 このあとは短い舗装路が何度か続きますがほぼ未舗装路状態です。 |
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箱平林道への分岐点。 この分岐点を左へ下って行くと先ほどの箱平林道の起点から約1.2キロ地点へと下ります。 以前は全線未舗装路でしたけど、いまがどうなっているのかは知りません。 |
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ダイナミックに山を廻り込みます。 | |||
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本来なら左手には富士山や旧六郷町方向の景色が広がるはずなのですが、当日は曇っていてなにも見ることが出来ませんでした。 | |||
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立石山作業道との分岐点。 左へ進むと立石山作業道となって最終的には立石清水林道へと下ります。 現在は知りませんが、5年前までは全線未舗装路で、途中では甲府盆地や綺麗な富士山を望む非常に気持ちの良い道でした。
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未舗装路といっても工事車輌が通るので極めてフラットです。 | |||
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謎の分岐道..........というか基幹作業道十谷線へ繋がる予定の道ですね。 現在の十谷作業道は2449mのピストンですが、将来的には抜け林道となって同地点へ繋がってくると思われます。 またその際には名前が変わり、「林業専用道足馴峠線1号支線」という長い名前になるようです(もう変わっているのかな?)。
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五開林道との合流間近です。 左手の谷底には大柳川が流れており、五開林道がそれに沿う形で下ります。 |
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正面やや左の一番高い峰が倉尾山1853.9m。 将来的には対面の山腹を縫った足馴峠林道が、倉尾山の左側直下を巻いて尾根の向こうへ越えていくようです。 いまは深い山が続くばかりで影も形もありませんが、将来的なことを考えるととても壮大なことに思えます。 |
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当日は曇りだったのが残念でしたが晴れていればこんな感じに見えます。 右側一番近い対面の山の奥に源氏山があり、その源氏山から手前の山腹へと引っ張ってきて、その後、山腹を巻いたら今度は奥へ奥へと延伸していき、最終的には最奥部の一番高い頂きの横を抜けさせていく、ということのようです。
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八雲池公園から約8.2キロ。前方に二又路が見えてきて五開林道の終点と接続です。 五開林道の延長は約2.7キロ。左の道へ下って行くと約300mほど先で折り返し、最終的には五開茂倉林道へと続いていきます。 なお同地点には五開小塚林道の起点杭が立っていますが路線としては足馴峠林道と同じです。 |
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右直進して足馴峠林道を進みます。 | |||
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しばらく進んだ広い空き地。ここも晴れていればそれなりに綺麗なのですけど....... | |||
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山奥。凄く山奥です(もう少しマシなコメントないのかい)。 | |||
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左手側の景色はこんな感じ。 標高としては1700mとか1800mといった稜線なので迫力はあるのですが、なにせ山が近いので景色としては単調です。 |
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八雲池公園から約10キロ。前記した十谷作業道との分岐点へ到着です。 現在の十谷作業道は2449mのピストンですが、将来的には「林業専用道足馴峠線1号支線」となって先ほどの場所へ抜けていくようです。 時間的にも遅くなってきたので、十谷作業道は帰路に寄ってみることにして先へと進みます。
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源氏山登山道入り口。足馴峠林道が完成すればもっと近くから登れるようになるのでしょうね? | |||
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八雲池公園から約11.6キロ。 前回に来たのは2005年の9月で、そのころの開設現場はこの辺りのはずですが、それから約8年が経ち、今では当時の面影は全くありません。
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八雲池公園から約12.5キロ地点で開設現場用のプレハブ小屋。 | |||
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プレハブ小屋のカーブを曲がって行くと、対面の山腹にはまだ削り取って間もないと思える荒々しい法面のあとが。 | |||
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正面の谷止ダムは「大柳川上流No2谷止ダム」で、その直ぐ上に見えるのが「大柳川上流No.1谷止ダム」。 この谷止ダムの右手側が無名山1907.6mで左手側が源氏山1827m。この「大柳川上流No2谷止ダム」の前で180度向の方向転換をして。今いる無名山の山腹から源氏山の山腹へと移ります。 |
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こんな感じ。右側に見える法面がプレハブ小屋の建っていたカーブ。 | |||
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谷止ダムから約600m。前方に大型の重機が見えてきて........ | |||
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そのカーブを曲がると直ぐに開設現場となって道がなくなっていました。 | |||
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反対側から見るとこんな感じ。 ちなみにここまでの距離は八雲池公園から約13.6キロ。8年前の終点からだと約2キロほど延びましたが、当時は八雲池公園まで繋がっていなかったので、そちら側も含めると4、5キロくらい延びたのかもしれません。 |
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終点の突端に上ってみましたが、その先は歩くことも困難な急傾斜です。 | |||
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開設現場の左手は八町山1521.1m。 その山腹の上部には先ほど分岐していた十谷作業道を望み、そこから一段下がった場所、というか、かなり下がった場所を足馴峠林道が走ります。 |
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さてUターン。 辺りも薄暗くなり始めたので急いでその十谷作業道へ向かってみることにします。 写真は途中の道筋から見た源氏山と開設現場。こうして見ると何処をどのような形で廻して行くのかがよく分かります。 |
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十谷作業道のゲートへ到着。 | |||
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作業道といっても路面はフラットで、段差のない土質は走りやすく感じました。 | |||
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土捨て場でしょうか、途中に空き地が造られており、そこからは正面に源氏山1827m、その右側に無名山1907.6mを望むことができました。 | |||
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ただ景色が広がるのはその空き地くらいで、あとは頭上まですっぽりと覆った厚い樹林帯の道がずっと続きます。 | |||
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狭い切り通し道。標高は1400mくらいです。 | |||
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終点間近。 1440m峰を巻いて南東へと進みます。 |
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最後は約2.4キロ(延長は2449m)ほど進んだ小さな空き地で行き止まります。 周囲は厚い樹林帯が囲んでいるので景色的なものはなにもありません。 将来的には「林業専用道足馴峠線1号支線」として、前記した足馴峠林道の場所へ抜けていくものと思われますが、こちら側はまだ全くの未着工で工事は始まっていません。
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十谷作業道をあとにして再び足馴峠林道へ下りてきました。 | |||
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五開林道の終点へ到着。 直進すると来た道の足馴峠林道で、右へ折り返すと五開林道。 今回は五開茂倉林道から旧鰍沢町の十谷地区へ抜けることにするので五開林道へと曲がります。 | |||
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五開林道の長さは約2.7キロ。 大柳川に沿って下っていく全線未舗装路だったのですが、な、な、なんと知らないうちに全線舗装になっていました......... |
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五開林道の終点で、ゲートから先の道は五開茂倉林道。 今回は左直進的に進んで十谷温泉郷を目指しますが、右へ曲がっていくと約9.1キロ先で十谷峠へ至ります。 十谷峠の標高は1470m前後。道筋から見る大柳川渓谷は非常に美しく、更に標高が上っていくと甲府盆地から身延町方面までの景色がパノラマとなって広がる素晴らしい道です。
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深い渓谷地帯なので日が没するとあっと言う間に暗くなってしまいます。 | |||
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「源氏の湯」に到着。 十谷温泉郷の中でも最も奥に位置するのがこの「源氏の湯」で、以前は「源氏荘」という名前の温泉宿でしたが、経営者が変わって2007年から「源氏の湯」となったそうです。 |
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旧鰍沢町(現在は富士川町)の十谷地区へ到着。
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ほどなく五開茂倉林道の起点へ。 同地点の右側にはボロボロになった五開茂倉林道の杭が立っています。 |
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さてここからは県道407号を東進して国道52号の「十谷入口交差点」を目指します。 | |||
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国道52号へ出たあとは甲西道路を北進して道の駅「しらね」へ。 ここから自宅までは30分ほどの距離で、帰着したのは午後8時ころとなりました。 本当は箱平林道へも行ってみたかったのですが、少々欲張りすぎて時間的に足りなくなってしまいました。富士見山林道と合わせ、次回のお楽しみということにしたいと思います。 |
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