旧鰍沢町から早川町あたり (ページ3) トップヘ戻る ページ1へ移動 ページ2へ移動 ページ3へ移動 徒然のページへ
※ここからはページ2の続きです。

道なりでは左直進ですが、富士見山林道の終点へ向かうには同分岐路を右へと曲がります。
ちなみに左直進の道は直ぐに勾配の大きな下り坂となり、塩之上地区や薬袋地区を抜けて最終的には県道37号へと抜けられます。

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右折して約100mも進むとゲートが現れます。
冬季に行ったことがないので閉じているところを見たことはありませんが、或いはここから先は冬季閉鎖で閉まるのかもしれません。

先ほどの分岐点が富士見山1639.5mのほぼ南端で、そこを過ぎると富士見山の西側山腹へ廻り込むようにして進みます。

地図で見るとこんな感じ。

最初は樹林帯が谷側を覆いますが、次第に木々が切れて南側の景色が開け始めます。

左手の南側正面は日蓮宗の奥の院がある七面山1982m。早川町の山ですが山頂付近は身延町の飛び地になっています。

富士見山を巻いて西側山腹を北へと向かいます。

南西側の山々。
布引山2583.7m、青笹山2208m、山伏2014mといった2000mを超える県境の山々が並びます。

待望の未舗装路!と、思ったのですが100mほどで舗装路に戻ってしまいました。

部分的に崩れているところもあり、それなりの高度感がありました。

富士見山林道の最高所。

標高は990m前後で、終点までは残り6キロから7キロといったところです。

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終点の早川地区へ下ります。

北西方向に早川の河原と砂利採石場が見えてきました。
終点の直ぐ近くにある砂利採取場で、その向こうを縫っているのは県道37号です。
本来なら広河原を経て芦安村まで続いている道なのですが、残念ながら南アルプス街道と南アルプス林道がマイカー規制されてしまい、それ以来、奈良田地区までのドン詰まりの道となってしまいました。

まだ黒さの残るアスファルト。
6、7年くらい前?までは未舗装路が何キロにもわたって残っていたのですが、残念ながら今やすっかり舗装化されてしまいました。

富士見山林道の終点へ到着。
これで26,666m(旧鰍沢町12,903m、早川町13,763m)の富士見山林道が終わり、ここからは県道37号へ出るため早栄橋へと向かいます。

現在地まっぷ 同地点に立つ林道の杭 元の写真に戻す

早川に架かる早栄橋。
渡ると県道37号へ突き当たるので今回は左折して国道52号へ向かいます。
ちなみに右折した側の県道37号は広河原まで続いており、本来ならそこから接続する南アルプス林道で芦安村まで抜けることができるのですが(同地点から芦安村の県道20号までは約60キロ)、残念ながら現在は約18キロ先の奈良田地区で通行止めとなっていて通り抜けることが出来ません。右折して甲府方面へ戻る場合は、新倉地区で五開茂倉林道へ入るか、もう少し先の奈良田地区から丸山林道を使って戻ることになります。

それぞれの林道の入り口まっぷ 元の写真に戻す

早栄橋の右手上流に見えるのは先ほど林道から見おろした砂利採取場。
その対岸に県道37号が延びており、約3.5キロで五開茂倉林道の入り口、約17キロほど先で丸山林道の入り口へと至ります。

さて早栄橋を左折。県道37号からは国道52号を目指します。
ちなみに早川町の幹線道路はこの県道37号だけなのですが、2014年2月14日、15日の大雪で車の通行ができなくなり、一時は665世帯1183人が孤立状態となったそうです。

国道52号の「切石駐在所入口」交差点。既に午後6時半を回っているので急ぎ帰ります。

最後はいつものように信玄堤公園で一息して帰着は午後8時ころ。
やや日が陰ってしまったのが残念でしたが、気候の良い9月下旬ということもあり気持ちの良い林ツーとなりました。

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