220 白山・千代田湖(山梨県甲府市下帯那町)

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白山は千代田湖の東にある約620mほどの小山です。湖畔との標高差は約60m。白山という名前の通り山頂は白い砂岩石で覆われています。山頂まで短時間で行けるため遠足などで行っている方も多いかもしれませんね。アクセスは千代田湖を周遊する道路を東側から入ります。約100mほど行くと「山宮温泉」という看板があるので左折します。
「山宮温泉」の看板を左折すると直ぐに階段があり「至、白山」という看板が立っています。なお当然の事ながら車は入っていけませんので、湖畔沿いの空き地へ置いていきましょう(どこにでも置けます)。1、2分ほど登ると帯那の家並みが見えてきます。しばらくすると木々に囲まれますが薄暗さはさほどありません。
場所によっては階段がなくなりますので雨の日には滑らないように注意しましょう。5、6分ほど登ると「至、白山」という看板があり道が二股に分かれます。看板は右方向を指していますが、足腰に自信のない方は右に曲がらず真っ直ぐ進みましょう。
更に5分ほど登っていくと等分に分岐するT字路に突き当たります。左へ行くと「青少年キャンプ場」となるので右へと曲がります。ここまで来ると残りは僅かです。直ぐに展望台の小屋が見え始め、1分ほどで山頂へと到着です。
展望台からは千代田湖を一望です。ここからの景色としては西側の正面に大宮山(片山665m)を望み、その遥か向こうに茅ヶ岳、金ヶ岳、曲岳といった山々が連なります。なお大宮山は「武田の杜」として整備されており、その山頂には甲府盆地を一望できる展望台が建っています。また西側には気持ちの良い遊歩道が設けられており、甲府盆地を見ながら稜線沿いに散策が楽しめます。
さて展望台からは南へ向かう道と西の千代田湖へ下りて行く道に分かれます。南へ向かうと約10分ほどで堂ノ山へ行くことができ、堂ノ山からは湯村山への遊歩道が延びています。また千代田湖への道は花崗岩の砂礫を踏みしめながら下る道ですが、約10分も下っていくと千代田湖の湖畔へと下りられます。坂が急なので躊躇ってしまうかもしれませんが、慎重に下ればそれほど危険なことはありません。