221 敷島総合公園・梅の里公園(山梨県甲府市敷島町牛句)

満開の梅に彩られた敷島総合公園・梅の里公園はこちらのページからどうぞ
「敷島総合公園」は面積約2万4300平米の都市公園で、「梅の里公園」はその敷島総合公園を中心に広がる梅畑です。園内には運動場・野外ステージ・広場・遊具・遊歩道があり健康や憩いの場として活用されています。アクセスは敷島町役場前を通る県道101号を北進していくと大きな案内板が立っています(写真左の信号を左折)。ただ、この道はちょっと平凡なので今回は更に800mほど北進した北側から入っていきます(写真中央)。「水産技術センター」という看板が立っている20mほど手前をUターンするように左折します。
道は一本道なので間違うことはありません。上り始めて約1分もすると、以前は「後沢貯水池」とよばれていた「矢木羽湖」が現れ「梅の里公園」へと到着です。本来の「矢木羽湖」は農業用の溜め池なのですが、週末には多くの釣り人で賑わっています。
周囲にはトイレや駐車場があり、池を周回する遊歩道も延びています(池の北西端にも両施設あり)。また「矢木羽湖」の西側へ廻ると山の斜面が一面の梅畑になっており、3月初旬には色とりどりの梅で染まります。
梅畑の山腹にはちょっとした展望台が設置されています。遊歩道を使って展望台に登ると「矢木羽湖」や「敷島運動公園(写真右)」が望めます(空気が澄んでいると写真右の中央に富士山が見えるんですが・・・・・残念)。
さて、ここからは「梅の里公園」を離れて「敷島総合公園」へと進みます。遊歩道から歩いて行くこともできますが、正面から入るなら車で約1分です。正面には管理棟や広い駐車場があり、管理棟の裏には多目的運動場が広がっています。
運動場を北西に進むと遊歩道があり「矢木羽湖」へと下っていけます。すでに「矢木羽湖」は見たので、今回は運動場を周回する遊歩道へと進みます。
運動場の横には数種類の遊具が置かれた小さな広場があります。また南側へ廻ると甲府盆地を望めるポイントや金桜神社の鳥居があります。かつてこの鳥居は金桜神社へと続く御岳道にあったそうですが、新道ができると参道が使われなくなり、江戸時代後期には既に倒伏していたそうです。それを昭和59年、田圃より掘り起こし現地点に移設したそうです。
運動場を1周して駐車場へ戻ると、南西斜面へと下りていく階段があります。階段は遊歩道へ続いており、道沿いには梅の木が植えられています(ベンチや休憩所もあります)。
場所によっては勾配の大きな坂があるので、子どもやお年寄りにはちょっと大変かもしれません。しかし木漏れ日の中での散策は爽快です。この遊歩道はそれほど長くありません。20分ほど歩くと駐車場の北側へと戻ります。
上の3枚は2003年03月19日に撮影したものですが満開でした。
園内には「しだれ梅」「八重紅梅」などを中心に約1500本、30種類の梅が植えられているそうです。近代的な遊具・施設はないので散策が中心となりますが、甲府駅から約25分と近く、全て廻っても2時間程度なのでお手軽です。