243 大菩薩周辺の林道へ  雑記館 No.5  (ページ2)−
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県道215号を上っていくと、やがて天目トンネルが現れます。
天目トンネルが見えたら注意して走っていきましょう。トンネルの右側に約1.5車線の道を見ることができるはずです。
ここを入っていくと大和村側の大蔵沢大鹿林道となります。
大和村側の、と書いたのは大蔵沢大鹿林道は大月市側からも開設しているからです。大月市側は大鹿林道から分岐しており、約1.6キロほどの距離が開設されています。

筆者自身大和村側は今回が初めて。
ということで久しぶりの見知らぬ林道に期待も高まります。


                                   



天目トンネルを右に入って約100m。
林道の看板とゲートが現れます。道幅は約1.5車線というところでしょうか。暫くは舗装路が続きます。



しばらく進むと大蔵トンネルが現れます。
このトンネルは中で左にカーブしているので入り口から先は真っ暗です。



途中には分岐路や作業道もありました。
ただ今回は時間がなかったので入っていません。
大和村側の大蔵沢大鹿林道は谷川が開けているので非常に気持ちの良い道が続きます。




道は山腹を幾重にも重なり、長く続く道は遙か先の頂上直下まで続きます。

ん〜、なかなか爽快です。



約4.4キロ地点からはダート路になります。そして先に進むと通年通行止めの看板。
まぁ、これは見なかったことにしておきましょう。


ダート路になっても道幅は約1.5車線です。路面はフラットなのでオンロード車でも問題ないでしょう。しかし場所によっては落石でガードレールの落ち込んでいる所もありました。落石には注意したいところですね。



標高が上がっていくにつれて眺望が広がります。
対面の山腹にはここまでの道筋を長く見ることができ、また、その遙か遠方には富士山も顔をのぞかせています。



ピークが間近に迫ってくると現れる大蔵沢第2トンネルです。平成12年3月に完成したばかりで222mの長さです。トンネルを潜ったら振り返ってみましょう。山の稜線が直ぐ上に見られます。

非常に気持ちの良い道ですが、残念ながら大蔵沢第2トンネルを過ぎると直ぐに工事箇所となってしまいます。

ここまでの距離は林道の起点から約7.2キロ。
大月市側からも開設工事をやっている林道ですが、繋がるには10年、20年という気の長い時間がかかりそうです。

大蔵沢大鹿林道を下る内に日が暮れてしまいました。
急いで焼山沢真木林道へと回ってみましたがゲート閉鎖です。同地点のゲートは去年までは古びたゲートでしたが新設されたようです。
ただゲート横の法面を駆け上がると突破できてしまうので2輪では余り役に立たないかもしれませんね。

こちらは嵯峨塩深沢林道です。
やはり冬季閉鎖ということでゲートは閉まっています。このゲートも横に50センチほどの隙間があるので2輪ではすり抜けてしまいます。

砥山林道もゲート閉鎖です。
このゲートも下が大きく開いているので2輪では入っていくことができますね。
あっ、勿論そういうことはマナー違反ですので慎むようにしましょう〜 ^^;

こちらは通年通行止の看板が立ってしまった一の平林道。
ん〜、深い雪です。入り口から30センチ以上の積雪があります。上はどのくらい積もっているのでしょう。



県道215号も上日川ダムまでもう少しというところでゲート閉鎖です。迂回路はないのでこれ以上は進めません。実はこのゲートを100mも上っていけば上日川ダムの南側堰堤となるのですが残念です。
明るく見えますが既に日が暮れてだいぶ時間が経っています。標高は1400m弱といったところでしょうか。気温もマイナス5度くらいで立っていると足下から底冷えがしてきます。

県道215号が開くのは4月1日。焼山沢真木、嵯峨塩深沢、砥山、の各林道が開くのは4月26日。あと2ヶ月半が待ち遠しい限りです。

− 塩山停車場大菩薩嶺線のゲート規制マップは以下の通りです −
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