244 佐野峠から上佐野地区へ  雑記館 No.6  (ページ2)−
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さて、ここからは佐野峠を左へと曲がって(北へ)上佐野地区へと向かいます。佐野峠の北側は直ぐに道が二股に分かれており、1本は樋之上地区へと上る林道佐野峠樋之上線、もう1本は上佐野地区へと下る林道佐野峠線。どちらも県営林道ですが佐野峠樋之上線は開設中の林道で当日はゲートが閉まっていました。
上佐野地区へ向かうには右へと下る佐野峠線を使います。

                                



佐野峠線の道幅は約1.5車線といったところでしょうか。約1キロほど下っていくと、対面の山腹に先ほど分岐した佐野峠樋之上線の道筋が見られます。



佐野峠からの佐野峠線は全線下り坂。佐野峠樋之上線の大鳥峠が頭上に見えるころ佐野峠線はその真下を通って右へと向きを変えていきます。開けている林道ですが、延長が2644mなのでアッという間に終ってしまいます。終点(実際は起点)には風雨にボロボロとなって立つ林道の杭と、新設された林道の看板が向かい合って立ってっています。
ここまでは全線舗装ですが、佐野峠線が終わると同時にダート路が始まります。



佐野峠線が終わって約2.5キロほど下っていくと西乗林道北線が左手に延びています。残念ながら時間がなくて入れませんでしたが、地図上で見ると三石山の南まで続いているようです。



さて西乗林道北線を過ぎるとヒノキ林に囲まれた樹林帯の道となっていきます。この道は西乗林道北線の南に位置することから西乗林道南線といい、途中からは道の横に林道の名称ともなっている西乗川が寄り添うようにして流れ下っていきます。

そして佐野峠から約7.8キロで上佐野地区の佐野橋へと到着です。



この時点で時刻は午後5時10分。そろそろ辺りも薄暗くなり始めていますが、ここからは左折して佐野川の上流へと向かいます。
佐野橋から約500mほど進むと南部町営バスの終点である上佐野バス停があり、道はその直ぐ先で二股に分かれます。

この分岐路を左に進むと林道佐野線となり林道本谷線や林道本栃線へと繋がっていきますが、右に進むと林道栃広線へと続きます。時間がなかったのですが、この林道栃広線は筆者自身入ったことがないので少しだけ入ってみます。

分岐路を右に進むと約200mで栃広橋となり、その約50mほど先に林道の看板が立っています。路面はコンクリート路ですが、道幅は1車線強から1.5車線弱というところでしょうか。少々狭さを感じます。




林道栃広線は途中まではコンクリート路が続きますが、約1.5キロほど進むとダート路へと変わります。周囲は鬱蒼としたヒノキの樹林帯で陽射しは殆ど射しません。
噂では3キロから4キロくらいのピストン林道らしいのですが、少々時間が切迫してきているので2キロ地点で引き返してきました。

ちょっともったいなかったかな〜 ^^;



先ほどの分岐路へと戻った後は再び佐野川を上流へと進みます。この川は途中から本谷川へと名前を変えますが、分岐点から約700m、佐野橋からだと約1.2キロ地点まで進んだら右手の川に注意して走っていきましょう。きっと奇妙な岩を見つけられるはずです。

この岩は直径2m、重さ数トンはあろうかという大岩ですが、奇妙な模様が刻まれていて何年も前から同じ場所にあります。ん〜、これはなんなのでしょうねぇ。

更に上流へ遡ること約1キロ(佐野橋から2.2キロ)。最後は予想していたとおり本谷林道の入口でゲート閉鎖です。
このゲートは滅多に開きません。自身も今回で4度目ですが、入れたのは2度だけ。この先は本谷林道、本栃林道と進み周回できるそうですが、筆者は土砂崩れやら工事やらで周回できたことがありません。

時刻は既に午後5時半を過ぎています。辺りもだいぶ暗くなり始めているので引き返すことに決定です。

通常は天使湖を経由してバス道で内船駅へと戻るのですが、当日は土砂崩れのため周回するコースがとれません。そこで再び佐野峠へと上り内船駅を目指します。
佐野峠への到着は午後5時55分。途中から曇ってしまったため、残念ながら帰りの富士山は厚い雲の中でした。



午後6時05分内船駅へ到着。日が暮れてからは気温が下がり、帰りには相俣峡パークで一休みして午後7時40分ころ帰宅(飛ばしました〜)。天気は今ひとつ冴えませんでしたが、雪がなかったのでまずまずのちょいツーとなりました(と、書いておこう)
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