247 広瀬湖、雁坂トンネルへ 雑記館 No.9(ページ2) −
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ここからは広瀬湖の西岸を通って雁坂トンネルへと向かいます。
駐車場の先は直ぐに広瀬橋(写真左)となっており、雁坂トンネルまでは約4.5キロの道のりです。




途中に名称不明の林道もありましたが、残念ながら1キロほどでゲート閉鎖。他にも上ってみましたが抜けられるような林道は見つかりませんでした(ちょっと残念!)。

駐車場から約1.2キロほど進んだ場所には「広瀬の大なら」が立っています。三富村指定の天然記念物で推定樹齢350年。樹高24.85m、根回り6.15mの大ナラで、古くから山の神の御神木として毎年5月15日には「山の神」祭りを行っているそうです。



駐車場から約2.2キロほど進むと新久渡の沢橋(写真左)となり、その手前には雁坂峠へと続く登山道が右手に伸びています。
雁坂峠は埼玉県との県境に位置する標高1950mの峠ですが、北アルプスの針ノ木峠や八ヶ岳の夏沢峠と並び日本三大峠のひとつに挙げられています。

新久渡の沢橋を渡って100mも進むと道の駅「みとみ」が左側に建っています。面白いのはここの食堂のメニューで、お勧めのメニューには「いのぶたラーメン」「いのぶたコロッケ」「いのぶた焼き肉」などといったユニークな商品名が列記されています。
道の駅は非常に立派な建物ですが、このころになると広瀬ダムからは離れており、この先の西沢大橋までは見えなくなっています。




道の駅を約500mほど進むと西沢渓谷入口(渓谷まで5キロ)があります。西沢渓谷は昇仙峡と並び山梨では有名な渓谷で、整備された遊歩道沿いには素晴らしい渓谷美が広がっています。

西沢渓谷入り口を過ぎると直ぐに西沢大橋となります。西沢大橋は1994年に完成した長さ360mのループ橋で、地形的に橋脚位置が限定されるためV脚を採用しているそうです。
西沢大橋の下には笛吹川が流れており、暫く見ることのなかった広瀬湖も南に目を向けると小さく捉えることが出来ます。





西沢大橋を過ぎると直ぐに「この先トンネルあり」の看板(写真左)が現れます。ここまで来ると雁坂トンネルも目前です。
雁坂トンネルの手前600mにある鶏冠山大橋を渡り、長さ254mの広瀬トンネルを潜っていくと約200mほどで料金所が現れます。



雁坂トンネルは起工から10年の歳月をかけ1998年4月23日に供用開始となった有料トンネルで、一般国道の山岳トンネルとしては最も長い6845mの長さを誇っています(山梨県側3658.5m、埼玉県側3186.25m)。料金は中型車860円、普通車710円、軽自動車560円、原付70円で歩行者と自転車は通行できません。
ここから秩父湖を目指そうとも思いましたが、往復1120円が惜しくて撤退です(せこっ!)。
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