249 大滝不動尊(東山梨郡勝沼町) トップへ戻る あちこちへ戻る
大滝不動尊は元慶4年(西暦880年)に金界坊が三光寺南堂の不動明王を移し草創したと伝えられているそうです。本堂の周囲には落差140mの男滝をはじめ、女滝、神洗滝、前滝、後滝などの滝が囲み、さらに山中には文珠堂、籠り堂、山門、金界坊堂、八郎坊堂(天狗堂)などの諸堂や雨乞い場が配され古くは修験霊場ともなっていたそうです。大滝不動尊は勝沼町にある菱山深沢林道沿いにありますが、ここまでの詳しい道筋については大滝林道のページを参照してください。  



菱山深沢林道から大滝不動尊の入り口へと入って約10mも進むと仁王門(写真右)が建っています。



仁王門を潜ると直ぐに階段となっています。見上げるような急登な階段ですがそれほど長くはありません。ゆっくりでも5分ほどなので頑張って登りましょう。

階段を登っていくと直ぐに右側に前滝(マエタキ)が見えてきます。前滝はそれほど大きいというほどの滝ではありませんが、滝からの流れは階段の横を下って小さな渓谷美を造っています。



前滝の横を登り階段の最後まで行くと右に「大瀧山不動尊社務所」があり本堂は正面に建っています。写真では大きく見えませんが、本堂の背後には落差140m男滝(オタキ)が流れ落ちています。



本堂の右手に回っていくと沢を渡る橋があり遊歩道が続いています。そこからは女滝(メタキ)を見ることもできます。



本堂の東側にある神洗滝(カミアライタキ)は残念ながら渇水で流れていませんでしたが、その方面には遊歩道が延びておりハイキングコースとなっているようです。

なお、大滝林道へ行くと滝を上方から見ることが出来ます。大滝林道はやや荒れている林道ですが興味のある方は行ってみては如何でしょうか。

大滝林道より撮影
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