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152 王の入林道 秋山村「王の入り園」から山奥へと続くやや閉塞感のある林道。
評価や閉塞感は季節によって異なってきます(A=良い/E=悪い)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。 |
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王の入林道へは県道35号から入っていく。県道35号を西進していくと、秋山村役場の直ぐ先に富士急行の「大地」バス停(写真左)が反対車線に立っている。そのバス停の前を左へとUターンするように入っていく道(写真中央)があるので左折する。入り口には「秋山小学校入口」という看板(写真右)が立っているので注意していけば分かるはずだ。※ 古い地図では栗谷小学校になっています。 | ||||||||||||||
県道35号を左折して約200mほど進むと秋山小学校があり、折り返すような形(写真左)で右へと上っていく。するとその先の約700mでT字路(写真中央)へと突き当たるので左折する(県道35号からだと約900m地点)。後はひたすら道なりに走っていこう。県道35号を左折してから約2.4キロの地点で王の入園(写真右)が現れ、林道はその直ぐ先から始まっている。 | ||||||||||||||
王の入園を約100mほど進むと道の左側に「林道王の入線」という古びた林道の看板(写真左)が立っている。看板付近の道幅は約1車線強から1.5車線弱とやや狭く、4輪同士だと擦れ違いに多少難儀するかもしれない。 | ||||||||||||||
路面はアスファルトで舗装化されている。ただかなり古いアスファルト路で、場所によっては深い亀裂が走っている。周囲は深い山と樹林に囲まれており眺望は殆ど望めない。しかし枝打ちされた高木なのでそれほどの圧迫感はないはずだ。 | ||||||||||||||
林道の看板から約800mほど進むとダート路が始まる。道幅は約1車線強。路面は湿り気のある土だが砂利が敷かれているので滑るようなことはない。ただ、やや段差の大きい路面で道自体がうねっている。ガードレールがないので走行には注意しよう。林道は大の入川に沿っており、ダートが始まった直後には小さな滝(写真中央)が流れ落ちている。 | ||||||||||||||
開けた場所が殆どない林道だが、約1.6キロほど進むと小さな空き地(写真左)があり、キャンプをしたと思われる焚き火の跡が残っていた。テントを張ってのキャンプも可能だが、直ぐ先の上流には滝(写真中央)があり、雨天後などの増水時には注意が必要だ。 | ||||||||||||||
林道の看板から約1.7キロほど進むとチェーンゲートが現れる。同地点は10メートル四方の空き地になっており、「二十六夜入り口」という標識が立っている。二十六夜というのは江戸時代にあった「月待ち」の行事で、旧暦の1月と7月に月齢26日の三日月が出るのを待って拝んだという信仰だ。近くには2つの二十六夜山があり(秋山村と道志村)、これらは月待ちを行う山として名前が付けられたということだ。チェーンゲートから先の道は更に狭くなっていく。場所によっては約1車線の道幅となり、頭上まで樹木に覆わる。暫くは陽も射さない閉塞的な道が続いていく。 | ||||||||||||||
林道の看板から約2キロほど進むと小さな橋があり「大の入川」を渡っていく。その後は勾配の大きい上り坂となり、約1車線の荒れた道となる。滅多に陽の射さない林道だが、約2.2キロ地点には空き地が広がっており、同地点だけはサンサンと陽が照っている。 | ||||||||||||||
約2.3キロ地点まで進むとY字路(写真中央)が現れる。左側の道に入ると直ぐに小さな橋があり、そこから先は荒れた急勾配の上り坂が約200mほど続いている。その後は急勾配の約1車線のコンクリート路となるが、最終的にはY字路から約600mほど進んだ砂防ダム上部で行き止まる(写真右)。 | ||||||||||||||
右の道は左の道より穏やかだ。緩やかな上り坂が川に沿って延びており陽射しも差し込んでいる。ただ道幅が約1車線強と狭く、道下は約5mの高さで落下している。段差の少ない砂利道なので走りやすいが、ガードレールがないので気をつけよう。 | ||||||||||||||
最後はY字路を約500mほど進んだ空き地で行き止まる。空き地の広さは10m四方ほどで、その左直下には細い川が流れ下っている。周囲は山に囲まれており眺望は望めない。空き地がある以外には何もない場所だ。 | ||||||||||||||
総評 |
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山間のため全線に渡って眺望がなく、樹林に囲まれているため殆ど陽射しが差し込まない。また、かなり狭い道幅なので4輪では気を遣って走ることになる。場所によってては大きな勾配が続き、周囲を全て樹林に閉ざされる。特にY字路を左へ分岐した道は狭くて非常に急勾配。4輪では最後の空き地だけが転回場所となるので気を付けよう。なお、当HPではY字路を右に分岐した最後までを延長とした(左へ分岐した分の片道、約600mは含めず)。 | ||||||||||||||
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