トップへ戻る 林道まっぷ 簡易閲覧 4群選択 マップ選択 近接隣接 評価について
196 大鹿林道+作業道滝子沢線 大月市笹子町白野の原地区から入り蜂の山を一周する林道。
評価や閉塞感は季節によって異なってきます(A=良い/E=悪い)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約4.3Km+1km ダート:約3.3Km 舗装路面:C+ 眺望:D+ 爽快感:C E 138.503 N 35.365
幅員:約3.0-3.6m 不明 未舗装面:D 雄大:C− 閉塞感:2 2003年05月28日 晴/雲

大鹿林道へ行くには、まず国道20号を東進していき大月市の笹子駅を目指そう。国道20号の笹子駅入口という交差点(写真左)から約2.3キロほど東進していくと、道の左側に富士急行バスの「原入口」というバス停(写真中央)の立つT字路があるので左折する。ちなみに同名のバス停は反対車線にもあり、道を挟んだ反対側は(株)石井工業になっている(写真右。石井工業の看板も道沿いにある)。
国道20号を左折すると約100mほどでJR中央線の橋架下を潜り、その先がY字路になっているので右へと曲がっていく(写真左)。国道20号から約600m地点まで進むと中央高速自動車道沿いの道となり、約700m地点で原平橋(写真中央)のある十字路となるので右へと曲がって中央高速自動車道の上を渡っていく。ここまでは一般的な道だが、約900m地点にある桜公園を過ぎると約1.5車線の道となり上りの山道となっていく。更にそのまま道なりに進んでいくと大鹿川沿いの道となり、約2.1キロ地点で林道の杭の立つ三叉路(写真右)が現れる。同地点は大蔵沢大鹿林道と大鹿林道の分岐点になっており、正面に見える林道の杭は大蔵沢大鹿林道の杭で、大鹿林道の杭は右へ曲がって直ぐの場所に立っている。
入り口からの道は約1.5車線のアスファルト路が延びている。しかし林道の杭から約200mほど進むと巨大な鉄塔(写真右)が道の左側に建っており、そこから先はダート路へと変わっていく。
ダート路になると約1.5車線弱の道となり舗装路より若干だが狭くなる。場所によっては約1車線強となるので4輪同士だと擦れ違いに難儀するかもしれない。路面は段差がなく走りやすいが、山間のため眺望は殆ど望めない。概ね上ってきた道も約1.2キロ地点(写真右)からは緩い下り坂へと変わっていく。
約1.3キロ地点まで進むと柏木沢橋(写真左)が現れ、その先の約1.5キロ地点(写真右)まで進むと谷側が開けて山の合間に眺望が広がる。これといった何かを望めるような景色はないが、殆ど山と樹木に閉ざされている林道なのでこれでも貴重な眺望ポイントだ。
l林道の杭から約1.9キロ地点(写真左)まで進むとハッキリとした下り坂となり、約2.2キロ地点からはクレパスが目立つようになる。ただそれほど大きなクレパスではないので、4輪でも走行に支障をきたすようなことはないだろう。約2.5キロ地点まで進むと権現橋があり、その下を流れる川は押し流されてきた岩で上から下まで埋まっている。
ダート路は権現橋を過ぎるとコンクリート路へと変わり、ゆっくりと下ってきた坂も同地点からは上りへと変わっていく。しかし舗装路も上り坂も長くは続かず、約2.9キロ地点からは再びダート路となって下っていく。
林道の杭から約3.5キロ地点まで進むと正面に鶴ヶ鳥屋山が現れ、その山腹に黒野田林道を望める(写真左)。またここからの下り坂はやや勾配が大きくなっており、眼下にはこれから進んでいく九十九折れの下道を見下ろせる(写真中央)。約3.8キロ地点からは勾配の大きな舗装路となり、約3.9キロ地点ではY字路(写真右)に突き当たる。右の道は約50mで行き止まるのでそのまま左の舗装路を下っていく。
Y字路を過ぎると道は約1車線強と狭くなる。コンクリートの路面には砂や落ち葉が浮いているので気を付けよう。林道の杭から約4.3キロ地点まで進むと道の右側に作業道滝子沢線の杭が立っている。ここからは作業道滝子沢線となるわけだが、当HPでは国道20号へ出るまでを一括して扱っていく。
作業道滝子沢線の杭を約400mほど下った約4.7キロ地点まで進むと広い空き地(写真左)が現れる。特に何がある訳でもないが、ここから国道20号までは残りも僅かなので休憩するにはいい場所だ。空き地からは約1車線の道が下っており、約5.1キロ地点では中央自動車道の橋架下を潜っていく(写真右)。
更に約5.3キロ地点ではJR中央線の橋架下を潜り、最後は国道20号に突き当たる形で終わっている。同地点にはチェーンゲートがあるが、このチェーンにはカギはない。簡単に取り外せるので外して国道20号へと抜けられる。なお国道20号へ出る場所は、入った場所の東側700mの地点であり、右に曲がると約3.0キロで笹子駅へと至る。

総評
前半から中盤にかけては比較的なだらかなアップダウンを繰り返すが、後半からはやや勾配がきつくなる。全体的に道幅が狭く、特に作業道滝子沢線に入ってからの道は非常に狭いので気を付けよう。眺望は殆どなく、最初から最後まで近隣の山々を見る程度の単調な景色が続く。全体的な道筋としては、大月市笹子町白野にある蜂の山をグルッと1周すると思っていればいだろう。
左の写真は国道20号に出る手前のチェーンゲート。丸印の部分でロックされているが簡単に取り外せる。外したら元に戻すことも忘れずに。
トップへ戻る 林道まっぷ 簡易閲覧 4群選択 マップ選択 近接隣接 評価について