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423 林道旭山線 北杜市高根町堤地区と高根町箕輪地区を結ぶ林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:2.8km 未舗装区間:0m 舗装路面:C 眺望:D 爽快感:D E 138.25.33 N 35.51.37
幅員:約3.6m 冬季閉鎖:不明/固定ゲートなし 未舗装面:− 雄大:D− 閉塞感:0 2007年03月08日 晴

林道旭山線は北杜市高根町堤地区から旭山911.5mの直ぐ西側を通って高根町箕輪地区へと抜けていく林道です。林道旭山線へ行くには、まずは韮崎市側から国道141号を北進していき高根町の長沢地区へと進みます。長沢地区まで行くと国道141号の右側に道の駅「南きよさと(写真左)」があり、その路上に道の駅の看板(写真右)が出ています。旭山線へ行くにはこの先にある長沢交差点から県道608号へと進むので更に北進を続けます。注意)韮崎市に同名林道がありますが両者は無関係です。
道の駅の看板から約1.0キロ地点(写真左)まで進むと県道608号と交わる「長沢」交差点(信号機の横に交差点名の看板あり)となるので左折して県道608号へと進みます。県道608号へ進むとやがて上り坂となり、暫くは左手に広がる富士山などの景色を見ながら南西方向へと向かいます。そして「長沢」交差点から約900mほど進むとと右カーブ(写真右)となり、注意していくと同カーブの先端から南へと延びる細い道に気がつくと思います。入り口がやや狭いのでうっかりすると見逃しがちですが、旭山線へ進むには同分岐路へと左折して分岐道へと進みます。補足)同地点のカーブを曲がって50mほど進むと「高根小→」といった看板や「長沢/原長沢入口」という案内板があるのでこれらを指標にしてもいいかもしれません。
県道608号から分岐道へ左折すると約1.5車線強の道が南へと続いており、暫くは周囲に広がる田畑(写真上)や後方の八ヶ岳といった長閑な景色の中を進みます。そして県道608号から約600m地点(写真下左)まで進むと道の右側に高根町が建てた林道の看板(写真下右)が現れ旭山線の起点へと至ります。同地点の看板は藪に隠れるようにして立っており、夏場などではうっかりしていると見逃してしまうかもしれませんので注意してください。
林道の看板から先はアスファルト路(写真左)が南へと続きます。路肩の木の葉で狭く見えますが、実際の道幅は約1.5車線弱といったところでしょうか。両側は層の厚いカラ松林(写真右)。景色的なものは殆どなにもありません。
林道の看板から約500m地点(写真左)まで進むと、左手に東側方向の景色(写真右)をチラチラと望みます。樹林層を通してなのでスッキリとは望めませんが、景色的には須玉町の斑山1115.1m方向と思われます。
林道の看板から約600m地点(写真左)まで進むと林道の名称にもなっている旭山911.5mを正面に収めます。同地点からは軽く下っていき、約700m地点(写真右)まで進むと左へと延びる分岐道が現れます。この分岐道は未舗装路となっていますが、入り口に「ウォーキングコース」と書かれた看板(オンマウスで表示)が立っているので車輌で入っていいのかどうかは分かりません。
ちなみに同地点は旭山911.5mの約200mほど北側で標高的には895m前後。ウォーキングコースとか書かれた看板があったので入りませんでしたが、徒歩で歩いて行っても山頂まで10分とかからないのではないでしょうか。なお標高差がそれほどないので素晴らしいというほどではありませんが、分岐点からは須玉町の上津金地区や下津金地区といった東側の景色(写真上)を望めます。
ウォーキングコースの分岐点からは明確な下り坂(写真左)となっていき、林道の看板から約1.2キロ地点(写真中央)では右手に未舗装路の分岐道(写真右)が現れます。分岐道の道幅は1.5車線弱といったところでしょうか。時間がなかったので入りませんでしたが、地図上では西側の堤地区へと抜けられそうです。4輪の轍の痕もあるので時間のある方は下ってみてもいいかもしれません。
林道の看板から約1.5キロ地点(写真左)まで進むと、こちらでも右手に未舗装路の分岐道(写真右)が現れます。道幅は約1車線といったところで4輪では車幅いっぱいとなってしまうかもしれません。4輪の轍があるので抜けられるのかもしれませんが、当日は時間がなく入っていないので詳しくは分かりません。
ここまではほぼ一貫して南進してきましたたが、林道の看板から約1.6キロ地点(写真左)からは一時的に西へと進みます。景色的には相変わらず冴えず、時おり木々の隙間から須玉町側の景色(写真中央)がチラチラと見える程度です。約1.9キロ地点(写真右)まで進むと左手に折り返していくようにして上っていく未舗装路が分岐しています。ただこちらは車輌が入っていくような道ではないので、或いは旭山へと上っていく遊歩道なのかもしれません。
林道の看板から約2.2キロ地点(写真左)まで進むと再び南へと向かいます。この辺りは若干ですが樹木の層が薄くなっており、左手には高根町の箕輪地区や国道141号を挟んだ須玉町側の景色をチラチラと望みます。ここまで来ると旭山線も残り僅かです。
最後は林道の看板から約2.8キロ地点(写真左)で高根総合グラウンドの直ぐ北側へ出て終わります。同地点には林道の看板が立っており、標石や朝日山壘趾(るいし)入口と表記された杭(写真右)が立っています。逆側から入る際にはこれらを指標にするといいでしょう。
終点を右折してレンンボーラインヘ
旭山線の終点(写真上)を右折すると約100mでレインボーライン(写真下左)と呼ばれる道へ抜けられます。同地点は変形の十字路となっており、右折すると先の県道608号へと戻っていき、左へ曲がると高根総合グラウンド(写真下右)へと続きます。甲府市側へ戻る場合はレインボーライン、県道32号、国道141号で戻るのが早いと思います。
終点を左折して国道141号へ
また旭山線の終点を左折した場合は約500mで国道141号(写真上)へと突き当たります。同地点を右折すると韮崎市方向、左折すると道の駅「南きよさと」方向(写真下左)で長野方面へと向かいます。国道141号へ出る場所には「高根総合グラウンド」の案内板(写真下右)や溜め池があるので、こちら側から入る場合はそれらを指標にすると分かりやすいかもしれません。

総評
緩い勾配で道幅は概ね1.5車線弱。ほぼ全線が樹林帯の道なので景色的なものは殆どありません。本線そのものは走って面白いというような道ではありませんが、途中にはこのページへ載せてない未舗装路も幾つか分岐しています。単独で行くような林道ではありませんが、近場へ行った際には探索してみるのも面白い?かもしれません。※この林道はカズさんから教えていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
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