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467林道柿の木線 / 林道千足線 上野原市川合千足地区に延びる短いピストン林道
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/
平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
林道柿の木線
延長:約704m 未舗装区間:約100m 舗装路面:C− 眺望:E 爽快感:D E 139.04.55 N 35.36.12
幅員:3.0m 冬季閉鎖:不明/ゲート無し 未舗装面:C− 雄大:E 閉塞感:1 2009年10月9日 晴/雲
林道千足線
延長:512m(実走350m) 未舗装区間:50m 舗装路面:C− 眺望:E 爽快感:D E 139.04.32 N 35.36.05
幅員:3.0m 冬季閉鎖:不明/ゲート無し 未舗装面:C− 雄大:E 閉塞感:1 2009年10月9日 晴/雲

林道柿の木線と林道千足線は上野原市川合の千足地区から延びている短いピストン林道です。今回は二つの林道が殆ど同じような場所にあり、また、それぞれの林道が別個で扱うほど長くないので同一ページで扱っていきたいと思います。さて甲府市方面から両林道へ行くには、まずは国道20号を東進して上野原市四方津(しおつ)にあるJR中央線の四方津駅(写真上左)を目指します。四方津駅からは更に約1.0キロほど進んでいくと久保入口交差点(写真下)があるので、同交差点を右折して久保地区へと進みます。同交差点には信号機の横に「久保入口」という交差点名の看板(写真上右)が出ているので直ぐに分かると思います。  現在地マップ     元の写真に戻す  
久保入口交差点(写真上左)を右折した道(写真上右)は下り坂となり南東へと向かいます。約100mも進むとJR中央線の上に架かる橋(写真下)となるので渡って左へと曲がります。ちなみに橋を渡った同地点はT字路になっていますが、右は市営の「巌」保育所で行き止まりです。必然的に左へと曲がっていくことになるので道を間違えることはないと思います。
鉄橋を渡って左へ曲がっていくと、約50mほど先でT字路(写真上)へ突き当たるので右折して南へと向かいます。T字路を右折したあとは道なりです。約50mも進むと右カーブを曲がって西へと進んで行き、国道20号の久保交差点から約600m地点(写真下左)で左へと分岐していく道が現れます。ここには「←千足・大地峠・高柄山」という案内板(写真下右)が立っており、同地点が千足地区への入り口になっているので左折して分岐道へと進みます。
国道20号の久保入口交差点から約800m地点(写真上左)まで進むと桂川(写真下)へと至ります。同地点には名称不明の吊り橋が架かっており、橋を渡り切ったら右へ上り返すようにして(写真上右)進みます。  吊り橋の上から見た桂川(2枚)  
吊り橋を渡ると何処にでもあるような有りふれた山道(写真上左と写真上右)へと変わります。山の狭間なのでこれといった景色はありませんが、道幅は2車線弱ほどあり一般的な4輪セダン型であれば問題ありません。吊り橋から約1.0キロ地点(国道52号の久保交差点からだと約1.8キロ)まで進むとほぼ均等に分岐しているY字路(写真下)へと行き着きます。実はこのY字路が柿の木線と千足線の分岐点になっており、右の道へ進むと約700mほどで千足線となりますが、今回は先に左の道へと入りまずは柿の木線へと向かいます。なお同地点には「高柄山(たかつかやま)、大地峠(おおちとうげ)→」と書かれた案内板も出ています。  同地点の案内板  
分岐点(写真上左)からは下り坂となり、約50mほど先で右へと曲がっていきます。カーブを曲がると直ぐに橋となるので渡っていき、分岐点から約150m地点(写真下左)で消防団「巌」分所の横を過ぎて進みます。そして分岐点から約250m地点(写真下右)まで進むと小さな橋の先に林道の杭が立っており起点へと至ります。  林道の杭を拡大(表裏の2枚)  
林道の杭(写真上左)からは右へと曲がっていき、その約30mほど先では左へと切り返して(写真上中央)南へと向かいます。右手にはここまで通ってきた道筋(写真上右)を見下ろしながら進みますが、対面の山が近いので景色的なものはありません。林道の杭から約150m地点(写真下)では数軒の家屋が立ち並びます。柿の木線ではここが最も上部の集落になっており、ここから先に民家はありません。
林道の杭から約300mほど進むと樹林帯に囲まれた道へと入っていき、それと同時に道の右側に林道の看板(写真上左と写真上右)が現れます。ここからしばらく千足沢を下っていく川沿いの道を上っていき、約500n地点(写真下左)では渓流地帯でよく見受ける1mほどの段差の滝(写真下右)を見ながら進みます。  林道の看板を拡大  
林道の杭から約600m地点(写真上左)まで進むと小さな名無し橋が架かっており、名称不明の川(写真右上)を渡って進みます。もうここまで来ると終点も間近で、約700m地点(写真下左と写真下右)まで進むと柿の木線の終点杭が正面に現れて終わります。林道の杭に書かれている延長は704mなので、ほぼ表記通りの長さです。
終点は7mx10mほどの空き地(写真上左)になっており、一般的な4輪セダン型であれば転回可能です。なお空き地の先端からは左へと登っていく登山道(写真下左)が延びており、その手前には「←四方津方面/高柄山(たかつかやま)、大地峠(おおちとうげ)→」という案内板(写真上右と写真下右)が出ています。大地峠というのは同地点から南南西へ約1.2キロほどの場所に位置する峠で東富士北線や大地峠線などでお馴染みだと思います。また高柄山というのは同地点から南南東へ約800mの場所にある標高733.2mの山梨百名山です。同地点からの距離的は約800mとさほど離れてはいませんが、標高差が360m(終点の標高は370m前後)くらいあるので登るのは大変なのかもしれません。  林道の終点杭と案内板の拡大  
さて柿の木線が終わったので先ほどの分岐点(写真上左と写真上右)へと戻り、今度は千足線へ行ってみたいと思います。千足線への道は少々狭く約1.5車線弱といったところでしょうか。一般道としてはかなり狭い部類に入り、その道沿いには何軒かの家屋(写真下左)が建ち並びます。分岐点から約400mほど進むと日月大明神(写真下中央)の前を抜けていき、ここからの道幅は更に狭まります。尚且つ狭い道の両側には家屋が軒を寄せ合うように建っているので、一見すると民家の敷地内へ入っていくような錯覚さえ覚えます。バイクでも少々気兼ねしてしまったので、4輪では尚さら入りにくいかもしれません。  写真下右の拡大(2枚)  
そして分岐点から約700m地点(写真上と写真下左)まで進むと林道の杭(写真下右)が道の左側に立っており起点へと至ります。写真からも分かると思いますが道幅は非常に狭く、尚かつ林道の杭は民家の敷地続きのような場所に立っています。もし林道の杭が立っていなかったら入ることさえ躊躇ってしまうことでしょう。ちなみに林道の杭の裏に書かれている竣工は昭和58年度。柿の木線が昭和42年度なので、千足線の方が16年ほど新しいようです。  林道の杭の拡大(2枚)  
それでは千足線へ進んでみたいと思います。林道の杭から約100m地点(写真上左)まで進むと右へと曲がっていき、その右手上部には水道施設?と思われる建造物(写真上右)が建っています。左手は高低差10mほどの沢になっており、約150m地点(写真下右)では沢を流れ下る川が数mの滝(写真下左)となって音を立てています。
林道の杭から約200m地点(写真上左と写真上右)まで進むと廃棄されたトラックの横を左へとカーブしていき、約300m地点(写真下左と写真下右)では小さな名無し橋を渡って進みます。川との高低差は1mから2mといったところで、名無し橋の下には幅2mほどの川が勢いよく下ります。なお起点から続いてきた舗装路はここで途切れ、ここからは未舗装路へと変わります。
といっても未舗装路になって約50mも進むと終点(写真上左)です。終点は7m四方くらいの空地(写真下)になっており、その先端部には林道の看板と林道の終点杭が立っています。なお林道の看板や林道の杭に書かれている延長表記は512mですが、実走値ではそれよりもやや短い約350mでした。  林道の杭と看板(2枚)  
空き地の先には更に細い道(写真左)が続きます。最初は2mほどの道幅ですが、約10mも進むと(写真中央)道なのか沢なのか見分けがつかないような道となり、約50mほど先では殆ど草に覆われている状態(写真右)でした。柿の木線では終点に高柄山や大地峠への案内板が出ていましたが、こちらにはなにも出ていないので登山道が続いているのかは分かりません。  終点から先の写真3枚  

総評
どちらの林道も少々狭さを感じますが一般的な4輪セダン型なら充分に走れます。ただ沢沿いの道なので景色に乏しく、また延長も短いので探索以外だと余り面白くないと思います。ちなみに近くの林道としては旧秋山村の県道35号側から開設中の東富士北線が大地峠へと上っています。距離的には僅か1キロ程度しか離れていないので絡めば面白いところなのですが、東富士北線は大月市の梁川地区へ抜けていく林道なのでちょっと無理っぽいのかもしれません。
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