2016年3月4日(金) 晴れ 前回(2015年1月8日)は時間切れで引き返してきてしまった棚山1171m。 最高気温が18.3度と4月中旬並の暖かさとなった3月4日、再び行ってみることにしました(前回のページはこちらから)。
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多くの人はほったらかし温泉や兜山方面から登る?ようですが、自身は前回と同じく、より簡単だろうと思われる太良峠側から行ってみることにしました。 | |
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午後2時30分 いつもの如く遅い時間帯からの出発ですが、相川地区を上って太良峠へ向かいます。 |
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午後2時45分 相川樹園地農道。相川地区の外縁部を回っていく農道で最終的には県道31号へ抜けられます。 |
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午後2時48分 相川樹園地農道からの景色。 正面やや左のこんもりとした杜が武田神社で、その先のビル郡が甲府市中心部。市街地が近いので夜になると夜景が綺麗です。 |
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午後2時52分 県道31号へ出てきました。 正面の山は要害山770m。武田家三代の館である躑躅ヶ崎館の詰城として築かれた山城で、現在は国の史跡に指定されています。 登り口は要害温泉からが一般的ですが駐車場がありません。10分ほど余計に掛かってしまいますが、裏の深草園地側へ回ると2台くらい停められる駐車場が設けられています。 |
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午後2時52分 前回と同様、今回も Oregon450 を使います。同地点から太良峠までは約6.6キロ、棚山までは約9キロです。 |
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午後2時54分 要害温泉と背後の要害山。春になると桜が綺麗です。 |
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午後3時1分 そろそろ上積翠寺町の洞地区へ近づいてきました。 同地点の標高は800m前後。暖かくなってきたといっても場所によっては道の両側には雪が残っており、路面には大量の凍結防止剤が撒かれていました。 |
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午後3時4分 上積翠寺町の洞地区。 背後の山は鷲山1205mで、その両端に延びる稜線がこれから歩く棚山への稜線です。
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午後3時12分 自宅を出て約40分で太良峠へ到着です。 |
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午後3時13分 太良峠からの景色はモヤとカスミで殆ど見えない状態。んー、残念! |
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ちなみに甲府駅から太良峠までの距離は直線で約6.8キロ。 甲府市の中心部からはやや遠いものの、空気が澄んでいれば盆地の南側まで見通します(下の写真3枚は2012年4月6日)。
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午後3時17分 前回と同じくNTTゲートの横にバイクを止めて出発します。 |
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午後3時17分 棚山までの距離は約2.4キロ。 標高差は50mくらいしかないので、いくら自身の貧脚といえど、この程度の距離なら1時間もあればなんとか。。。 |
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午後3時22分 5分ほど歩いたところで正面にNTTの電波塔が見えてきました。この電波塔は盆地の各所から見えるので位置確認には便利な存在です。 |
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午後3時26分 暫くは緩やかな上り坂が続きます。 |
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午後3時31分 大した量ではありませんが、一部の路面にはまだ雪が残っていました。やはり1000mを超える標高というのは寒いのですね。 |
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午後3時36分 ドコモふれあいの森、分岐点。棚山へは右直進的に進みますが、左へ曲がると先程から見えている電波塔へと続きます。
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午後3時38分 ドコモふれあいの森、分岐点からは軽い下り坂となっていて、2分も進むと一の平へと到着です。 一帯は50m四方くらいの平らな土地になっており、ここには丸太のベンチが4基ほど設置されています。 |
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午後3時39分 一の平を過ぎると直ぐに分岐点が現れます。同地点には案内板が出ていて棚山へは右直進的に進みます。 |
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午後3時40分 ここまでは広い道でしたが、分岐点を過ぎると人ひとりが歩ける程度の細い道へと変わります。 |
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午後3時46分 ドコモふれあいの森、分岐点から約10分。ほぼ平坦に歩いてきた道ですが、鷲山1180mの手前で再び上り坂へと転じます。 |
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午後3時50分 鷲山の東側直下までやってきました。 道は流されており細い踏み跡は泥濘化しているので気をつけないと滑ります(はい、滑ってこけました)。 |
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午後3時51分 右側に見える尾根が鷲山で、その尾根を越えた先が来る際に通ってきた県道31号や上積翠寺町の洞地区です。 |
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午後3時54分 鷲山を過ぎて棚山への分岐点が見えてきました。 |
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午後3時55分 ここには標識が立っており、進行方向の左へ進むと棚山、右手へ進むと深草観音や兜山方向です。 |
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午後3時56分 分岐点を左折すると尾根道へと変わります。木々が周囲をすっぽりと覆うので夏場だと薄暗く感じる?かもしれませんね。 |
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午後3時58分 前回、見逃した分岐点へ到着。 |
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午後3時59分 地図上では左への分岐道があるはずなのですが、前回は急いでいたこともあり何処が分岐路か判りませんでした。 |
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午後3時59分 この分岐道は仏沢方面へと抜けられるようですが、入り口からかなりの急坂で下っており、なおかつ通る人が少ないのか廃道っぽくなっているので注意していないと見落とすかもしれません。 |
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地図で見るとこんな感じ。最終的には県道31号へ抜けられる?ようですが結構大変そうですね。。。 | |
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午後4時2分 分岐点からは短いアップダウンを何度か繰り返し、数分もすると前方に神峰(カンポウ)と呼ばれる尾根道が見えてきます。 |
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午後4時3分 長さは100mもありませんが、尾根の上部が真っ直ぐに切り拓かれた気持ちの良い道です。 |
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午後4時3分 最後の場所には案内板が掛かっており、同地点からはやや左に曲がりながら下っていきます。 |
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午後4時8分 さて前回の場所まで戻ってきました。前方に薄っすらと見える(見えづらいけど)のが棚山で、距離的には約630m前後といったところです。 |
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午後4時8分 後ろを振り向くとこんな感じ。神峰からはほぼ下り基調の道が続きます。 |
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午後4時12分 オブジェが見えてきました.........いや、実際には単なる切り株なのですが、遠目には何かのオブジェに見えてしまいます。 ここまで来ると残りは450mくらいで、切り株から先はこれまでよりも急な下り坂になっています。 |
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午後4時16分 残り約280m。棚山はもう直ぐ目の前です。 |
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午後4時17分 ラスト250mくらいからは一気の下り坂になっており、一瞬、おいおい棚山を目の前にして下るのかよ、と思ってしまいました。 |
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午後4時18分 鞍部の底まで下りてきました。 |
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午後4時18分 ここまで来ると残りは180m前後。下りの起点となった神峰の標高が棚山とほぼ同じ1170mくらいなので約80mほど下ってきた計算です。 |
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午後4時19分 当然そこから先は上り坂で、神峰から下ってきた分をそのまま直登で登り返します。 |
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午後4時19分 しかしこの坂が結構大変で、自身のような貧脚だと10mごとに休憩しながら登って行くのでなかなか進みません。 |
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午後4時21分 50mも進まない内に息ゼーゼーで汗たらたら。まぁ健脚な人ならこのくらいの坂は平然と登っていってしまうんでしょうけど。。。 |
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午後4時26分 登り返してから約7分。やっと山頂が見えてきました。 |
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午後4時27分 そして約9分ほど掛かって棚山1171mの山頂へ到着です。 太良峠からだと約1時間10分ほどかかったので、予定より10分ほど余計に掛かってしまいました。いやはやもう息も絶え絶えの青息吐息です。 |
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山頂はそれほど広くはありませんが台地状に切り拓かれています。ここからの眺望は素晴らしく、東側にはほったらかし温泉や笛吹川フルーツ公園、その向こうには甲州市の街並みが広がっています。 | |
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ほったらかし温泉を中心にズームアップ。 ちなみにほったらかし温泉から手前に延びてきている道は永昌院へ続く道です。この道は途中がかなり荒れている急坂で、オンロード車だと無理ですがオフロード車ならなんとか走れます。この道についてはこちらからどうぞ。 |
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こちらは南側。 南側には更に尾根道が続いていて、木の根もとに、ほったらかし温泉→、という案内板が出ています。どうやらこの道は上段のページのゲートから550m地点へと続くようです。ほったらかし温泉までだと6キロくらい?ありそうで長いですね。 |
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こちらは東側の景色。肉眼ではパノラマとなって広がる甲府市や南アルプス市の街並み、更には南アルプスの山々などを見ることが出来たのですが、残念ながら写真だとカスミと逆光で写りませんでした。 | |
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ズームアップすると微かに写ってるけど。。。 | |
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こちらは北側に続く尾根。密集するする木立ちの間から入ってみましたが....... | |
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数10mほど先で道が途切れてその先は崖になっていました。 | |
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午後4時43分 さて日も西に傾いてきたので引き返すことにします。 |
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午後4時45分 道の両側にはトラロープが張ってありますが掴まらなくても下れます。 |
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午後4時47分 鞍部の底まで下りてきました。ここからは再び神峰へと登っていきます。 |
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午後5時00分 17分ほど掛かって神峰へ到着。同じ80mの登りでも勾配が緩やかなので行きに比べると楽でした。 |
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午後5時33分 そして棚山から約50分ほど掛かって太良峠へ到着。 |
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午後5時34分 太良峠へ着くころには既に日没で、10分ほどで支度を整え帰路に就きます。 |
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午後6時7分 約20分ほど掛けて上積翠寺町の集落へ到着。 この後は途中のスーパーで買い物をして自宅への帰着は午後7時ころとなりました。 当日はモヤとカスミでイマイチの眺望となってしまいましたが、空気の澄んだ日なら素晴らしい眺望が広がると思います。行程としては往復しても2時間ちょっとですので、運動不足の解消に出かけられてみては如何でしょうか? |
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