239 河口湖全周と富士山(ページ1) 雑記館 No.2 −
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河口湖周辺マップ 

動画館に今回周回した河口湖とその周辺の動画を置いてあります。

あまり知られていませんが、国道137号の御坂トンネルを出て河口湖へと下っていくと、富士山が最もよく見える位置に展望台が設置されています。国道137号は交通量が多く駐車もできませんが、この展望台ならジックリとみることができます。御坂トンネルを出たら右側に注意して下っていきましょう。

今回は国道137号から県道21号へと入り、河口湖を反時計回りに進んでいきます。県道21号は湖北ビューラインといわれ、河口湖の北側を通って大石地区や河口湖の西側にある西湖へと続いていく道です。
県道21号へと入ると直ぐに河口湖美術館の看板が目につくことでしょう。



河口湖美術館は1991年4月に富士五湖周辺としては始めて建てられた美術館です。富士山をテーマとした美術品が常設されている他、年8回の企画展が開催されているそうです。美術館の裏は広大な芝生広場が広がっており、湖畔には遊歩道が続きます。残念ながら産屋ヶ崎(写真上の左から突き出ている岬)の陰で富士山は見えませんが、休日には多くの観光客で賑わいます。


河口湖美術館を後にして再び県道21号を約400mほど西に進んでいくとオルゴール美術館が建っています。休日は若いカップルで一杯で、ちょっとしたデートコースです。裏側は広場になっており、オルゴール美術館とマッチした西洋風のアレンジになっています。

河口湖は富士五湖で最も賑わっている湖で、県道21号沿いには飲食店や宿泊施設、猿回し劇場や木の葉美術館といった様々な観光施設が並びます。交通量が多く路上駐車は出来ませんが、注意していくと町や漁業組合が用意した無料駐車場が各所に確保されています。写真左は約1.3キロほど進んだ場所にある無料駐車場で湖畔までは10秒とかかりません。遊歩道の脇には桜並木が続き、正面には美しい富士山の景色が広がっています。



県道21号に入って、約2.3キロほど進むと長崎トンネルとなります(写真左)。このトンネルは長崎という岬を掘り抜いたトンネルですが、その手前に左へと分岐する道があります。河口湖を周回するにはトンネルへ入った方が早いのですが、時間があったら左の道へと進んでみましょう。左の道へ進むと約200mほどの場所に小さな広場があり水鳥が羽を休めています。この水鳥は人間を全く恐れないので上手く近づけば触ることもできるでしょう。またこの場所からは富士山を綺麗に見ることもできます。この景色はトンネルへ入ってしまうと見られない景色なのでちょっと得した気分になるかもしれませんね。





湖畔には車輌ごと降りて行けるような広い砂浜は殆どありません。湖岸の多くはコンクリートによって整備されており、広い浜辺の殆どは緑地化された公園となっています。

県道21号に入って約3.8キロほど進むと大石小学校があり、道を挟んだ反対側が大石公園となっています。それほど大きな公園ではありませんが、四阿や子供用の遊具などが設置されています。


大石地区を後にすると、やがて左手の湖面に鵜の島が見えてきます。鵜の島は富士五湖にある唯一の島で、島の頂きに弁天様を祀ってある弁天堂があることから弁天島とも呼ばれています。標高は859mですが、河口湖が831mあるので標高差は28mです。島には自然公園がありボートで渡ることができます。ただ面積は湖の渇水、増水で大きく変化するそうです。



県道21号に入って約5.0キロほど進むと桑崎(写真上左)という岬を回っていきます。桑崎を回っていくとその先には扇崎(写真上中央)という岬が見え始め、ちょうどその中間点に留守ヶ岩浜(写真上右と写真左と写真下)という浜があります。留守ヶ岩浜は日本の渚100選に選ばれている浜で、黒々とした溶岩肌の岩には絶えず静かな波が寄せています。

さて湖北ビューラインも3分の2が終わり、ここからは扇崎、寺崎と回りいよいよ奧河口湖とよばれる河口湖の西岸へと移動していきますが、容量が大きくなるのでページ2へと移ります。

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