246 西湖全周と富士山   雑記館 No.8(ページ1) −
トップへ戻る 雑記館へ戻る ページ2へ移動


ここ20日ほど本格的な?ちょいツーへと出ていなかったので2004年3月5日に出かけてみることにしました。今回の目的地は富士五湖のひとつである西湖です。
西湖は山梨県南都留郡足和田村(現在は富士河口湖町)にある湖で、面積は2.3平方km。大きさとしては山中湖6.4平方km、河口湖5.6平方km、本栖湖5.1平方kmに次ぐ4番目の大きさですが、水質は貧栄養湖のため透明度が高く美しい湖です。

出発は筆者としては珍しく早い午前8時30分。甲府駅から国道20号と国道137号を経て河口湖から西湖を目指します。
写真は県道6号の武田交差点で、右に曲がると約300mほどで甲府駅。左へ曲がると約1.7キロで武田神社へと至ります。

                                



普段は交通量の多い国道137号なのですが当日はなぜかガラガラ。しかも信号の9割が青だったこともあり午前9時10分には早くも御坂トンネルへと到着です。左の写真は御坂トンネルの北側にある休憩所で約200mほど進むと御坂トンネルとなります。

当日は青空の広がる好天でしたが、寒〜い!
と思いきや気温はマイナス2度。御坂トンネル付近の標高は1000mを越えます。3月とはいえやはりまだ寒い季節です。



御坂トンネルから河口湖までは約10分ほどの距離です。国道137号で河口湖へと到着した後は湖畔の北側を西へと延びる県道21号へと進みます。※詳しくは雑記館vol.2の河口湖と富士山を参照してください。



国道137号から約8.1キロほど進むと県道710号との左右等分の分岐路へ差しかかります。河口湖を周回するには左の県道710号へと進みますが、西湖へは右の県道21号へとそのまま進みます。



河口湖の標高831mに対して西湖の標高は901mとやや高い位置にあります。分岐路を右に進むと上り坂となり、約1.3キロほどで文化洞トンネルが現れます。ここで振り返ると河口湖が後方に広がっています。



トンネルは約150mほどの短いトンネルで、トンネルをくぐると約200mほど先で県道710号との分岐路に差しかかります(写真左)。
県道710号は西湖の南岸を周回する道で、左に曲がると直ぐに湖が現れますが、今回は真っ直ぐ行った県道21号(写真上)をそのまま進んで、西湖の北岸を反時計回りに回っていきます。※河口湖を周回する道も県道710号ですが両者は繋がってはいません。

                      

分岐路を真っ直ぐに進み県道21号へと進みます。暫く西湖は見えませんが、約500mも進むと(写真上)西湖の看板(写真左)が左側に立っており広い浜辺が広がります。
この浜辺は前浜といい、道を挟んだ反対側には前浜荘という旅館が建っています。その他にも旅館やカフェなどの店が何軒かありますが、河口湖や山中湖のような賑わいはありません。

当日は陽射しの射す良い天気でしたが、気温が低いためか観光客も殆ど居ない静かな浜辺が広がっていました。
ここからの富士山は南東の足和田山の陰になるため見ることは出来ません。また周囲も足和田山を始めとする高山に囲まれており、南西方向だけが開けています。その南西方向には青木ヶ原樹海の原生林が広がっており、その先には竜ヶ岳や毛無山を望みます(写真右の正面)。


さて前浜を後にして約2.4キロ地点まで進むと広い浜辺が見えてきます。ここには西湖レイクサイドキャンプ場があり、広い浜辺にはバンガローが建ち並びます。木立の綺麗な落ち着いた雰囲気の浜辺です。


ひとつひとつを載せていくことは出来ませんが西湖には数多くの岬や浜辺があります。
河口湖などでは湖岸がコンクリート化されているため水辺まで下りていける場所は殆どありませんが、西湖には4輪でも浜辺へ乗り入れられる場所が多くありなかなか爽快です。



初めは見えなかった富士山も、東から西へと向かうにつれ見えだしてきます。写真右は県道710号の分岐路から約4.2キロほど進んだ地点からの富士山ですが、その手前の山には標高1164mの紅葉台も見えています。

                  

県道710号の分岐点から約4.7キロほど進むと、西湖の北岸としては最後の岬となります。
その最後の岬を右にカーブしていくと西湖の西端部にある根場地区が見えてきます。根場地区には根場民宿村や根場浜という広い浜辺があり西湖では最も賑わっている地区です。

さてここからは北岸から西岸、南岸へと回っていきますが、容量が大きくなるのページ2へと移ります。
トップへ戻る 雑記館へ戻る ページ2へ移動