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287 釜無川サイクリングロード (ページ1) 位置:南アルプス市の三郡西橋から韮崎市の穴山橋まで
山梨県内のサイクリングロードは未設分も含めて10のルートが設定されているそうです。釜無川サイクリングロードはこの内のひとつで南アルプス市の三郡西橋と韮崎市の穴山橋を結びます。長さは県内で最も長い30キロですが、現在は双田橋から武田橋までが繋がっていないため一般道を乗り継ぎながらの走行となります。今回は南アルプス市の三郡西橋から北へと進んで韮崎市の穴山橋へと向かいます。
釜無川サイクリングロードの南側起点は三郡西橋から始まります。甲府市側から釜無川サイクリングロードの南側起点へ行くには、まずは市川三郷町と南アルプス市を結ぶ国道140号の三郡橋を目指します。三郡橋は笛吹川に架かる三郡橋と釜無川に架かる三郡西橋に分かれており、市川三郷町方向から行った場合は三郡東橋、三郡西橋と渡って釜無川西岸の土手道へと進みます。ちなみに三郡東橋からは笛吹川サイクリングロードが山梨市の万力公園へと延びており、こちらの土手道へ出てしまうと笛吹川サイクリングロードとなってしまうので注意してください。
釜無川の三郡西橋を渡ったら直ぐに右折(北へ)して土手道へと進みます。土手道へ出ると既に右手下方にはサイクリングロードが見えていると思いますが、約100mほど進むと土手道から河川敷へと降りる道があるのでそのまま河川敷へと下ります。
河川敷へ下っていくと直ぐに砂地の空き地が広がっています。広さは50mx200mくらいはあるでしょうか。釜無川サイクリングロードの南側起点には駐車場がありませんが、もし車で来る際にはここに停めてもいいかもしれません(定められた駐車場ではないので自己責任で停めてください)。空き地へ出ると約50mほど先に「歩行者と自転車のみ通行可」の道路標識が立っています。ここが釜無川サイクリングロードの起点となっており、暫くは釜無川の西岸に沿って北へと進みます。補足)釜無川サイクリングロードは北へと進んで行きますが、逆に三郡橋を南へ進んでいくとやがて富士川サイクリングロードの起点へと至ります。
起点付近の道幅は自転車同士がようやくすれ違える程度でそれほど広くはありません。路面はアスファルトですが古さが目立ち、場所によってはヒビ割れた箇所から草が伸びていたりします。またこの辺りは大雨や長雨の後は必ずといっていいほど水没しています。深さ10センチ程度なので走れないことはありませんが、水底が泥流化しているので注意した方がいいかもしれません。
暫く進むと右手に広大な河川敷が広がります。釜無川を挟んだ東側の対岸は三珠町(現在は市川三郷町)。右手前方には三珠の湯の高台が見え、その背後の山々には大鳥居線や桜峠線などの道筋を望みます。
ここでちょっと土手道へ登ってみることにします。三郡橋から入った直後は未舗装路だった土手道もこのころには舗装化されており、左手には甲西町(現在は南アルプス市)の長閑な景色が広がっています。ちなみにこの土手道は車道ですが車は殆ど通りません。一部で未舗装区間がありますが、サイクリングロードより広々としているので舗装区間の間は土手道を走るのもいいかもしれません。
三郡西橋から約3キロ。景色は甲西町から若草町(現在は南アルプス市)へと移り、前方には県道12号の浅原橋が見えてきました。浅原橋は田富町(現在は中央市)と若草町を結び、橋上へ出て右へ(東へ)進んで行くとやがてJR身延線の東花輪駅へと行き着きます。当日は消防訓練でしょうか。浅原橋では消防車4台と救急車1台で訓練をやっていました。
浅原橋を過ぎると新山梨環状道路の釜無川大橋が見えてきます。新山梨環状道路は東西南北それぞれ4つの区間に分かれ、完成すると甲府市を囲む全長41キロの自動車専用道路となる予定です。現在は甲府市の北部が強固に反対してるため本当に完成するかどうかは微妙なところですが、釜無川大橋の南側区間は着々と工事が進められており、将来的には中部横断自動車道と中央自動車道甲府南インターチェンジ付近を結ぶ役目を果たすそうです。
釜無川大橋を潜っていくと頭首工(農業用取水施設の一部)の先に鏡中条橋が見え始めます。鏡中条橋の右手(東側)は田富町(現在は中央市)でリバーサイドタウンや流通団地といった景色です。
鏡中条橋の橋梁下を潜っていくと対岸の景色は釜無川工業団地へと移っていき、このころになると河川敷には聖牛が見られるようになってきます。聖牛とは戦国時代に考案された河川工法のひとつで、コンクリートで護岸するより自然や生物体系に優しいということから現在でも用いられているそうです。
起点の三郡橋から約6.5キロ。ここで再び土手道へと上ってみることにします。土手道へ上ると左手(西側)には「遊・湯ふれあい公園」のテニスコートや芝生広場が広がっており、その前方には金ヶ岳、茅ヶ岳、曲岳、八ヶ岳といった山々が見られます。なおこの「遊・湯ふれあい公園」は平成5年(1993年)に出来た公園で、園内にはコミュニティーエリア、テニスコート、サウナ、プール、温泉などといった施設が設けられているそうです。
遊・湯ふれあい公園を暫く進むと広い空き地が現れます。広さは50mx100mくらいはあるでしょうか。当日は一台の軽自動車が停まっており、上空にはラジコン飛行機が舞っていました。長い割に休憩場所の少ないサイクリングロードですが、ここなら一息つくのに適しているかもしれません。
遊・湯ふれあい公園から約1キロ。周囲は既に甲西町から白根町(現在は南アルプス市)へと移っています。対岸の景色も昭和町(現在は甲斐市)となり、このころになると前方に県道5号の開国橋が見え始めます。開国橋は白根町と竜王町(現在は甲斐市)を結ぶ幹線道路ですが、釜無川サイクリングロードにとっても重要な通過ポイントです。というのもここまでずっと釜無川の西岸を走ってきましたが、開国橋から先のサイクリングロードは釜無川の東岸に延びており、このため一時的に県道5号へ出なければなりません。必然的に県道5号へ出てしまうので特に気にする必要はありませんが、暫く進むと土手道へ上っていくのでそのまま土手上へと進みます。
土手道へと上ってそのまま50mも進むと開国橋です。ちなみに釜無川サイクリングロードは同地点を右折しますが、左折すると直ぐに「開国橋西詰」交差点となり、その先は中部横断自動車道の「白根インターチェンジ」や道の駅「しらね」へと続きます。
開国橋に出たら暫し釜無川の下流を見ながら東へと進みます。開国橋の東端は県道5号と県道116号が交差する「開国橋東詰」交差点になっており、橋を渡りきったら直ぐに右折して一時的に終点方向とは逆の南へと進みます。
「開国橋東詰」交差点を右折して50mほどでしょうか。サイクリングロードへ下っていく道が右へと分岐しているので下ります。釜無川サイクリングロードへ下りると直ぐに折り返し道となり、ここからは再び北へと向かいます。これで釜無川の東岸へ下りてきたことになり、折り返したあとは開国橋の橋梁下を潜って進みます。
開国橋から先の釜無川サイクリングロードはほぼ県道116号に沿って進みます。同一帯は竜王町で、釜無川を挟んだ対岸は八田村(現在は南アルプス市)です。河川敷は開けているので気持ちが良いのですが、右手の法面上を県道116号が走っているので車の走行音が少々耳障りです。
開国橋から約1キロほど進むと頭首工を潜っていき、約1.6キロ地点では県道116号の橋梁下を潜って釜無川スポーツ公園へと入っていきます。この先は信玄堤公園から信玄橋へと進んで行きますが、ファイル容量が大きくなったのでページ2へと移ります。
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