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353 林道奈良山線 秋山村の県道35号にある鶴雛橋近くからブリティッシュガーデンゴルフ場方向へと延びる林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約700m ダート:約700m 舗装路面:− 眺望:D 爽快感:D E 139.010 N_35.342
幅員:3.0m 不明 未舗装面:C− 雄大:D 閉塞感:1 2004年07月02日 晴

林道奈良山線は秋山村にある短いピストン林道です。甲府市側から林道奈良山線へ行くには都留市にある国道139号の「古川渡」交差点を東へと曲がり県道35号へと進むのが分かりやすいでしょう。国道139号の「古川渡」交差点から県道35号へと入っていくと、約9.2キロで新鶴雛トンネル(写真左)が現れます。この新鶴雛トンネルは都留市と秋山村の境界となっており、延長602mのトンネルを抜けると秋山村となります。更に国道139号から県道35号へと入って約10.6キロ地点(写真右)まで進むと鶴雛橋が秋山川に架かっており、渡ると直ぐに左(西)へと入っていく道があるので左折します。ちなみに逆の神奈川方面から来る場合は秋山村役場から約7.1キロの地点が同地点となっています。 
鶴雛橋の先を左折した道は入り口にゲートが設置された約1.5車線のアスファルト路(写真左)となっています。実はこの道は県道35号の鶴雛トンネルが出来る前までは使われていた道ですが、現在は約700mほど先にある鶴雛トンネルが閉鎖されているため使われなくなった旧道(廃道)です。逆側の入り口は鶴雛トンネルの西側にありますが、鶴雛トンネルが閉鎖されているため現在は通り抜けることは出来なくなっています(旧道と鶴雛トンネルの画像は最後の段に載せておきます)。さて県道35号を左折したらそのまま100mほど進んでいきましょう。約100mほど進むと左カーブとなっており、林道奈良山線はその先端で右へと分岐(写真右)しています。
入り口の右側には林道の看板(写真左)が立っています。余り手入れのされていない林道で入って10mも進むと(写真中央)下草の長く生えた道へと変わります。
道幅は1.5車線弱といったところでしょうか。下草は生えていますが大きな石や段差はないので2駆の4輪でも問題ないでしょう。周囲は全て樹林帯に囲まれているので景色的なものはありません。
林道の看板から約350m地点(写真左)まで進むと右カーブの先で奥奈良山橋を渡ります。奥奈良山橋の先は直ぐに左へと曲がり返していきますが、同地点は殆ど直線的な道が続く林道奈良山線に於いては唯一の大きなカーブとなっています。
林道の看板から約550m地点(写真左)まで進むと下草が更に長くなり、約600m地点(写真中央と写真右)からは道一面が草に覆われます。草の背丈は40センチか50センチと言うところでしょうか、最後は草を掻き分けるようにして進みます。
最終的には林道の看板から約700mほど進んだ空き地で道が途切れて終わります。周囲は厚い樹林帯が囲っており、空き地には特に何もありません。
終点の西にはブリティッシュガーデンゴルフ場があるはずなのですが、北西に位置する高畑山(981.9m)の稜線が間に入るため見ることは出来ません。最終地点の先には獣道のような非常に薄暗い道が続いており、地図上では登山道となっているようですがここを歩いてゴルフ場方面へと抜けられるかどうかは不明です(非常に暗く荒れていそうな道です)。
旧道と閉鎖された鶴雛トンネル
県道35号を左折して林道奈良山線に入らずそのまま道なりに上っていくと、約700mほどで閉鎖された鶴雛トンネル(写真中央)となります。また鶴雛トンネルの手前には赤鞍山、高畑山、倉岳山へと続く登山道(写真右)が延びています。

総評
全線で約1.5車線弱の道が続き、入り口から約350mまでは右に、そこから最後までは左にと沢が寄り添います。大きな段差やクレパスはないので4輪の2駆でも走れると思いますが、約700mと短く景色もないので面白みは殆どありません。
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