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373 林道栩苗代線 都留市の県道24号に架かる源橋から入り再び県道24号へと抜ける林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約2.7km ダート:約2.7km 舗装路面:− 眺望:D+ 爽快感:C E 138.561 N_35.310
幅員:約4.0m 通行期間不明/ゲートなし 未舗装面:C+ 雄大:C− 閉塞感:1 2005年04月28日 晴

栩苗代線は起点も終点も県道24号と接している林道です。甲府市側から栩苗代線へ行くには、国道139号を南進して都留市の上谷地区まで行き、県道24号へと左折(写真左)してそのまま約4.8キロほど東進します。県道24号を約4.8キロほど東進すると菅野川に架かる源橋(写真右)が架かっており、その手前に右へと延びる栩苗代線が分岐しています。同地点には源橋の橋名を表した看板や富士急行の源橋バス停が立っているので注意していけば直ぐに分かると思います。注)国道139号からの距離は継ぎ足し計測なので若干の誤差があるかもしれません。
なお逆に道志村側から行く場合は、県道24号の道坂トンネル(延長476m)を出た場所(写真左)から約5.3キロほど西進すると菅野川となり源橋(写真右)が架かっています。こちら側にも源橋の看板が出ているので分かると思います。 
入り口からの道幅は約1.5車線といったところでしょうか。路面は最初から未舗装路となっており、軽い上り勾配となって約50mほど先(写真左)で左へと弧を描きます。起点から約100mも進むと名無しの橋(写真右)があり渡ります。このとき右手の法面上には何軒かの家屋が建ち並びますが、同一帯を過ぎると家屋もなくなります。
名無しの橋を過ぎた後の道は概ね東へと進みます。ほぼ県道24号の南側を平行に走っており、横には田圃や畑(写真左)といった長閑な景色が広がっています。また背後は矢花山880mや天台山1198.8mといった山々で、左手は二十六夜山1297.3mのようです。その先は松山1383mや今倉山1470.3mの稜線へと続き、その山腹には県道24号が遥か上方(写真右)を縫っています。
林道の起点から約300m地点(写真左)まで進んでいくと看板が立っており、「林道にゴミを捨てないように」「夜間通行禁止」という2つの注意書きが出ています。この看板の先は右カーブとなっており、ここから先は南へと進んで暫くは県道24号から離れます。またこの看板を過ぎると勾配はやや大きくなっていき、周囲も樹林帯の覆った道(写真中央と写真右)へと変わります。
l林道の起点から約1.1キロ地点(写真左)まで進むと右手に空き地(写真右)があります。この空き地は上下2段になっており、下段は5m四方程度でやや狭いですが上段は10m四方の広さとなっています。近くに川はありませんがテント泊などでは使えるかもしれません。
県道24号からここまでずっと上ってきた道ですが、約1.2キロ地点(写真左)まで進むと平坦となります。そして約1.3キロ地点からは下りへ坂へと変わり、約1.4キロ地点(写真右)では沢を大きく廻り込んでいきます。沢には細い川が流れており、道したの排水路を通って右から左へと下っています。
なお沢を廻っていく途中では約1.5車線弱の道(写真左)が右へと分岐しています。この分岐道は途中からやや急勾配なガレ道となって約200mほど続きますが、最後は沢を下る細い川へと出て終わります。
沢を廻り込んだあとは緩い上り坂となっていますが、次の右カーブからは再び下ります。約1.5キロ地点(写真左)では約200mほどの直線路となっており、正面の松山方向に延びる県道24号を仰ぎ見ながら進みます。このあと短いアップダウンがありますが、約2.0キロ地点(写真右)では山の裏へと廻ってハッキリとした下り坂へと変わります。
林道の起点から約2.2キロ地点(写真左)まで進むと左側に小さなスペースがあります。ここまで来ると再び県道24号に近づいており、左手の薄い樹林層(写真中央)の先には菅野川に沿った県道24号がチラチラと見え隠れしています。エンジンを停めると県道24号を行き交う車の音も聞こえるほどで、距離的にも100mから200mくらいしか離れていないのではないでしょうか。約2.3キロ地点(写真右)では名無しの橋を渡ります。
名無しの橋を渡ると約50mほど先で分岐路(写真上左と写真上右)が現れます。写真では十字路に見えるかもしれませんが実際には二又路となっており、本線は真っ直ぐに進みますが左へ曲がると約50mほど先で「すげのレジャーセンター(写真下)」へと行き着きます。小ぢんまりとしたレジャーセンターですが敷地内には池があり釣りやバーベキューが出来るそうです。また、その左横を抜けていくと約100mほどで県道24号へと至ります。
すげのレジャーセンターを左に見ながら進んでいくと、約2.5キロ地点(写真左)で日影橋が現れます。一帯は豆砂山沢となっており、日影橋の直ぐ下には幅5mほどの川が右から左へと流れ下っています。日影橋を渡って更に約2.6キロ地点(写真右)まで進むとT字路へと突き当たります。本線は左へと曲がっていきますが、右へ曲がると樹林帯の道となり約100mほどで建設会社の資材置き場のような場所で行き止まります。犬が鎖で繋がれており人が居る気配があるので行かない方が無難かと思います。
約2.6キロ地点のT字路を左折すると、その約50mほど先で菅野川の川渡りとなります。ただ川渡りといっても川幅は3m程度で深さも5センチほど。渡るのに支障となるようなことはありません。とはいえ道は完全に川の中へと続いています。雨の直後などでは深くなっている可能性もあるので注意して進みましょう。なおここまで来ると正面には県道24号が目の前にあり栩苗代線も終わったも同然です。
最後は川を渡った場所から左へと弧を描いていくと、約30mほどで県道24号へと突き当たります。県道24号に出る場所は入った源橋から約1.4キロほど東寄り。逆算すると、道坂トンネル側からでは約3.9キロほど西へ下った場所が同地点ということになるようです。

総評
道幅は最初から最後まで約1.5車線の道が続きます。やや勾配が大きくなる場所もありますが、路面は概ねフラットなので一般的な4輪セダン型でも走れると思います。ただ樹林帯の道が続くことや周囲との標高差が少ないこともあり景色的にはやや単調です。また県道24号の南をほぼ平行に走って同じ県道24号へ出るので面白みという点ではやや劣るかもしれません。
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