トップへ戻る 林道まっぷ 簡易閲覧 4群選択 マップ選択 近接隣接 評価について
374 林道菅野線 都留市の県道24号沿いにある三輪神社前から入り御正体山登山道へと続く林道
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約1.5km ダート:約700m 舗装路面:− 眺望:D 爽快感:D E 138.554 N_35.311
幅員:約3.6m 通行期間不明/ゲートなし 未舗装面:C 雄大:D 閉塞感:1 2005年04月28日 晴

甲府市側から菅野線へ行くには国道139号を南進して都留市上谷地区で県道24号へと左折(写真左)します。県道24号へ左折してそのまま約4.6キロほど東進していくと、道の左側に「御正体山(みしょうたいやま)登山道入口」という看板(写真右)が建っており、その約10mほど先に右へと折り返す分岐道があるので右折します。なお同地点には県道24号を挟んだ反対側に三輪神社の鳥居が立っているのでこれを指標にしてもいいかもしれません。注)国道139号からの距離は継ぎ足し計測なので若干の誤差が出るかもしれません。
また逆の道志村側から行く場合は県道24号の道坂トンネル(延長476m/写真左)を出て約5.5キロほど西進した場所が同地点となっています。分岐路はその手前10mほどの場所で左手に延びていますので左折します。
入り口には水飲み場(写真左)があり、その奥には都留市で設置した「御正体山登山道案内図」の看板が立っています。道幅は約1.5車線といったところでしょうか。県道沿いの鳥居から続く階段が約10mほど先で左にも上っており、道は三輪神社の参道をクロスする形で西の方向へと延びています。暫くは県道24号を右手に見ながら進んでいきますが、約100mも進むと左カーブ(写真右)となって徐々に見えなくなっていきます。
入り口から約200mほど進むと樹林帯の道(写真左)となり、このころから景色らしい景色は殆どなくなります。約500m地点(写真右)では左手下方に何軒かの家屋が樹木を通してチラチラと見え隠れしています。実はこの東側には県道24号から同集落へと上っている道があり、この先の菅野線と繋がっています(後述)。
入り口から約650m地点(写真左)まで進むと左カーブの右側に小さなスペースがあり、その先に「←御正体山登山道」という看板が立っています。そしてそのカーブを曲がり切った約700m地点(写真右)まで進むと左へと分岐する道があり、その傍らに半ば朽ちかけた「基幹林道菅野線起点」と表記された林道の杭が立っています。この左へと分岐する道が先ほどの集落を抜けていく道で、そのまま下っていくと県道24号へと至ります(出る場所は入った三輪神社の50mほど東側)。※林道の杭は同地点に立っていますが、当HPでは地図や案内板を元に三輪神社からを林道菅野線としています。
林道の杭から先は右へと曲がっていき、カーブを曲がり切ると直ぐに仏ヶ沢に架かる西典橋(写真左)となります。西典橋から先は未舗装路となっていますが、道幅1.5車線弱の余り段差のない路面なので4輪のセダン型でも問題ないと思います。橋を渡って50mほど進むと大信建設(株)の残土捨て場(写真右)となり、道はその手前で右へと曲がります。
右へ曲がると何軒かの家屋(写真左)が道の左右に建ち並びます。人家にはやや興醒めしてしまいますが、約50mも進んで左折すると鬱蒼としたスギ林の道(写真右)となり林道っぽい道に変わります。
このスギ林は伐採しながら山造りをするという半伐施業モデル林となっており、周囲一帯には599本のスギが造林されているそうです。右手には仏ヶ沢が沿っており、そのまま沢に沿って約1.0キロ地点(写真右)まで進むとT字路が現れます。この分岐路は右が本線となっており、左へ進むと約70mほど先で行き止まります。
分岐路を右へ曲がって約50mほど進むと再び大信建設(株)の残土捨て場(写真左)となり、道はその手前で残土捨て場を避けるかのように左へと曲がっていきます。三輪神社から約1.1キロ地点(写真中央)まで進むと「水場、おいしい草清水です」と書かれた小さな立て札が現れます。当日は確認できませんでしたが、どうやら近くに清水の湧き出る水飲み場があるようです。同地点でも右手には仏ヶ沢が沿っていますが、約1.2キロ地点(写真右)の左カーブを過ぎるといったん沢から離れます。
約1.2キロ地点の左カーブを曲がるとZ字型の折り返し道となり、約1.4キロ地点(写真左)では下方にいま通ってきた道を見ながら進みます。三輪神社から約1.5キロ地点(写真右)まで進むと「中河原橋」が現れますが、ここまで来ると終点は目前です。
最終的には中河原橋の約30mほど先で道が途切れて終わります(写真左と写真右)。右手の数mほど下には仏ヶ沢が下っており、正面には左へと曲がりながら上っていく御正体山登山道が延びています(ここには「←御正体山登山道」という立て札が立っています)。鬱蒼とした樹林帯のため終点での景色は特になにもなく、ただ単に山の途中で終わります。なお立て札にある御正体山(1681.6m)は山梨100名山や日本200名山にも選ばれている道志山塊の最高峰ですが、残念ながら山頂からの展望はないそうです。

総評
道幅は概ね1.5車線弱の道が続き、未舗装路もフラットなので4輪のセダン型でも問題になるようなことはないと思います。ただ沢沿いの道や樹林帯の道が最後まで続くので景色的に優れず、延長も約1.5キロと短いので走っても面白いというような道ではありません。
トップへ戻る 林道まっぷ 簡易閲覧 4群選択 マップ選択 近接隣接 評価について