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398 市営林道深草線 甲府市上積翆寺町から要害山の東へと延びるピストン林道
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約1.1km 未舗装区間:約600m 舗装路面:C 眺望:D 爽快感:D E 138.354 N 35.416
幅員:3..0-4.0m 通年通行可能 未舗装面:C 雄大:D 閉塞感:0 2006年04月28日 晴

林道深草線は甲府駅から直線で約4キロほど北側にある上積翠寺町(かみせきすいじまち)から、要害山787mの東側へと延びる市営林道です。深草線へ行くには、まず県道31号を使って甲府駅から武田神社方向へと北進していきます。約2キロほど走ると武田神社の正門へと行き着き、更に太良峠方向へ約2.3キロほど北進していくと上積翠寺町で旧道と新道の分岐点(写真上)が現れます。以前までの県道31号は右側の旧道から太良峠へと上っていきましたが、2002年ころに新しい道が出来たため現在は左側の新道を使って上っていくのが一般的となっています。2つの道は要害温泉の200mほど南側で合流していますが、深草線へ行くには右側の旧道へと進みます。
分岐点を右の旧道へ入って約300mほど進むと右側に「積翠寺」バス停(写真左)が立っており、その約20mほど先に鍛冶屋橋が架かっているので右へと曲がって橋を渡ります。ちなみに橋の左側には自販機があります。以前ここは大川屋という商店でしたが今は廃業して普通の家屋となっています。なおバスはこの「積翠寺」バス停が終点で、要害温泉(徒歩だと6、7分)や要害山へバスで来た場合ここから徒歩で向かうことになります。さて鍛冶屋橋を渡ると直ぐにT字路(写真右)となりますがここは左へと曲がります。
T字路を左へ曲がると正面に要害山を見据えながら北へと向かいます。道幅は約1.5車線弱といったところでしょうか。周囲に家屋の建つ生活道路ですが、狭い道なので4輪では少々気を遣います。T字路を曲がって約300mほど進むとY字路(写真左)となり、ここを右に曲がると後は道なりに進むだけです。Y字路を右に曲がっていくと約100mで日吉神社(写真右)の横を過ぎていきます。古来は要害城や熊城を警護していた武士が住まいを設けていた場所だそうで、古くには一帯を根古屋(寝小屋)と呼んでいたそうです。
日吉神社から約300mほど進むとトイレが設置されている広場(写真左と写真右)があります。同地点は武田神社から北東方向へ直線距離で約2.2キロ。周辺は武田の杜となっており、幾つもの遊歩道が延びています。同地点の右側には東沢川が沿っており、橋を渡って遊歩道を進むと旧林業事務所(現在の山梨県埋蔵文化財センター分室)や武田神社へと抜けていくことができるようです。
トイレの場所から約100mほど進むと(県道31号の分岐点からだと約1.1キロ)、右手の東沢川に「深草1号橋(写真左)」が架かっています。その手前には林道の杭(写真右)が立っており、深草線へは同地点を右折して深草1号橋へと進みます。ちなみに直進していく道は暫く1車線強の車道が続いたあと「一般車輌進入禁止」の看板が立つ遊歩道へと続いています。
深草1号橋を渡りきると直ぐに右へと折り返すようにして南西へと向かいますが、約50mも進むと左カーブ(写真左)で再び切り返します。山と山の狭間なので眺望するような景色はありません。林道の杭から約150mほど進むと(写真右)左手に林道の起点となる深草1号橋を見下ろしながら北東方向へと向かいます。
林道の杭から約200mほど進むと左手に並行して走る道(写真左)が見えると思います。これが起点で深草1号橋へと曲がらず直線的に進んでいった道で、このあと直ぐに遊歩道となっていきます。約300m地点では山止めダム(写真右)の手前で左へと曲がっていきます。このダムは4、5年ほど前にできたダムで、その当時はここから先は草に覆われた道でしたが今では綺麗に整備されました(その当時は途中で終わっていた?のかも)。
林道の杭から約500m地点(写真左)まで進むと舗装が切れて未舗装路へと変わります。同地点の標高は650m前後といったところでしょうか。眺望するような景色は特になく、左手となる谷側には東沢川が約20mほど下を流れ下っています。
舗装化でも予定されているのでしょうか。道幅は約1車線強から約1.5車線弱と狭いものの、林道の杭から約800m地点(写真上左)まで進むとローラーをかけられた綺麗な路面へと変わります。更に50mほど進んでいくと2連続の切り返し道(写真下)となり、切り返し終わると樹林帯の中を抜けて東へと向かいます。
切り返し道を上りきると終点は目前です。林道の杭から約1.0キロ地点(写真左)で前方に終点が見え始め、約1.1キロ地点(写真右)でちょっとした空き地に出て終わります。
空き地といっても道幅が10m幅くらいに広くなっているだけですが、数台の車なら駐車させることも可能です。なお林道の終点からは東沢川に名無し橋がに架かっており、橋を渡って行くと遊歩道へと続きます。遊歩道を左へ進むと林道の起点(深草1号橋)へと戻り、右へ曲がると深草観音(同地点から約500m)やその先の岩堂峠、兜山(同地点から約3.5キロ)方面へと続きます。なお橋の先には案内板が立っていますが、ここに表記されている岩堂峠は国土地理院の地図に表記されている位置とは微妙に違います。どちらが正しいのかハッキリしたことは分かりませんが、おそらく同案内板に表記されている岩堂峠の位置が正しいのでは?と思われます。ん〜、しかし深草観音は小学校の遠足で行ったはずだけど全く覚えていないなぁ。

総評
道幅は概ね約1.5車線弱ですが、場所によっては車同士だと擦れ違いに難儀しそうな場所もあります。路面に大きな段差等はないので一般的なセダン型でも走れますが、延長が短く景色も冴えないので走っても面白くはないと思います。ただ遊歩道と繋がっているので深草観音や岩堂峠、更には兜山方面へ行く際には便利かもしれません。
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