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399 菖蒲沢林道　双葉町菖蒲沢地区から北東へと延びる林道
評価や閉塞感は季節によって異なります（Ａ＝良い/Ｅ＝悪い/平均はＣ）。閉塞感は０から１０で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長：約1.8km+300m 未舗装区間：0m 舗装路面：Ｃ 眺望：Ｄ− 爽快感：Ｄ E 138.294　N 35.425
幅員：約4.0m 通年通行可能 未舗装面：− 雄大：Ｄ− 閉塞感：０ 2006年04月28日　晴
菖蒲沢林道は北巨摩郡の双葉町菖蒲沢地区（現在は甲斐市菖蒲沢）から甲斐芙蓉カントリークラブへと延びる林道です。甲府市方面から菖蒲沢林道へ行くには、県道６１６号を西進して双葉町菖蒲沢地区（写真上）へと進みます。菖蒲沢地区まで進むと「菖蒲沢山荘/甲斐」という看板や「菖蒲沢入口」という案内板（写真上四角枠内）の立つ分岐路が右手に延びているので同分岐点を右へと進みます。なおこの県道６１６号というのは双葉町の県道６号から分岐して韮崎市穂坂町まで続きますが、夏場には田圃の緑が道の両側に広がる気持ちの良い道です。県道６号からは「双葉東小学校」や「サントリー登美の丘ワイナリー（途中まで）」へと向かう際に使う道なので通られている方も多いのではないでしょうか。県道６号と県道６１６号の分岐点はこちらでどうぞ。
県道６１６号の分岐点（写真左）を右へと入って道なりに約５００ｍほど進んでいくと、小さな橋を渡った先でＴ字路（写真中央）へと突き当たります。正面のブロック塀には県道６１６号の分岐点にもあった「菖蒲沢山荘/甲斐」という看板（写真右）が掛かっており、同地点の分岐路は看板の矢印方向となる右へと進みます。ちなみにこの「菖蒲沢山荘/甲斐」というのは菖蒲沢の高台にある手打ちの蕎麦処ということうで、テラスからは富士山などを望みながらのバーベキューもできるそうです。
Ｔ字路を右へ曲がると直ぐに法泉寺の横を過ぎていきます。暫くは周辺に民家の建ち並ぶ２車線弱の道（写真左）が続きますが、やがて家屋が途切れ樹林帯と沢に沿った道（写真右）へと変わります。
そして県道６１８号を分岐して約１．３キロ地点（写真左）まで進むと菖蒲沢林道の起点へと至ります。同地点の左側には御影石で出来た立派な「菖蒲沢林道の碑（写真右）」が建っており、沢を挟んだ右側はちょっとした広場になっています。
道幅は約１．５車線ほどで、標高的には４５０ｍ前後といったところでしょうか。道の右側には殆ど水のない川が流れ下っており、左右とも樹林帯に沿った道となっているため眺望らしきものはなにもありません。
林道の石碑から約６００ｍ地点、約７００ｍ地点、約８００ｍ地点、約８５０ｍ地点（写真上）で立て続けに名無し橋を渡っていきます。ただ橋といってもいずれの長さも１０ｍ程度。うっかりしていると見逃してしまうような小さな橋です。
林道の石碑から約１．２キロ地点（写真左）まで進むと勾配が僅かに大きくなり、約１．５キロ地点（写真右）からは左手に小高い山の稜線が迫ります。が、相変わらず景色的な変化は殆どありません。単調な樹林帯の中を淡々と進みます。
林道の石碑から約１．８キロ地点（写真左）まで進むと左手に分岐路が現れます。本線は真っ直ぐに進みますが、分岐路は折り返すようにして南西へ向かっており、ここを上っていくと甲斐芙蓉カントリークラブへと抜けられます（後述）。
最終的には分岐路の約３０ｍほど先で道が途切れて終わります（写真左）。終点の先には川幅１ｍほどの小川が左から右へと流れ下っており、その対岸には登山道のような細い道（写真右）が続いていますが車輌で入るような道ではありません。なおこの終点には転回場所がありません。４輪では先の分岐点までバックで引き返すことになります。
分岐路から甲斐芙蓉カントリークラブへと上る道
さてここからは分岐道を上ってみることにします。分岐する地点での道幅は約１車線強から約１．５車線弱とやや狭さを感じます。夏場は道幅いっぱいに草が生い茂っており、２輪でも草を掻き分けながらの走行となるので４輪では入れるかどうか分かりません。ただこの狭い箇所はそれほど長くは続きません。分岐点から約２００ｍも進むと北へと進路を切り替え、道幅も約１．５車線ほどに広がります。
分岐点から約２５０ｍほど進むと上方に甲斐芙蓉カントリークラブのプレハブ小屋（写真上左）が見え始め、最終的には約３００ｍ地点でＴ字路（写真下）へ出て終わります。このＴ字路を右に曲がると約１０ｍほどで甲斐芙蓉カントリークラブ（写真上右）。左へ曲がると約３．２キロで県道６１６号へと至ります。
県道６１６号へ出て右折すると韮崎市方面。左折すると甲府市方面。甲府市方面へ左折していくと、約９００ｍで元の場所である「菖蒲沢入口（写真右）」へと戻ります。逆側から入る場合は県道６１６号に甲斐芙蓉カントリークラブの看板が出ているのでこれを指標にするといいかもしれません。
総評
沢沿いに山の狭間を縫っていくため眺望するような景色はありません。距離的にも短く、これといった特色もないので走って面白いというような林道ではありません。
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