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050 五開茂倉林道 2002年度版 鰍沢町十谷地区と早川町茂倉地区を結ぶ林道。
評価や閉塞感は季節によって異なってきます(A=良い/E=悪い)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。 |
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2005年度版はこちらからどうぞ。 | ||||||||||||||
甲府側から行って五開茂倉林道へ入るには国道52号を南進していき「十谷入口」の交差点を右折する(写真左)。信号機の横に看板(写真中央)があるので注意していけば分かるはずだ(入り口にガソリンスタンドあり)。「十谷入口」交差点を右折すると県道407号となり、道なりに約6.5キロ先の終点まで進んでいく。林道の杭は県道407号の最終地点に立っている(写真右)。 | ||||||||||||||
起点杭から先も舗装路になっているが道幅は約1.5車線と狭くなる。標高を上げていくと次第に十谷地区の家並みが広がっていく(写真右)。十谷は温泉街のため車両の往来がかなりある。特に休日などは対向車が頻繁に走って来る。 | ||||||||||||||
林道の杭から約1.1キロほど走ると「十谷荘(写真左)」があり、その先にもう1件「源氏荘」という温泉宿がある。湯治客の車はその辺りまで入り込んでくるので注意しよう。ダートは「源氏荘」を過ぎた約1.4キロ地点から始まる。この辺りでの眺望は山に囲まれているため余りない。暫くは狭窄された山腹を進んでいく。 | ||||||||||||||
路面は段差が少なく走りやすい。左側は大柳川渓谷となっており非常に爽快だ。ただ場所によってはガードレールのない約1車線強の狭い道があり、景色に気を取られて転落などしないよう注意されたい。 | ||||||||||||||
林道の杭から約3.5キロ地点まで進むと「銚子口二段の滝」がある(写真左)。そこから先は暫く川沿いの道が続き、約4キロ地点まで進むと三叉路が現れる。この三叉路は唯一道を間違いやすい場所で、真っ直ぐ行く道にも左への道にも方面を示すような看板はない。ここはUターンするように左の道へと曲がっていく。 | ||||||||||||||
左へと曲がった道はやや勾配の大きい上り坂となる(写真左)。道幅も約1車線強と狭くガードレールもない。眼下には大柳川や、いま走ってきた道が見てとれる(写真中央)。勾配の大な坂だが長くは続かない。約300mも走るとフラットとなり、約4.7キロ地点では舗装化の工事が始まっていた(写真右)。 | ||||||||||||||
約5.1キロ地点では微かに富士山(写真左)を望める。それほど雄大というほどではないが、連なる山に浮かぶ富士山は美しい。なお同地点から舗装路へと変わり、約5.3キロ地点では「十谷隧道」を通過する(写真右)。 | ||||||||||||||
「十谷隧道」を過ぎてからの景色は雄大だ。四方を山に囲まれているので何かを遠望するような景色はないが、山そのものの大きさを実感させられる。約6.4キロ地点では遙か眼下に走ってきた道を見てとれる(写真右)。 | ||||||||||||||
ひとつひとつは書いていかないが約6.5キロ地点から先の景色は非常に素晴らしい。富士山や鰍沢、六郷、甲府盆地、更にその先には東の県境の峰々まで一望できて圧巻だ。 | ||||||||||||||
素晴らしい景色は約4キロの区間に渡って続く。その後もスカイライン的要素の道を上っていき、約13.3キロ地点で鰍沢町と早川町の境界である「十石峠(写真中央)」に達してゲートが現れる。これで山の裏側へ出たことになり、ここからは南アルプスの雄大な景色を見ながら下っていく。なお舗装路は此処までで「十石峠」から先はダート路へと変わる。 | ||||||||||||||
ダートの道幅は約1.5車線弱。場所によっては深いクレパスが走っている。2輪では問題ないが、4輪では走りにくさを感じるかもしれない。勾配はやや大きめである。 | ||||||||||||||
十石峠からのダートは約3.8キロほど続き、林道に入ってからだと約17.1キロ地点まで続く。その後は約19.4キロ地点でゲートが現れ(写真中央)、ゲートを100mほど下っていくと早川町茂倉地区の民家が現れる(写真右)。 | ||||||||||||||
その先は「町道、茂倉線」を下り、約4.6キロ先で「早川町三里郵便局(写真右)」のT字路に突き当たる。同地点を左に300mほど進んでいくと県道37号(南アルプス街道)へと抜けられる。県道37号に出る場所は小之島トンネルの南約1キロの地点であり、国道52号へ出るには更に長い距離を走ることになる。 | ||||||||||||||
総評 |
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十谷の温泉街があるため途中までは車の通行量が多い。そこを過ぎれば減るが、それでも普通の林道に比べると多めである。道が狭くブラインドコーナーやガードレールのない場所が数多くあるので気を付けたい。景色は非常に素晴らしく、滝あり、渓谷あり、遠望あり、南アルプスありと豪華である。行っても損はしないはずである。 | ||||||||||||||
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