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084 日川林道 焼山沢真木林道から分岐し上日川ダムへと至る林道。
評価や閉塞感は季節によって異なってきます(A=良い/E=悪い)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:6464m ダート:約5.4Km 舗装路面:A 眺望:B− 爽快感:A E 138.504 N 35.410
幅員:4.0m 12/10-4/25 不可 未舗装面:B− 雄大:B+ 閉塞感:0 2002年08月17日 晴/雲

今回は焼山沢真木林道から上日川ダムへと下ってみた。ここまでの道のりを少し書いておくと、国道20号を東進していくと甲斐大和駅があり、その少し先に「景徳院入口」という交差点があるので左折する。国道20号を左折して約5キロほど進むと焼山沢真木林道とのY字路になるので右へと入る。更にそこから約9.2キロ走った地点が日川林道の入り口となる(写真左)。詳しくは焼山沢真木林道と嵯峨塩裂石林道のページを参照して欲しい。
入り口付近の道幅は約1.5車線強。路面は固い土の上に薄く砂利が敷いてある。奥に進むにつれて徐々に砂利の厚さが深くなるが走る分には問題ない。標高の高い林道としては珍しいほど周囲が開けており非常に爽快だ。
前半は黒岳(1987m)の西斜面を北へと緩やかに下っていく。樹木が遮るため眺望は余りないが、道幅が広いので閉塞感もなく軽快に下っていく。ただ場所によっては流水によるクレパスが待ち受けている。約1.2キロほど下った地点には大きな割れ目がパックリと口を開けており、深いクレパスには鉄板が幾重にも渡されていた。恐らく4輪が通る際に敷いたものと思われるがその苦労の跡が窺える。2輪では問題ないが4輪では注意した方が良さそうだ。
約1.3キロほど進むと遙か遠方に上日川ダムの堰堤を見てとれる(写真左)。ダムの堰堤は南側に面しているので方角としては南東から北西方向を望んでいることになる。林道はその上日川ダムへと下っていく。
クレパスさえ気を付ければ高原道路のような爽快感を味わえる。道幅は全線に渡って広く、将来的には舗装化を予定しているのか法面は緑で綺麗に整備されていた。
ダート路は約5.4キロほど下って舗装路へと変わる。道幅は約1.5車線とダート路とさほど変わらない。新しいアスファルト路にはまだ黒さが残っており、その先には大菩薩嶺の峰々が雄大に広がっている。
約6キロ地点まで下っていくと嵯峨塩裂石林道が見え始め(写真左)、最後は上日川ダムを見下ろすダム西岸へと抜けていく。なお同地点を左に曲がると約15.7キロほど先で国道20号となり、右に曲がると大菩薩峠入り口の横を通って塩山市へと抜けられる。

総評
道が広く周囲が開けているので非常に開放的な林道だ。途中には白樺林などもあり高原地帯を走っているようで気持ちいい。ただ当日は甲府盆地で35度の気温だったが日川林道では少し肌寒さを感じた。標高が高いので上着は持っていった方がいいだろう。ややガレた場所もあるが、ゆっくり走ればオンロードでも転倒するようなことはないだろう。行ってみて損のない林道だ。
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