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085 焼山沢真木(西)林道 県道215号から分岐し湯の沢峠へと向かう林道。
評価や閉塞感は季節によって異なってきます(A=良い/E=悪い)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。 |
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焼山沢真木林道へは大和村まで行き国道20号の「景徳院入口」交差点を左折する。同地点には信号機の上に表示板があるので注意していけば直ぐに分かるはずだ(写真左)。左折すると県道215号となり、そのまま約5キロほど道なりに進むと道路上に方面看板(写真中央)がかかっている。方面看板には「←大月・嵯峨塩」「焼山、湯の沢峠→」と書いてあり、約100mほど先にあるY字路(写真右)を「焼山・湯の沢」方向の右へと入っていく。 | ||||||||||||||
焼山沢真木林道の杭(写真左)は右の道に入って直ぐの場所に立っている。その林道の杭から約700mほど走ると龍王宮神社となり(写真中央)、ゲートはそこから約1.4キロほど走った場所に設置されている(写真右)。ちなみにここまでは通年走行可能だが、ここから先が冬季閉鎖の対象となっている。 | ||||||||||||||
ダート路は林道の杭から約3.7キロ地点で始まる。ただこのダート路は約200メートルで再び舗装路へと変わる。眺望は山あいの道なので余りなく、多少谷側が開けても近隣の山を望む程度で単調だ。※2003年05月に行ったところ写真左のダートは舗装化されていました。 | ||||||||||||||
約4.4キロ地点には周辺の地図が書かれた看板が立っている(写真左)。細かく書いてある地図なので、現在位置の確認には便利だろう。林道の杭から約5キロほど走ると綺麗なアスファルトへと変わる。この頃には標高もだいぶ高くなっており周囲も開けた景色となってくる。 | ||||||||||||||
約6キロ地点まで進むと本格的なダートが始まる。しかし入り口に舗装工事の看板がかかっており、いつまでこのダート路が存在するかは分からない。他の林道と同じく、焼山沢真木林道にも舗装化の波が確実に押し寄せている。 | ||||||||||||||
約6.3キロ地点には不明林道(写真左)があり左へと下っている。ただゲートが閉まっているため何処に繋がっているかは分からない。また同地点には四阿が立っているが、これも何のために建てられているのか分からない。近くに観光場所でもあるのだろうか。さて本線のダート路だが、工事車両が通るためか湿り気のある土の路面は非常にフラットになっている。道幅は約1.5車線ほどあり4輪同士の擦れ違いでも問題ない。場所によっては頭上まで木が覆うが、谷側の樹林帯が薄いので薄暗さは殆ど感じないだろう。 | ||||||||||||||
進行方向には黒岳(1987.5m)や大蔵高丸(1781m)といった標高の高い山が並んでいる。実は、当日の甲府盆地の気温は35度という熱暑だった。しかし焼山沢真木林道に於いては少し肌寒ささえ感じ、改めて標高の高さを実感させられた。進行方向には山を越えていく雲が急速に流れ去っていた。このまま進めば突入することは必至で、この先での濃霧が予想された。 | ||||||||||||||
約9.5キロ地点からは約200mに渡って真っ直ぐな道が続いている(写真左)。道幅は約6mから7mくらいあり、周囲は奇異なほど広く開けている。これほど標高の高い場所でこれだけ開けているのは珍しい。なお同直線路の最後はY字型の分岐路(写真中央)になっており、分岐路を左へ曲がると日川林道となり上日川ダムへと下っていく(分岐点には日川林道のゲートや杭が立っています)。 | ||||||||||||||
日川林道との分岐点を過ぎると路面は若干荒れてくる。といっても小さなクレパスが走っている程度で走行に支障するようなことはない。また道幅も約1.5車線弱と若干狭くなるが、待避場所は幾らでもあり4輪でも心配ないだろう。 | ||||||||||||||
ラスト約1キロというところで予想していた雲の中に突入してしまった。酷い濃霧では困るが、多少の霧では2輪なら困らない。むしろ目の前を雲が急速に流れていく様は見ていて爽快で得した気分だった。一時的に視界が数10mまで落ちたが走行に問題となることは全くなかった。 | ||||||||||||||
焼山沢真木林道の最後はちょっとした駐車場になっており、焼山沢真木林道の終点杭が立っている。空き地の先には湯の沢峠への道(写真右)が続いており、その先には黒岳や大蔵高丸山への登山道が続いている。湯の沢峠までは50mほどで景色がいいらしい。が、寒くて早々に引き上げた。 | ||||||||||||||
総評 |
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焼山沢真木林道を入って暫くは普通の山道だ。林道と感じるのはダート路になってからだろう。前半は近隣の山を望むだけの単調な景色だが後半からは眺望も広がる。4輪のセダン型でも充分に可能な林道だ。ピストン林道ではあるが日川林道へと抜ければ嵯峨塩裂石林道へと抜けられる。 2003年05月に友人達と大蔵高丸山に行く機会があり、写真左はその時に写した湯の沢峠の写真。写真の奧側が黒岳へと続く登山道で手前側が大蔵高丸山側。最後の駐車場から湯の沢峠までは約30秒ほどで到着。大蔵高丸山までの途中では、湯の沢峠のすぐ近くまで真木小金沢線から分岐する焼山沢真木(東)線が迫っているのが見える(ただし繋がってはいない)。 |
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