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108 大垈林道 南部町、釜の口から山奥へと延びる短いピストン林道。
評価や閉塞感は季節によって大きく異なってきます(A=良い/E=悪い)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:1760m+約2km ダート:約700m 舗装路面:C 眺望:D+ 爽快感:C− E_138.252 N_35.164
幅員:3.6m 通行期間不明 未舗装面:C− 雄大:C− 閉塞感:5 2002年09月11日 雨/雲

大垈林道の起点は剣抜大洞林道の起点と接している。県道809号を西進していくとY字路(写真左)があり、右へ進むと剣抜大洞林道となるので左へと進んでいく。林道の杭(写真中央)は入る地点の左側に立っている。なお、ここまでの道筋は剣抜大洞林道のページで紹介しているので参照して欲しい。
入り口からの道幅は約1.5車線。暫くは平凡な舗装路が続いている。左側には戸栗川の源流である保川が流れており、約300メートルほど進むと鍋島橋(写真中央)が架かっている。ここまで平坦だった道も橋を渡ると上り坂となっており、その先は保川から離れ南保川に沿った道となる。暫く進むと南保川に架かる吊り橋(写真右)が眼下に見えてくる。
勾配のある坂を上っていくとやがて民家が現れる。道は民家の横を縫っており、そこから先は勾配の大きい道となる。道幅は約1車線と狭く4輪同士での擦れ違いは不可能だ。
民家が見えなくなると本格的な山道となる。道幅は約1車線強。勾配の大きな坂が暫く続いていく。約1.3キロほど進むとダート路となり、その200m先には陥没した道を補修した場所がある。2輪では問題ないが4輪では道幅が狭いので気を付けよう。
ダートの路面は土で走りやすい。当日は雨模様だったが滑るようなこともなかった。眺望は山間の道なので殆どなく、周囲の景色は近隣の山々を仰ぐ程度と単調だ。変化に乏しい道を約1.7キロ地点まで進むと新大垈橋(写真中央)が見えてくる。橋の直ぐ近くまで切り立った岩壁が迫っており、道はその手前で左へと折れていく。
新大垈橋の辺りが林道の杭に書かれた延長1760m付近だが、実際には更に約300mほど進んだ約2.0キロ地点(写真左の丸印付近)に林道の杭が立っている。ただ終点の先にも道は続いており最後まで行ってみることにした。
林道の杭から約2.6キロほど進むと大垈大橋(写真左)が現れる。大垈大橋を過ぎると道幅は約1車線と狭くなり、上りの勾配も大きくなっていく。約3.2キロ地点からは両側を樹林帯に挟まれた道となり、約3.6キロ地点では三叉路が現れる。この三叉路は右に行くと篠井山登山道となるので道なりに真っ直ぐ進んでいく(写真右)。
篠井山登山道の三叉路を約100メートルほど進むと右側に石段があり、その上には神社?祠?のような建物が建っている(写真左)。最後はそこから約30メートルほどの場所で道が切れて終わっている。最終地点は小さな空き地となっており背の高い樹林帯が周囲を覆っている。振り向くと暗い樹林帯の中に先ほどの建物(写真右)がひっそりと建っているのが見えるだけで、他には特に何もない場所だ。なお同地点は林道の入り口からだと約3.7キロの場所である。

約2キロという短いピストン林道なので単独で行くことはないだろうが、入り口から別れる剣抜大洞林道へ行く際にでも寄ってみるといいだろう。山間の道なので眺望はほとんど無いが、最後まで進むと山の奥深さを感じさせられる。道が狭く勾配もやや大きめだが4輪でも不可能ではないと思われる。
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